短編小説(2庫目)

スキ

目次

  • まあBANされて当然ですよね、と部下は言った

    (2022/06/29)
     昔友人にもらった「開けると呪われて存在ごと消滅する箱」を部屋の中で紛失し、探す話です。遺書も書きます。
     3300字。

    続きを読む

    閉じる

  • 首の三日月のブザー

    (2022/06/04)
     ――何をしてもひっきりなしにブザーが鳴るので、■■くんもう君明日から来なくていいよと言われ、俺はすごすごと家に帰った。
    「いやだ」という気持ちに反応するブザー付きチョーカーを首につけられた人の話です。 不条理系低温純文、1300字。

    続きを読む

    閉じる

  • ネムリヒツジ

    (2022/05/22)
     ――お気に入りの羊がいなくなった。
     低温純文、800字。

    続きを読む

    閉じる

  • 恨み晴らし屋

    (2022/05/21)
    「いやそういう君のなんか責任を他人に押しつける性格が君自身を追い込んだんじゃないのか」
     男二人わちゃわちゃ、1500字。

    続きを読む

    閉じる

  • 塔の勇者は生きている

    (2022/05/21)
     ――それでも物語は続く。
     異世界ファンタジー系低温純文、1200字。

    続きを読む

    閉じる

  • ヒーローは死なない

     ――死ねないだけ。
     戦いが終わって毎日生きてるんだか死んでるんだかわからない不摂生な生活をしているヒーローが「自分は死んだ方がいいんじゃないか」と思って区役所のヒーロー課に相談に行く話です。
     胸糞注意。救いはないです。

    続きを読む

    閉じる

  • 今日はとてもいい日でした

    (2022/05/02)
     ――けれどもこれはハッピーエンドなので、今日はとてもいい日でした。
     低温純文、1600字。

    続きを読む

    閉じる

  • Fは笑わない

    (2022/04/05)
    「Dくんの小説、今回も最高ですね。Dくんほど明るく全ての人にオススメできる小説は誰も書けないでしょうね!」
     ――誰にでも媚を売り、必要以上に持ち上げる。俺はFが嫌いだった。
     純文、6000字。

    続きを読む

    閉じる

  • それはとてもいい話でした

    (2022/04/01)
     それはとてもいいことでした。ためになるお話でした。とてもいい人でした。
     だから私は明日も笑顔でいます。
     700字。

    続きを読む

    閉じる

  • エイプリルは終末

    (2022/04/01)
    「あーあ。突如会社が休みになったりしないかな」
    「するよ」
    「なにっ」
     十二ヶ月の化身もの、1400字。

    続きを読む

    閉じる

  • うどんの味を忘れていた

    (2022/03/27)
    「俺は死にたくないんですよ」
    「もう死んでるでしょ」
    「それでも消えたくないんです」
    「じゃあなんで死んだ」
     失くし物をよくする部下と自身を親切だと言う上司が死にたくないやら生きたくないやらでわちゃつく話です。丸く終わります。5400字。

    続きを読む

    閉じる

  • 勇者の終わった話

    (2022/03/19)
     終わった話です。
     800字。

    続きを読む

    閉じる

  • 私が死んだら奴は「悪かった」と言ってくれるだろうか

    (2022/03/10)
     1200字。

    続きを読む

    閉じる

  • ハッピーエンドはなかった

    (2022/03/07)
     ずっと繰り返す。
     低温純文、1400字。

    続きを読む

    閉じる

  • 夢サブスクリプション

    (2022/03/05)
    『残念ながら、これ以上の夢の閲覧には1000円、共有するには500円いただきます。サブスクリプションサービスもございます』
     1400字。

    続きを読む

    閉じる

  • 羊飼いが言いたかったこと

    (2022/03/01)
     ーー詭弁。
     低温純文、1500字。

    続きを読む

    閉じる

  • 終末は成った

    (2022/02/28)
     ――何が何だかわからないがいつの間にか俺は引きこもりになっていて、何が何だかわからないがいつの間にか世界は滅びかけていて、明日にも死ぬかもしれない! 俺はどうする?
     1000字。

