FALL
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(★)
「……!! ……」
くちゅっ…くちゅっ…くちゅっ…
指の腹で入口の周りを、円を描くようにまさぐる。
愛液が絡みついて、卑猥な音を立てる。
ぐっ…と、指先をほんのちょっとだけ押し込んだ。
芽衣子ちゃんの中が、指を飲み込んでしまいそうに…ドクン、ドクン、と動いていた。
あたたかくて、やわらかくて、キモチイイ、ここ。
スルッと、中から抜いて上へ滑らせたら、
「やあ…あんっ…!!」
芽衣子ちゃんが、ひときわ大きく喘いだ。
慌てて芽衣子ちゃんが口を手で覆って、思わず俺も、その上から手で覆う。
隣に…聞こえなかったかな?
壁と俺に、順番に視線を送る、芽衣子ちゃん。
乗せてた手をそっと離して、芽衣子ちゃんの頬に当てた。
「…聞こえちゃったかな…?
…芽衣子ちゃんの、カワイイ、声…」
俺のいじわるな質問に、フルフルと首を横に振る。
「…も…出したらダメだよ…?」
芽衣子ちゃんの手をそっと外して、頬を撫でながらキスをした。
そして、さっき、分かっちゃった。
芽衣子ちゃんの、一番感じるトコロ。
トロトロの愛液を秘部から掬って、その少し上にある小さな突起に滑らせる。
「…!! …っぁ…んっ…」
喉の奥で喘ぎ、ビクビクッ、と、芽衣子ちゃんが身体をくねらす。
ちゅ、ちゅ、と芽衣子ちゃんの声が漏れないように、何度も唇をついばんだ。
「…ぁんっ…ぁんっ…
…エッ…チ…
…あいださ…んっ…
…エ…ッチ…」
芽衣子ちゃんのその掠れ声が、そうさせてるの、分かっててやってる…?
「…ん…っ…
…そ…だね…
…君の事になると…
…すげぇ…エッチに…
…なっちゃう、みたい…」
…