帝都バレンタイン騒動
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バレンタインパーティーが終わり、蠱惑の森にあるダリウスの邸まで帰って来た
食事はパーティーで済ませたので今日は各々部屋でゆっくりする事なった
だが、リアにはまだ一つやり残している事があった
「・・・・」
リアはベッドに腰掛けて一つの包みを見ていた
「・・・梓ちゃん、ちゃんと渡せたかな・・・」
リアが手に持っている包み、それは本命チョコが入っている包みだった
そしてそれを見てあの時と同じくまだ本命チョコを渡していなかった梓の事を思っていた
梓の事だからもう既に相手に渡しているだろうが、自分はまだチョコを渡せていなかった
いざ渡そうと思ってもなかなか渡せずにいて今に至っていた
「・・・今日中には渡さないと駄目だよね」
せっかく千代やマスターが背中を押してくれ梓もこの機会を与えてくれたのだから自分もちゃんと気持ちを乗せたチョコを渡さなくては・・・
「今なら、部屋にいるかな・・?」
そう思っていると部屋の扉をノックする音が聞こえ返事を返すとルードの声が聞こえ、急いでチェストの中にチョコの入った包みを入れ扉を開けた
「ルードくん、どうしたの?」
「今夜は風が冷たくて夜も冷えるでしょうから毛布を持って来ました。ベッドまで運んでもよろしいですか?」
「うん、ありがとう」
言うとルードは毛布をベッドまで運んでくれた
「あ、ルードくん」
「はい」
ベッドまで毛布を運んでくれ部屋を出て行こうとしていたルードを見てリアはルードを呼び止めた
「この後、用事があったりする?」
「いえ、特に何もありませんが」
「ならちょっとだけ時間を貰っても良い?」
「ええ、構いませんよ」
ルードの返事を聞くとリアは安堵した顔をしてルードに椅子を進めルードはお礼を言って座った
「それでどうかしたのですか」
「ううん。ただ、ルードくんと話したいなって思って」
「っ、そ、そうですか」
そう言うリアだったが何処かいつもと雰囲気が違いルードも少しだけ戸惑ってしまった
「今日のパーティー、楽しかったね」
「ええ。リアさんや梓さん達が計画をしていたんですよね」
「うん、みんなには内緒でね」
確かにバレンタインの事が世間に知られてからと言うもの、リアはミルクホールの方も忙しかったがそれ以上に今回のパーティーの方に力を入れていた
「そう言えば店の方には行かなくて良かったんですか」
あの時店が忙しいからパーティーに参加するのはその後、と言っていた
「うん、事前に休みを貰っていたから・・・。神子様方のパーティーに参加って言ったらそっちを優先して良いよって言ってくれたし」
リアが働くミルクホールの人達もリアが神子である梓と千代と友達と言う事も知っているし、何より帝都を救った神子様方主催のパーティーとなればそっちを優先して良いと言ったのだろう
「でも、みんなには内緒だったからああ言うしかなかったの・・・黙っててごめんね」
騙す形になってしまったのは事実なのだからと思いリアは誤るとルードは優しい目をして言葉を続ける
「いえ、気にしていませんよ。リアさんならそう言うでしょうし」
付き合いが長いからこそリアの性格や考えを理解しているのでそこは本当に気にしていないようだった
「そっか」
そう答えが返ってきてリアもそう答えるのがルードらしいと思い優しく微笑んだ
「・・・・」
「? ルードくん、どうかした?」
「あ、いえ・・・」
そんなリアを見てルードは何かを思っている顔をしていたがそう言って少しだけ視線を外し、お互いに無言となった
「「・・・あの、・・!」」
が、次に口を開いたのは同時だった
「あ、ルードくん、先にどうぞ」
「いえ、リアさんからどうぞ・・・」
「・・うん、じゃあ・・・」
ルードから先にと譲って貰いリアは何処か不安そうな目をしたまま続ける
「ルードくん、甘いもの、大丈夫だったよね」
「ええ、あまり甘すぎなければ平気です」
