甲羅色の紫
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短編小説〔新〕
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『蟹の裁判』ご感想ありがとうございます🦀
2019
06
08
13:45
お読みくださり&ご感想ありがとうございます~!
蟹…蟹ですね。せっかくですし、作品解説をしておきますフフフ
あの蟹は主人公の中の架空の「他者」です。実在する他者ではない、彼の言う「世間」を構成している、「他者」の象徴。それが蟹。
彼が「世間」を過度に恐れているのは作中のとおりです。
山は主人公自身の精神世界ですが、その自分の世界の中でさえも他者に怯え世間を恐れて行動制限がかかっているのが彼の性格といいますかそういった内面を表しておりますね。悲しい存在です。
自分のせいで蟹が逃げて世間から責められるのが怖い。それは責任を取るとか取らされるとかそういった領域の話です。
精神世界の中でありもしない責任を妄想して恐れている…フフフ。病的ですね。彼は崩壊一歩手前です。
「雨」が代わりに責任を取ってくれたことで彼は一旦救われましたが、他者や世間に対する恐れがなくなったわけでは全くないので根本的な解決になっていないのは明白です。彼はいったいどうなってしまうのでしょうね。
明日はあるのか。
そういう話でした。
ちなみにサイト内での系統としては、
ノモトさんは森の中
(世界がループしたりじゃがいもが出てきたり森の中を転がったり謎のマンションとバトったりするシリーズ)のじゃがいも出てくる話(1話目)と似てるかな~と思ったり思わなかったりしています。
そんな感じでございます。
ご感想ありがとうございました(* ´ ▽ ` *)Thank you!
2019/06/08 10:04
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『蟹の裁判』ご感想ありがとうございます🦀2019060813:45
蟹…蟹ですね。せっかくですし、作品解説をしておきますフフフ
あの蟹は主人公の中の架空の「他者」です。実在する他者ではない、彼の言う「世間」を構成している、「他者」の象徴。それが蟹。
彼が「世間」を過度に恐れているのは作中のとおりです。
山は主人公自身の精神世界ですが、その自分の世界の中でさえも他者に怯え世間を恐れて行動制限がかかっているのが彼の性格といいますかそういった内面を表しておりますね。悲しい存在です。
自分のせいで蟹が逃げて世間から責められるのが怖い。それは責任を取るとか取らされるとかそういった領域の話です。
精神世界の中でありもしない責任を妄想して恐れている…フフフ。病的ですね。彼は崩壊一歩手前です。
「雨」が代わりに責任を取ってくれたことで彼は一旦救われましたが、他者や世間に対する恐れがなくなったわけでは全くないので根本的な解決になっていないのは明白です。彼はいったいどうなってしまうのでしょうね。
明日はあるのか。
そういう話でした。
ちなみにサイト内での系統としては、ノモトさんは森の中(世界がループしたりじゃがいもが出てきたり森の中を転がったり謎のマンションとバトったりするシリーズ)のじゃがいも出てくる話(1話目)と似てるかな~と思ったり思わなかったりしています。
そんな感じでございます。
ご感想ありがとうございました(* ´ ▽ ` *)Thank you!
2019/06/08 10:04