    続きを読む

    閉じる

  • 羊は鳴かない

    (2022/02/22)
     ──飼い慣らしたと思った羊が、大きくなって帰ってきた。
     低温純文、1700字。

    続きを読む

    閉じる

  • 森の■■と人は言う

    (2022/02/18)
     ──森を作っていた。その間に世界は滅び、全てが敵になっていた
     低温純文、1000字。

    続きを読む

    閉じる

  • 研究室は暗い

    (2022/02/14)
    「ずっと前から姿が見えない、それは君が■■でしまったからなのかな」
     薄暗い低温純文、1000字。

    続きを読む

    閉じる

  • 如月の某

    (2022/02/14)
     ――それでも先生を探したのは、どこかにいるような気がしていたから。
     師弟の薄暗いBL、1300字。
     『15日の某』→『30日の某』→本作とゆるく繋がっています。

    続きを読む

    閉じる

  • 快晴の日

    (2022/02/06)
    「店主さんは優しいですねえ!」
     異世界ファンタジー、売り子と店主の話。1500字。

    続きを読む

    閉じる

  • 雪の部屋

    (2022/01/24)
     窓を見る。部屋の中は今日も雪。
     低温純文、1000字。

    続きを読む

    閉じる

  • ミキシングは零時過ぎ

    (2022/01/07)
     ――やってみる価値は大いにある?
     ――やってみるリスクは大きすぎる?
     低温純文、800字。

    続きを読む

    閉じる

  • 新年は未年

    (2022/01/05)
     ――何もかも過去になってしまって、文化的にそういう区切りなのだから仕方がないのはわかっちゃいるが、日が変わっただけでさあ終わりです新しく始めましょう、なんて言われても困ってしまう。
     低温純文、900字。

    続きを読む

    閉じる

  • 30日の某

    (2021/12/29)
    「どこにいるんですか、先生」
     闇系BL、バッドエンド。1600字。

    続きを読む

    閉じる

  • 象は笑った

    (2021/12/11)
     ――見慣れたイコン。どうでもいい幻想。くだらなくて手垢のついたそれに頼らなければならないほど俺は劣化してしまった。
     低温純文、1500字。

    続きを読む

    閉じる

  • 負け逃げ

    (2021/12/08)
     ――自分が特別でないことに苦しんでいる。
     低温純文、1000字。

    続きを読む

    閉じる

  • 流れの勇者のフラットジャーニー

    (2021/12/06)
    「黙っててもわからないぞ」「失礼ですよね。すみません……」「そういうことじゃないが……」
    旅する勇者とただの一般人の話。異世界ファンタジー、3300字。

    続きを読む

    閉じる

  • 拙い身空

    (2021/11/23)
    「なんで■したの?」
     低温純文、800字。

    続きを読む

    閉じる

  • 終着駅

    (2021/11/21)
    「どこに行ったか、という問いは本質的に無意味なのだ。それはなくなってしまって二度と還らないのだから」
     低温純文、1000字。

    続きを読む

    閉じる

  • 穴の底から

    (2021/11/18)
     ――小さい頃はこんな穴などなかった気がする。穴があるところには「俺」がいて、何かに興味を持っては笑い、遊んでは笑い、そんなことばかりしていたような。
     低温純文、1500字。

    続きを読む

    閉じる

  • 虚無のねずみは昼にくる

    (2021/11/17)
     ――思い出しているときは極端に調子が悪く、心が虚無に呑まれ続ける。反面、忘れているときは調子が良い。心が軽く、なんでもできそうな気がする。
     低温純文、1500字。

    続きを読む

    閉じる

  • 不在票

    (2021/11/16)
     ――入り組んだ街、辿り着くのは困難、何も注文していない昼下がり。
     低温純文、900字。

    続きを読む

    閉じる

  • それがないなら

    (2021/11/13)
     ──いつから探すのをやめたんだったか。
     低温純文、800字。

    続きを読む

    閉じる

  • これで終わり

    (2021/11/08)
     だと思えたらよかった。
     低温純文、1000字。

    続きを読む

    閉じる

  • 鳴らないなんかをなんかでなんか

    (2021/11/03)
     #novelber DAY3「かぼちゃ」みんながやってて楽しそうだったので今日だけ参加。
    「うううこのゲームがクリアできないううう」
    「どうしてクリアできないか考えたことありますか」
     男子二人わちゃわちゃ話、1300字。

