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『埋まれればよかった』ご感想ありがとうございます!2019033018:41

 ご感想ありがとうございます(*´▽`*)

 主人公のことを完璧に分析していただいて、もはや私から申し上げられることがないほどです。なんという読解力・分析力。設定を完全に把握されており、驚嘆の限りです。

>こちらの主人公さんが羨むような種類の人々は、実生活に支障がない程度には、現実をポジティブに歪めていられるのでしょう。
>あったらいいな、もしかしたらあるかも知れない、程度に、現実と空想の中間地点を確保できるのでしょう。
 おっしゃる通りです。現実と空想の中間地点を確保できる、ピシッとくるご表現ですね。

>現実は嫌でたまらないが、現実の重力を振り切って空を飛ぶのは、ある意味現実以上に不快なのでしょう。
>「納得いかない」という不快。
>現実か空想か、で、世界をきっちり二分しなければ気が済まないのだとわかります。
 ですです、全く生きにくそうな主人公です。白か黒かで世界を見てしまって灰色が許容できないタイプ。

>あまりに現実的過ぎるがゆえに、「ささやかなロマン」程度の空想も許せなくなった彼が、実はごくありふれた「桜の木の下には死体が埋まっている」の相似形を、自ら作り出していることにも気付かない、というか何の意味も見出せないような精神状態が、とても皮肉ですね。
 (頷く)そこでこう、あ~桜の木の下には本当に死体が埋まっているのだな~とか夢想できたらまだ生きやすかったんでしょうけれど、できませんからね彼は。気の毒なことに…

 救いのなさそうな主人公を作り出す度にどうしてこんなものすごい暗い話にしてしまったんだろうと思うんですけど、でも書いてしまうんですねえ。
 知り合いとかにもよく「湖無カーの書く話って暗くて救いのない話ばっかだな、もっと幸せな話はないのかよォ」(意訳)と言われるのですがしかし! 書いてしまうんですねえ。
 でももし読者さん方がそれでも楽しんでくださっているのなら、私は嬉しいな~と思うのです。
 いつも読んでくださってありがとうございます。

 ご感想ありがとうございました😊✨Thank you!✨

2019/03/29 23:36