「・・じゃあちょっと待ってて」
言うとリアは椅子から立ち上がってベッドの横のチェストからある包みを取り出しそれを持って来た
そして、
「ルードくん、これ、受け取ってくれる?」
「え・・・? あの、これは・・・」
「・・・バレンタインのチョコ・・・その・・特別な人だけにあげるチョコレイトウ・・・///」
「!」
顔を赤くして照れながらもチョコの入った包みをルードに差し出しながら言うリアを見てルードもこれがリアからの本命チョコだと解り驚いて目を瞠ると同時に顔が赤くなった
「・・・私が、貰っても、良いんでしょうか・・・?」
「うん、ルードくんに受け取って欲しい・・・///」
「・・・///」
そう言われ更に顔が赤くなり、それでも心が温かくなっているのをルードも感じた
「解りました。リアさん、有り難う御座います」
「うん。・・っ、ルードくん!///」
優しく微笑んでそう言われルードがチョコを受け取ったのを見た途端、そのままルードに抱きしめられた
「・・・すみません。でも、リアさんの気持ちが嬉しくて・・・どうしてもこうしたかったんです」
そう言うルードの顔は赤く、それでもいつも以上に優しい笑みを向けてくれリアも優しく微笑んだ
「ルードくんの側にいると、凄く安心する」
「私もです。リアさんの側にいるととても安心します」
抱きしめられている中、リアはルードの胸に顔を埋めて言うとルードもリアを抱きしめそう答える
「・・けれど、リアさんに先を越されてしまいましたね」
「え?」
何の事だと言う疑問を抱きながら顔を上げるとルードは少しだけ体を離して言う
「リアさん知っていますか。異国でのバレンタインは男性から女性に贈り物をする日でもあるそうですよ」
「そうなの・・?」
「ええ。ですから、私も貴女に贈り物をしようと思っていたんです」
言うとルードはリアから貰った包みを持っている手とは反対の手に新たな包みを出しそれをリアに渡した
「ルードくん、これは・・・?」
「焼き菓子です。本当はもっと別のものが良いかと思ったのですがリアさんは甘いものが好きなので焼き菓子にしてみました」
ルードからの贈り物に今度はリアが驚いて目を瞠っていたが直ぐに嬉しそうに微笑んだ
「ありがとう、ルードくん。でも、異国のバレンタインの事、良く知ってたね」
「っ、わ、私もダリウス様と共に古美術商の仕事をやっていますので」
確かにそう言った事を含め何にでも詳しいルードなら知っていても可笑しくはないと思って微笑んだが、直ぐにある疑問が浮かんだ
「・・? でも翌々考えれば、異国でのバレンタインって男性が好きな相手に贈り物をするって事じゃ・・・」
「っ・・・///」
「え、・・えっ・・・!?///」
自分の考えていた事をルードに言うとルードは顔を赤くし、それが事実だと言う事が解りリアは先程よりも慌てた
「え、えっと、・・じゃあ、これって・・つまり・・・///」
「・・・リアさんと同じ、と言う事です///」
その答えを聞き一気に顔が赤くなり胸の鼓動が早くなった
「リアさん、急に黙らないで貰えますか///」
「ごめん、だって・・・///」
「「・・・・///」」
お互いにそうは言ったものの同じ気持ちだった事に驚きと恥ずかしさが増し、お互いを見る事が出来なかった
けど、ルードもリアもお互いの贈り物を受け取っているし、互いの反応を見て同じ気持ちだと言う事が解る
そう思いリアとルードはお互いを見て小さく笑った
「ねえルードくん、この包み、今開けても良い?」
「ええ。私も今開けても良いでしょうか?」
「うん」
言うとお互いに贈った包みを開けると綺麗に焼き上がっている菓子と様々な形をしたチョコレイトウが出て来た
「ルードくん、もしまだ時間があるんだったら一緒に食べない?」
「ええ。私も同じ事を思っていました。リアさんの想いがこもったチョコレイトウを貴女の前で食べたいですから」
「っ///」
さらっと恥ずかしい事を言われリアはまた顔を赤くし、そんなリアを見てルードは優しく微笑んでいた
