短編小説(2庫目)
目次
死人に口なし
(2021/10/27)
『遠いだろ? だからお前には辿りつけないんだ』
「死人」になって社会の表舞台から消えた「俺」の低温純文、1600字。続きを読む
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ネクロマンサーの冷蔵庫
(2021/10/26)
――残念だよ。あれが生きてさえいれば俺はまだ正気でいられたかもしれないのに。
ファンタジック低温純文、2000字。続きを読む
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高くそびえるのは
(2021/10/26)
──世界はもう滅んでいるのだから、世界に復讐することはできない。それならこの塔は誰に復讐したいのか。
復讐の塔を積む勇者の話です。『復讐の塔』と繋がってるようないないような感じです。続きを読む
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魔法男子ツヨサ・チリャク【鏡水たまり氏プロット交換コラボ企画】
(2021/10/23)
『ぴるぴるるんるんぴるるんるん』
「何だよこんな深夜に!」
『この街を脅かす敵が出たぴょん! 出動するぴょん! って魔法男子ツヨサ、その服は何だぴょん!?』
鏡水たまり氏(TwitterID:@n1811th)とのプロット交換企画にて交換したプロットで書いたものです。いただいたプロットはこちら→鏡水たまり氏交換プロット
たまり氏の作品はこちら続きを読む
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復讐の塔
(2021/10/21)
新入りは復讐。黒くてぎらぎら光るもの。
低温純文、500字。続きを読む
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■はどこかへ行ってしまった
(2021/10/20)
「なに、■■を失くした?」
「そうなんです、朝起きたら失くなっていたんです」
「■■を失くす奴なんて人間じゃないね。血も涙もない化け物だよ。帰った帰った。二度と社会の表舞台に出てくるんじゃない」
低温純文、1200字。続きを読む
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勇者はいつまでも
(2021/10/16)
「王も無茶言うよな、辿り着けない魔王城に辿り着いて魔王を倒してまいれ、とか」
物言わぬただの模型の蟹と旅する勇者の低温異世界ファンタジー、1300字。続きを読む
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15日の某
(2021/10/15)
「先生、また寝てるんですか」
「……ああ、某くんですか」
夢を見る。
あの人が生きていた頃の夢。
薄暗い上に救いもない師弟三角関係BL、3200字。続きを読む
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手動鉛筆削り人間
(2021/10/06)
――明日なんて来なければいい。そう思っているのは昔も今も同じ。
低温純文、1300字。続きを読む
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自分で鉛筆を削れない若者が増えている
(2021/10/01)
──そもそも人間に作られたものなのに人間に抗議するとはどういうことなのか? それとも人間に作られたから人間に抗議をしているのか?
低温ぐるぐる純文、1600字。続きを読む
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使命は灰色
(2021/09/29)
――外に出ると空が回る、だから外には出たくない。
低温純文、1100字。続きを読む
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俺と卵と月と蛇と
(2021/09/21)
「一人前の蛇になってほしいんじゃない?」
「俺は人間だぞ」
蛇会社に入った人間と近所に住んでいる蛇のゆるBLです。卵が怖い話、2200字。続きを読む
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空はなお赤い
(2021/09/20)
――外に出ることはできない。空が落ちてくるから。なのにどうして俺は今生きているのだろう?
夢現の境、1200字。続きを読む
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それとノイズと■と
(2021/09/17)
――今から諸君に話すのは妄想の話だ。
――突然視界がノイズに覆われ、それは出てきた。
夢と現実、妄想と真実が曖昧になるホラー系、1600字。続きを読む
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猫が出る
(2021/09/16)
――本物の猫ではない、幻想の猫。
低温純文、1200字。続きを読む
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目の中で生きている
(2021/09/12)
──どこまでも追いかけてくる、目は消えない。
低温純文、900字。続きを読む
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八月は行く
(2021/09/02)
「8月……」
600字。続きを読む
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蟹は言った、青春したいと
(2021/08/29)
「青春したーい!」
久々の蟹もの、700字。続きを読む
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世界がゼリーになった日
(2021/08/28)
――いつからそうなっていたのかなんてことはもう、どうでもいいんだ。
低温純文、1200字。続きを読む
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勇者と魔法使いの相互無理解ライフ
(2021/06/09~)
相互無理解な勇者(男)と魔法使い(男)の話。続きを読む
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アポカリプスは夢うつつ
(2021/08/12)
──睡眠時間が一定値を超えると夢と現実の境が曖昧になる。……昔出会った詩人が言っていたことを、この身で体験する日が来るとは思わなかった。
終末の低温純文、1500字。続きを読む
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拝啓、夏
(2021/08/12)
──夏の様子を伺うためにコンビニに行って棒アイスを買ってきた。
低温純文、1700字。続きを読む
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コオロギは鳴く
(2021/08/10)
「本当は俺の家だけがまだ無事で、全ての家庭は足に占拠されてしまったのかもしれない。
外に出ても足があるかもしれないし、コンビニに行っても足があるかもしれないし、俺の会社も実はもう足だらけになっているのかもしれない」
低温純文、1200字。続きを読む
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空は青かったのだろう
(2021/08/09)
「人間の思考は正しい正しくないの問題ではない、それは知っているけれども「正しさ」を重んじるのが今の世の中であるのなら、足が蔓延るこの世ではプラスチックのような正しさをぼんやりと信じて生きるだけ」
低温純文、1500字。続きを読む
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野菜ジュースの証明
(2021/08/05)
──死んだような気がした。
低温純文、1100字。続きを読む
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足
(2021/07/28)
「足には意思がない、思考もきっとない。そのはず。足には頭がないから、自分の頭で考えることができないから、足は走っているだけ、何も考えずに叫んでいるだけで、足は悪くない。そう、誰も悪くはないんだ。きっと。そのはず。そのはずなのに」
低温純文、900字。続きを読む
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テレビ床の足
(2021/07/24)
「足が生えていた、たぶん、人間の足」
テレビが怖い主人公の話です。ホラー、2500字。続きを読む
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夏だ! 海だ! ほのぼのマン!