    続きを読む

    閉じる

  • ネクロマンサーは一人になった

    (2021/10/29)
     ――ネクロマンサーは死体を埋めた。
     低温純文、1200字。

    続きを読む

    閉じる

  • 死人に口なし

    (2021/10/27)
    『遠いだろ? だからお前には辿りつけないんだ』
    「死人」になって社会の表舞台から消えた「俺」の低温純文、1600字。

    続きを読む

    閉じる

  • ネクロマンサーの冷蔵庫

    (2021/10/26)
     ――残念だよ。あれが生きてさえいれば俺はまだ正気でいられたかもしれないのに。
     ファンタジック低温純文、2000字。

    続きを読む

    閉じる

  • 高くそびえるのは

    (2021/10/26)
     ──世界はもう滅んでいるのだから、世界に復讐することはできない。それならこの塔は誰に復讐したいのか。
     復讐の塔を積む勇者の話です。『復讐の塔』と繋がってるようないないような感じです。

    続きを読む

    閉じる

  • 魔法男子ツヨサ・チリャク【鏡水たまり氏プロット交換コラボ企画】

    (2021/10/23)
    『ぴるぴるるんるんぴるるんるん』
    「何だよこんな深夜に!」
    『この街を脅かす敵が出たぴょん! 出動するぴょん! って魔法男子ツヨサ、その服は何だぴょん!?』

     鏡水たまり氏(TwitterID:@n1811th)とのプロット交換企画にて交換したプロットで書いたものです。いただいたプロットはこちら→鏡水たまり氏交換プロット
     たまり氏の作品はこちら

    続きを読む

    閉じる

  • 復讐の塔

    (2021/10/21)
     新入りは復讐。黒くてぎらぎら光るもの。
     低温純文、500字。

    続きを読む

    閉じる

  • ■はどこかへ行ってしまった

    (2021/10/20)
    「なに、■■を失くした?」
    「そうなんです、朝起きたら失くなっていたんです」
    「■■を失くす奴なんて人間じゃないね。血も涙もない化け物だよ。帰った帰った。二度と社会の表舞台に出てくるんじゃない」
     低温純文、1200字。

    続きを読む

    閉じる

  • 勇者はいつまでも

    (2021/10/16)
    「王も無茶言うよな、辿り着けない魔王城に辿り着いて魔王を倒してまいれ、とか」
     物言わぬただの模型の蟹と旅する勇者の低温異世界ファンタジー、1300字。

    続きを読む

    閉じる

  • 15日の某

    (2021/10/15)

    「先生、また寝てるんですか」
    「……ああ、某くんですか」

     夢を見る。
     あの人が生きていた頃の夢。

     薄暗い上に救いもない師弟三角関係BL、3200字。

    続きを読む

    閉じる

  • 手動鉛筆削り人間

    (2021/10/06)
     ――明日なんて来なければいい。そう思っているのは昔も今も同じ。
     低温純文、1300字。

    続きを読む

    閉じる

  • 自分で鉛筆を削れない若者が増えている

    (2021/10/01)
     ──そもそも人間に作られたものなのに人間に抗議するとはどういうことなのか? それとも人間に作られたから人間に抗議をしているのか?
     低温ぐるぐる純文、1600字。

    続きを読む

    閉じる

  • 使命は灰色

    (2021/09/29)
     ――外に出ると空が回る、だから外には出たくない。
     低温純文、1100字。

    続きを読む

    閉じる

  • 俺と卵と月と蛇と

    (2021/09/21)
    「一人前の蛇になってほしいんじゃない?」
    「俺は人間だぞ」
     蛇会社に入った人間と近所に住んでいる蛇のゆるBLです。卵が怖い話、2200字。

    続きを読む

    閉じる

スキ