バレンタイン、異国の内容と梓さんがこの帝都の人々に教えた内容とは少し違いましたが、それでもこのような機会を与えてくれた事に今は感謝します
私にこのような感情があると言う事はリアさんと出逢い、あの出来事でも多く気付かされた
その気持ちは止まる事なく、気付かれないように、とずっと思っていた
けれど、バレンタインの事を知り異国では男性から女性に贈り物をすると言う事を知りリアさんに何か贈り物をしたいと思い、この焼き菓子を作り渡そうと思っていた時にリアさんから特別な相手だけに贈られる本命のチョコレイトウを貰い、私の抑えていた気持ちが溢れ貴女を抱きしめていた
そしてお互いに同じ気持ちを抱いていたと知り心が温かくなるのと同時に貴女にもっと触れたいと思った
いつも私の傍らで優しく微笑んでくれる貴女が、温かい貴女が、私は好きです
この好き、と言う感情も、貴女だけは特別な好き、なんです
だから私も貴女への気持ちを伝えたんです
・・・こんな風に思えるのは、他の誰でもなく、ただ一人、大切な貴女だけです ――
だから、これからも私の傍らでその優しい笑みを見せて下さい
大好きです、リアさん ―――
帝都バレンタイン騒動(後編) ~いつも傍らにいてくれる貴女(ルード編)~
終わり
あとがき
良しっ、ルードくん編なんとか完成!
そして甘さだいぶ足したと思うけど大丈夫かな?ww
ルードくんとリアちゃんはメンバーの中でも一番付き合いが長いから本編と同様こんな感じなんだろうな、と思いながら書きました
こちらもダリウス編と同じく異国の男性から女性に贈り物をって事にしたかったのでルードくんは焼き菓子を贈りました
この後、気持ちが通じた二人で仲良くお互いに贈った焼き菓子とチョコを食べたんでしょうねぇ~←ニヤニヤww
甘い感じと初々しい感じに仕上がって満足です!
さて、ルードくん編も無事に終わったので、あと数名頑張って書きますっ!!
まだ他の人達読んでないって方は是非とも残りのメンバーも読んでみて下さいw
それではっ!
2016.02.08
食事はパーティーで済ませたので今日は各々部屋でゆっくりする事なった
だが、リアにはまだ一つやり残している事があった
「・・・・」
リアはベッドに腰掛けて一つの包みを見ていた
「・・・梓ちゃん、ちゃんと渡せたかな・・・」
リアが手に持っている包み、それは本命チョコが入っている包みだった
そしてそれを見てあの時と同じくまだ本命チョコを渡していなかった梓の事を思っていた
梓の事だからもう既に相手に渡しているだろうが、自分はまだチョコを渡せていなかった
いざ渡そうと思ってもなかなか渡せずにいて今に至っていた
「・・・今日中には渡さないと駄目だよね」
せっかく千代やマスターが背中を押してくれ梓もこの機会を与えてくれたのだから自分もちゃんと気持ちを乗せたチョコを渡さなくては・・・
「今なら、部屋にいるかな・・?」
そう思っていると部屋の扉をノックする音が聞こえ返事を返すとルードの声が聞こえ、急いでチェストの中にチョコの入った包みを入れ扉を開けた
「ルードくん、どうしたの?」
「今夜は風が冷たくて夜も冷えるでしょうから毛布を持って来ました。ベッドまで運んでもよろしいですか?」
「うん、ありがとう」
言うとルードは毛布をベッドまで運んでくれた
「あ、ルードくん」
「はい」
ベッドまで毛布を運んでくれ部屋を出て行こうとしていたルードを見てリアはルードを呼び止めた
「この後、用事があったりする?」
「いえ、特に何もありませんが」
「ならちょっとだけ時間を貰っても良い?」
「ええ、構いませんよ」
ルードの返事を聞くとリアは安堵した顔をしてルードに椅子を進めルードはお礼を言って座った
「それでどうかしたのですか」
「ううん。ただ、ルードくんと話したいなって思って」
「っ、そ、そうですか」
そう言うリアだったが何処かいつもと雰囲気が違いルードも少しだけ戸惑ってしまった