(2021/07/22)
「君は見に来てくれたんだね、ほのぼのマンを!」「違うって、無理矢理見させられてるんだって」
海の日短編、1500字。続きを読む
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真夏の幻影の火花
(2021/07/22)
「俺の頭はいつも何かに支配されている。幻覚だったり幻聴だったり思考だったり感情だったり。とにかく俺の思い通りにならない何かにいつも支配されている」
低温純文、1200字。続きを読む
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祖父はわからなくなった
(2021/07/12)
──そんな日々を過ごしているのだ、あの人は。
700字。続きを読む
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夕暮れ時の■人
(2021/07/11)
「さあもうこれで俺とお前は二人きりだ」
──と君は言った。
不思議系BL、1400字。続きを読む
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塔を建てながら
(2021/07/11)
「どうなってる?」
──とお前は言ったが俺の方がそれを聞きたいよ。
低温純文、1200字。続きを読む
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塔の勇者は旅立った
(2021/06/27)
異世界ファンタジー風低温純文、1700字。続きを読む
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勇者はずっと雪の中
(2021/07/01)
──それでよかったんだ。
異世界ファンタジーみのある低温純文、1000字。続きを読む
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塔の下の溶解
(2021/06/24)
──何もわからない。
低温純文、900字。続きを読む
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勇者はただただ塔を積む
(2021/06/20)
――勇者は魔王を倒した、ほどなくして世界は真っ暗になった。……その後どうなったかって? 知らない、だから塔を積んでいる。
異世界ファンタジー系純文、1200字。続きを読む
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うさぎの虚無
(2021/06/20)
――埋めても埋めても横にある。思い出してしまう。……それならどうする?
低温純文、1400字。続きを読む
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狂気の枷
(2021/06/12)
──そういうことになっている。
低温純文、700字。続きを読む
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劣化の塔
(2021/06/04)
――ならばどうする?
それは怠慢。
低温純文、1200字。続きを読む
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アラサー僧侶は■■された ~追放Eランクスタートだが突然生えた破壊魔法の才能で無双するから無問題~
(2021/06/03)
「ただ動けるだけの薬草じゃん。これなら回復薬飲めばいいし」王立冒険者ギルドに所属する僧侶の「俺」はある日突然所属パーティから追放されてしまう。失意の中でGランクから再出発しようとした「俺」だったが――『私が着いて行ってあげます』『パーティ登録はもうしておきました』新たな相棒を得、なぜか開花した破壊魔法の才能も使ってAランクまで駆け上がる! 蟷サ隕壹?迢よー■■■?
異世界ファンタジー、2800字。続きを読む
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失くし物の話
(2021/06/03)
――問う、何を? ……存在証明を? 喪を?
低温純文、1100字。続きを読む
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真実の階段
(2021/06/02)
そう、上るよりほかはないんだ。だって、それだけが――
不思議系低温純文、1100字。imuran氏の筋書きを基にして書いたコラボ作です。続きを読む
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幻影の塔
(2021/06/02)
──■は本当に忘れたのだろうか。
概念系終末低温純文、1100字。塔を積む系。続きを読む
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ほんとうの終末
(2021/05/31)
――何があっても何がなくても積んできた、積むしかできないから積んできた。
終末の低温純文、950字。続きを読む
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半透明の重力
(2021/05/27)
──凍り付いてゆく。
低温純文、1100字。続きを読む
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レモンイエローの信号
(2021/05/22)
「何かがおかしい、何がおかしいのか」
低温純文、1100字。続きを読む
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探し物の話
(2021/05/19)
それは俺の探し物の話。
何を探しているのかは「ここ」ではわからない、そういうことになっている。けれども話の中――「そこ」ではわかるかもな。
低温純文、1500字。続きを読む
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