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Wに「キスマーク付けて」とお願いしたら
黒曜
「自分から誘うなんざ、いい度胸じゃねぇか」
何の迷いもなく首から肩にかけてのラインをがぶり。キスマークじゃない! あと痛い! と抗議すれば「こっちのほうがいいだろ」なんて勝ち誇った笑みを浮かべる。鏡を見ればがっつり噛み痕が残っていて、まぁこれはこれでいいかと変に納得してしまう。
鷹見
「いいよ。どこがいいかな」
目立たない場所がいいよね、と配慮している体を装いながらも、彼の手はすでに狙いが定まっているかのようにするすると私の脚を撫であげる。ぞくりと何かが這い上がってくる感覚に想像以上の危険を感じるけれど、今さら冗談だなんて言えるはずもない。
「ここ、付けるね」
拒否権を奪われた思考のままこくりと頷けば、内腿のひときわ柔らかい部分に、そっと甘美な唇が押し当てられた。
晶
「そんな可愛いこと言われたら全身に付けちゃうけど、いいの?」
いつもの調子のいい台詞に「いいよ。いっぱい付けて」なんて返したら途端に目が本気になる。その後たっぷり時間をかけて文字通り全身に口付けられたけれど、痕が確認できたのは左の手のひらにうっすらと残る一ヵ所だけだった。
シン
「明日も仕事だと聞いているが……寝る時間がなくなっても構わないということか?」
就寝前に冗談半分で言ってみたら、予想に反し挑発的な笑みを向けられる。てっきり呆れ顔で早く寝ろと言われると思っていたのに、「俺のほうは問題ないが」と距離を詰めてくるから、嘘ですおやすみなさい! と素早くベッドに潜り込んだ。
翌朝、昨晩自分が言ったことも忘れて着替えていると、おへその横に赤い痕を発見。これを付けたであろう人物は、すでに家を出ていてここには居ない。代わりにとても色濃く存在を示しているそれは、肌の上だけでなく、私の心からもしばらく消えそうになかった。
大牙
「……なに言ってんすか」
ゲーム中だった彼は、一瞬だけ指の動きを止めるも真面目に取り合ってはくれない。じゃあ私が付ける、と後ろから無防備な首筋に唇を寄せれば「ちょ、ストップ!」と爆速で動きを封じられた。
「そんなん付けて店行ったら俺恰好の的じゃねーですか! むりむり、ダメ、絶対!!」
面白いくらいの勢いで自分の首を防御するから、つい声をあげて笑ってしまう。すると、恨めしげな視線を感じたのと同時にガッと腕を掴まれ、皮膚の薄い内側を強く吸われた。
「これであんたさんも周りにからかわれる苦しみを……」
そう言いかけてくるりと背を向けてしまった彼の首や耳は、私に付いた印以上に赤く染まっていて。むしろ自慢しますが? と真顔になれば「やめて!?」なんて真っ赤な顔がこちらを向いた。
そんな彼が愛おしすぎるので、やっぱり私からも好きの証 を贈ります。
黒曜
「自分から誘うなんざ、いい度胸じゃねぇか」
何の迷いもなく首から肩にかけてのラインをがぶり。キスマークじゃない! あと痛い! と抗議すれば「こっちのほうがいいだろ」なんて勝ち誇った笑みを浮かべる。鏡を見ればがっつり噛み痕が残っていて、まぁこれはこれでいいかと変に納得してしまう。
鷹見
「いいよ。どこがいいかな」
目立たない場所がいいよね、と配慮している体を装いながらも、彼の手はすでに狙いが定まっているかのようにするすると私の脚を撫であげる。ぞくりと何かが這い上がってくる感覚に想像以上の危険を感じるけれど、今さら冗談だなんて言えるはずもない。
「ここ、付けるね」
拒否権を奪われた思考のままこくりと頷けば、内腿のひときわ柔らかい部分に、そっと甘美な唇が押し当てられた。
晶
「そんな可愛いこと言われたら全身に付けちゃうけど、いいの?」
いつもの調子のいい台詞に「いいよ。いっぱい付けて」なんて返したら途端に目が本気になる。その後たっぷり時間をかけて文字通り全身に口付けられたけれど、痕が確認できたのは左の手のひらにうっすらと残る一ヵ所だけだった。
シン
「明日も仕事だと聞いているが……寝る時間がなくなっても構わないということか?」
就寝前に冗談半分で言ってみたら、予想に反し挑発的な笑みを向けられる。てっきり呆れ顔で早く寝ろと言われると思っていたのに、「俺のほうは問題ないが」と距離を詰めてくるから、嘘ですおやすみなさい! と素早くベッドに潜り込んだ。
翌朝、昨晩自分が言ったことも忘れて着替えていると、おへその横に赤い痕を発見。これを付けたであろう人物は、すでに家を出ていてここには居ない。代わりにとても色濃く存在を示しているそれは、肌の上だけでなく、私の心からもしばらく消えそうになかった。
大牙
「……なに言ってんすか」
ゲーム中だった彼は、一瞬だけ指の動きを止めるも真面目に取り合ってはくれない。じゃあ私が付ける、と後ろから無防備な首筋に唇を寄せれば「ちょ、ストップ!」と爆速で動きを封じられた。
「そんなん付けて店行ったら俺恰好の的じゃねーですか! むりむり、ダメ、絶対!!」
面白いくらいの勢いで自分の首を防御するから、つい声をあげて笑ってしまう。すると、恨めしげな視線を感じたのと同時にガッと腕を掴まれ、皮膚の薄い内側を強く吸われた。
「これであんたさんも周りにからかわれる苦しみを……」
そう言いかけてくるりと背を向けてしまった彼の首や耳は、私に付いた印以上に赤く染まっていて。むしろ自慢しますが? と真顔になれば「やめて!?」なんて真っ赤な顔がこちらを向いた。
そんな彼が愛おしすぎるので、やっぱり私からも好きの
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