「今日のパーティー、楽しかったね」
「ええ。リアさんや梓さん達が計画をしていたんですよね」
「うん、みんなには内緒でね」
確かにバレンタインの事が世間に知られてからと言うもの、リアはミルクホールの方も忙しかったがそれ以上に今回のパーティーの方に力を入れていた
「そう言えば店の方には行かなくて良かったんですか」
あの時店が忙しいからパーティーに参加するのはその後、と言っていた
「うん、事前に休みを貰っていたから・・・。神子様方のパーティーに参加って言ったらそっちを優先して良いよって言ってくれたし」
リアが働くミルクホールの人達もリアが神子である梓と千代と友達と言う事も知っているし、何より帝都を救った神子様方主催のパーティーとなればそっちを優先して良いと言ったのだろう
「でも、みんなには内緒だったからああ言うしかなかったの・・・黙っててごめんね」
騙す形になってしまったのは事実なのだからと思いリアは誤るとルードは優しい目をして言葉を続ける
「いえ、気にしていませんよ。リアさんならそう言うでしょうし」
付き合いが長いからこそリアの性格や考えを理解しているのでそこは本当に気にしていないようだった
「そっか」
そう答えが返ってきてリアもそう答えるのがルードらしいと思い優しく微笑んだ
「・・・・」
「? ルードくん、どうかした?」
「あ、いえ・・・」
そんなリアを見てルードは何かを思っている顔をしていたがそう言って少しだけ視線を外し、お互いに無言となった
「「・・・あの、・・!」」
が、次に口を開いたのは同時だった
「あ、ルードくん、先にどうぞ」
「いえ、リアさんからどうぞ・・・」
「・・うん、じゃあ・・・」
ルードから先にと譲って貰いリアは何処か不安そうな目をしたまま続ける
「ルードくん、甘いもの、大丈夫だったよね」
「ええ、あまり甘すぎなければ平気です」
「・・じゃあちょっと待ってて」
言うとリアは椅子から立ち上がってベッドの横のチェストからある包みを取り出しそれを持って来た
そして、
「ルードくん、これ、受け取ってくれる?」
「え・・・? あの、これは・・・」
「・・・バレンタインのチョコ・・・その・・特別な人だけにあげるチョコレイトウ・・・///」
「!」
顔を赤くして照れながらもチョコの入った包みをルードに差し出しながら言うリアを見てルードもこれがリアからの本命チョコだと解り驚いて目を瞠ると同時に顔が赤くなった
「・・・私が、貰っても、良いんでしょうか・・・?」
「うん、ルードくんに受け取って欲しい・・・///」
「・・・///」
そう言われ更に顔が赤くなり、それでも心が温かくなっているのをルードも感じた
「解りました。リアさん、有り難う御座います」
「うん。・・っ、ルードくん!///」
優しく微笑んでそう言われルードがチョコを受け取ったのを見た途端、そのままルードに抱きしめられた
「・・・すみません。でも、リアさんの気持ちが嬉しくて・・・どうしてもこうしたかったんです」
そう言うルードの顔は赤く、それでもいつも以上に優しい笑みを向けてくれリアも優しく微笑んだ
「ルードくんの側にいると、凄く安心する」
「私もです。リアさんの側にいるととても安心します」
抱きしめられている中、リアはルードの胸に顔を埋めて言うとルードもリアを抱きしめそう答える
「・・けれど、リアさんに先を越されてしまいましたね」
「え?」
何の事だと言う疑問を抱きながら顔を上げるとルードは少しだけ体を離して言う
「リアさん知っていますか。異国でのバレンタインは男性から女性に贈り物をする日でもあるそうですよ」
「そうなの・・?」
「ええ。ですから、私も貴女に贈り物をしようと思っていたんです」
言うとルードはリアから貰った包みを持っている手とは反対の手に新たな包みを出しそれをリアに渡した
「ルードくん、これは・・・?」
「焼き菓子です。本当はもっと別のものが良いかと思ったのですがリアさんは甘いものが好きなので焼き菓子にしてみました」
