パティ「リア、エステル、何を持っておるのじゃ？」

エステル「これです？ さっき買い物してる時にお店の人から頂いたんです」

ユーリ「塩、か？」

リア「ええ。何でも嘘つきが食べると甘く感じるって云われてる“真実の塩”っていうものなんだって」

ジュディス「あら、なんだか面白そうね」

カロル「え、でも、塩なんでしょ？」

フレン「嘘つきが食べると甘く感じるという事は嘘つきじゃない人が食べるとしょっぱいのかな？」

エステル「はい。そう言ってました」

リタ「ていうか、なんでそんなもの貰ってきたのよ」

リア「貰ったというか、断れなかったというか・・・」

アスラ「押し付けられたっていう方が正しいかな」

エステル「ア、アスラ・・・ι」

レイヴン「まあ貰っちゃったものはしょうがないんでない？」

セイ「だな。リア、それ貸せ」

リア「あ、うん」

セイ「ユーリ、手伝え」

ユーリ「おう」

カロル「え、ユーリ、セイ！？」

セイとユーリ、全員の手元に真実の塩を手渡していく

ジュディス「せっかくなんですもの。みんなで試してみましょう」

パティ「誰が嘘つきか分るのぉ～」

アスラ「じゃあ、せーのでいくよ、」


全員「「「「「「「せーの！」」」」」」」


・・・・（沈黙）


リア「っ！ しょっっぱい！」

エステル「しょっぱいですぅ～～！！」

ジュディス「かなりキツいわね、これは。吐き出した方が良いわね」

カロル「しょっぱーーーーい！ ぺっ、・・ぺっ！！」

フレン「エステリーゼ様、無理はいけませんっ！」

パティ「あうぅ～、まだ口の中がしょっぱいのじゃ」

アスラ「・・・リア達は、正直者っと」

ユーリ「これ、いけるな」

セイ「まあ、お前好みの甘さではあるよな」

レイヴン「うぅ、甘ぁ～・・・誰か水くれない・・・？」

リタ「・・・・」

リア「？ リタ、どうかした？」

リタ「な、何でもないわよ！」

ユーリ「・・甘かったんだな」

リタ「ち、違うわよっ！！/// てか、なんであんたしょっぱい方（そっち）なのよ！」

ジュディス「あら、私ウソは得意じゃないもの」

リタ「なんか納得いかないわ」

アスラ「まあまあ」

セイ「でもこれで誰が正直者で嘘つきかって解ったな」

レイヴン「セイも嘘つきだって事が解ったわ」

セイ「その言葉、そのまま返すぜ」

ユーリ「おっさんがウソついてるのは今更だろ」

レイヴン「青年、それ、フォローになってないわよ」

リア「でもちょっと面白かったかも」

エステル「そうですね」

フレン「料理に使ったらどうなるんだろう？」

ジュディス「じゃあ今度料理に使ってましょうか」

パティ「うちも使ってみようかのお」

カロル「・・・ホントに使わないでよι」

ラピード「ワン！（終わり）」





あとがき


某所で盛り上がってたグレイセスのあの真実の塩を他の作品の人達に食べさせたら・・というのもを見てオリキャラ達も含め食べさせてみました

此処のパーティは正直者が6人、嘘つきが4人・・・

まあ正直者が多くて良かったねww

けどこの後正直者じゃないだろと思ってる人達の事について密かに話し合いになったんだろうなww

他の作品のネタで使えそうなのがあったらまた使いたいなww







2011.07.02