「えへへっ、今日はリアさんと二人っきりだね」

「コハクくん、二人っきりって・・・」

「だってリアさんとこうして二人で話す事ってなかなかないからさー」

「確かにそうだね。邸にいるとみんなで話す事が多いもんね」

「うん。だから今日は目一杯おれの聖母様を独り占め出来るから嬉しいんだ」

「独り占めって・・・///」

「ところでさ、ダリウスさんと有馬さんとは何話したの？」

「え？ ええと、有馬さんとは梓ちゃんと千代ちゃんの事とかで、ダリウスさんとは今コハクくんが聞いてるみたいに有馬さんと話した事を話したよ？」

「ふーん、そうなんだ」

「？ 何か気になる事でもあった？」

「ダリウスさんとリアさんが一緒に話してた回の後、ダリウスさん、上機嫌だったからさ」

「え、・・あ、ああ・・アレ、・・ね」

「やっぱり何か遭ったの？」

「え、いや、特には・・」

「絶対何か遭ったんだよね！」

「コ、コハクくん、その・・、（ち、近い・・//）」

「リアさんが話してくれるまでずっとこの距離でいる」

「ええ！////」

「それに・・・」

「え？ ・・・っ！///」

「リアさんを抱きしめてると、すっごく温かいし、何だか落ち着くんだ」

「コハクくん・・・///」

「あはっ、リアさん照れる。可愛いなあ」

「っ///」

「ね、ダリウスさんと何が遭ったの？」

「・・・やっぱり、気になる？」

「勿論、おれの聖母様の事だから気になるよ」

「・・・///（この距離でそう言われるといつも以上に、凄く恥ずかしい・・・///） あのね、ダリウスさんとは・・その・・、今コハクくんがしてるみたいに抱きしめられたよ。それと・・・みんなには見られなかったけど、話が終わった後、ダリウスさんに横抱きされて邸に戻って来たの」

「え？ そうだったの？」

「うん・・/// ・・・ほんとに、それだけだよ？」

「っ・・・、リアさん、その顔、ズルイよ///」

「え？ っ///」

「やっぱり、このまま離したくない」

「え？」

「いつもリアさんを独り占め出来ないから、このままで居て良いよね？」

「・・・っ。・・・解った。今日だけだよ？」

「うん、ありがとう。おれの聖母様。大～好き！」


と、本当に嬉しそうな顔をしてコハクは聖母様を抱きしめ二人で甘く楽しい時間を過ごしたそうだｗ






終わり




あとがき



ふう、何とか無事にコハク編書き終わりました！！

や～この子も出だしはさっと思い付いていたんですけど、なかなか進まなくて・・(^_^;)

遙か祭2015のDVDを見て可愛さを堪能してｗやっと完成しました

コハクは犬のような感じであり弟のような感じであり・・でも、やっぱり男の子だよねって感じでリアちゃんも上記も含めつつコハクの押しに負けて甘い感じになってましたねｗｗ

むしろ、あざといですよねｗｗ←

前回と前々回の青龍コンビのお二方とはまた違った感じで、そして本編でもコハクは甘いのがあまり書なかったので今回甘いのが書けて良かったなって思ってます

さて、次回はまたまた色モノ担当ｗが来ますのでこちらもお楽しみにｗｗ






2016.01.10