甲羅色の紫
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短編小説〔新〕
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『蟹のいる山』ご感想ありがとうございます🗻
2019
06
13
22:13
お読みくださり&ご感想くださりありがとうございます~!
今回の蟹と山の設定はどちらかというとファンタジー寄りで、
・蟹=求めよさればお前の存在を停止せんな不思議存在
・山=求めし者を呼び寄せる異界
的な設定で書いていたのですが、同じ作者が書いているものなので「蟹=他者の象徴」という解釈でも読めると思います。というか、私が意識せずとも無意識下でそのように書いていた可能性が大ですね…
蟹=他者説でいくならば、主人公は他者に自存在の許しを求め、蟹は主人公の存在を許したがそれはそこまで。主人公はどうしても、他者が自分の存在を継続して許し続けてくれるとは思えなかった。だから蟹という作られた他者は主人公に対し「存在の永遠の停止」を交換条件として出した。主人公もそういった対価ありならば自分の存在が許されるであろうと心の奥底で納得した…的な解釈ですかね…
裏設定的には「眠り」は蟹の言う「存在の停止」を言い換えたもので、ラストシーンは主人公が蟹パワーであまりにも長い間存在を停止していたために属していた世界が滅んでしまった、という感じです。
彼はあの後永久に存在を停止し続けます。それは救いになっているのかな…一見するとバッドエンド以外の何者でもないですね…しかし彼個人の認識としては、これまで生きてきた中で一番安らぎを感じているのではないかと思います。
そんな感じです。
ご感想ありがとうございました!≧[゚∇゚]≦ Thank you!
2019/06/13 13:09
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『蟹のいる山』ご感想ありがとうございます🗻2019061322:13
今回の蟹と山の設定はどちらかというとファンタジー寄りで、
・蟹=求めよさればお前の存在を停止せんな不思議存在
・山=求めし者を呼び寄せる異界
的な設定で書いていたのですが、同じ作者が書いているものなので「蟹=他者の象徴」という解釈でも読めると思います。というか、私が意識せずとも無意識下でそのように書いていた可能性が大ですね…
蟹=他者説でいくならば、主人公は他者に自存在の許しを求め、蟹は主人公の存在を許したがそれはそこまで。主人公はどうしても、他者が自分の存在を継続して許し続けてくれるとは思えなかった。だから蟹という作られた他者は主人公に対し「存在の永遠の停止」を交換条件として出した。主人公もそういった対価ありならば自分の存在が許されるであろうと心の奥底で納得した…的な解釈ですかね…
裏設定的には「眠り」は蟹の言う「存在の停止」を言い換えたもので、ラストシーンは主人公が蟹パワーであまりにも長い間存在を停止していたために属していた世界が滅んでしまった、という感じです。
彼はあの後永久に存在を停止し続けます。それは救いになっているのかな…一見するとバッドエンド以外の何者でもないですね…しかし彼個人の認識としては、これまで生きてきた中で一番安らぎを感じているのではないかと思います。
そんな感じです。
ご感想ありがとうございました!≧[゚∇゚]≦ Thank you!
2019/06/13 13:09