ルードからの贈り物に今度はリアが驚いて目を瞠っていたが直ぐに嬉しそうに微笑んだ
「ありがとう、ルードくん。でも、異国のバレンタインの事、良く知ってたね」
「っ、わ、私もダリウス様と共に古美術商の仕事をやっていますので」
確かにそう言った事を含め何にでも詳しいルードなら知っていても可笑しくはないと思って微笑んだが、直ぐにある疑問が浮かんだ
「・・? でも翌々考えれば、異国でのバレンタインって男性が好きな相手に贈り物をするって事じゃ・・・」
「っ・・・///」
「え、・・えっ・・・!?///」
自分の考えていた事をルードに言うとルードは顔を赤くし、それが事実だと言う事が解りリアは先程よりも慌てた
「え、えっと、・・じゃあ、これって・・つまり・・・///」
「・・・リアさんと同じ、と言う事です///」
その答えを聞き一気に顔が赤くなり胸の鼓動が早くなった
「リアさん、急に黙らないで貰えますか///」
「ごめん、だって・・・///」
「「・・・・///」」
お互いにそうは言ったものの同じ気持ちだった事に驚きと恥ずかしさが増し、お互いを見る事が出来なかった
けど、ルードもリアもお互いの贈り物を受け取っているし、互いの反応を見て同じ気持ちだと言う事が解る
そう思いリアとルードはお互いを見て小さく笑った
「ねえルードくん、この包み、今開けても良い?」
「ええ。私も今開けても良いでしょうか?」
「うん」
言うとお互いに贈った包みを開けると綺麗に焼き上がっている菓子と様々な形をしたチョコレイトウが出て来た
「ルードくん、もしまだ時間があるんだったら一緒に食べない?」
「ええ。私も同じ事を思っていました。リアさんの想いがこもったチョコレイトウを貴女の前で食べたいですから」
「っ///」
さらっと恥ずかしい事を言われリアはまた顔を赤くし、そんなリアを見てルードは優しく微笑んでいた
バレンタイン、異国の内容と梓さんがこの帝都の人々に教えた内容とは少し違いましたが、それでもこのような機会を与えてくれた事に今は感謝します
私にこのような感情があると言う事はリアさんと出逢い、あの出来事でも多く気付かされた
その気持ちは止まる事なく、気付かれないように、とずっと思っていた
けれど、バレンタインの事を知り異国では男性から女性に贈り物をすると言う事を知りリアさんに何か贈り物をしたいと思い、この焼き菓子を作り渡そうと思っていた時にリアさんから特別な相手だけに贈られる本命のチョコレイトウを貰い、私の抑えていた気持ちが溢れ貴女を抱きしめていた
そしてお互いに同じ気持ちを抱いていたと知り心が温かくなるのと同時に貴女にもっと触れたいと思った
いつも私の傍らで優しく微笑んでくれる貴女が、温かい貴女が、私は好きです
この好き、と言う感情も、貴女だけは特別な好き、なんです
だから私も貴女への気持ちを伝えたんです
・・・こんな風に思えるのは、他の誰でもなく、ただ一人、大切な貴女だけです ――
だから、これからも私の傍らでその優しい笑みを見せて下さい
大好きです、リアさん ―――
帝都バレンタイン騒動(後編) ~いつも傍らにいてくれる貴女(ルード編)~
終わり
あとがき
良しっ、ルードくん編なんとか完成!
そして甘さだいぶ足したと思うけど大丈夫かな?ww
ルードくんとリアちゃんはメンバーの中でも一番付き合いが長いから本編と同様こんな感じなんだろうな、と思いながら書きました
こちらもダリウス編と同じく異国の男性から女性に贈り物をって事にしたかったのでルードくんは焼き菓子を贈りました
この後、気持ちが通じた二人で仲良くお互いに贈った焼き菓子とチョコを食べたんでしょうねぇ~←ニヤニヤww
甘い感じと初々しい感じに仕上がって満足です!
さて、ルードくん編も無事に終わったので、あと数名頑張って書きますっ!!
まだ他の人達読んでないって方は是非とも残りのメンバーも読んでみて下さいw
それではっ!
2016.02.08