蠱惑の森大団円ルート
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有馬達の説得で何とか帝国軍達は下がり有馬と秋兵は精鋭分隊の隊員に凌雲閣の周りの警護、そして近隣の住民の避難の手伝いの指示を出していた
全員に指示が行き、他の帝国軍が下がったのを見送った後、ルードと九段は結界を張った
「・・・結界は張りました。行きましょう」
「待って。ルードくん、九段さん、私も一緒に先頭を行かせて下さい」
「リア?」
「・・・何か考えがあるんですね」
「うん・・・その時は梓ちゃん、千代ちゃんをお願いね」
「・・分かった」
「では、行こうか」
「はい!」「うん!」
リアの考えている事が梓も千代も分かっているのか頷き、ダリウスの合図と共に皆瘴気の奥を目指す
41.終焉はすぐそこに
「見えたね。邪神の尾だ」
あれから瘴気の中へ入り、禍津迦具土神の居る場所を目指して走り続けようやく邪神の尾が見えた
「尾を切り落とし、体の均衡を少しでも奪えば、蛇を地に落とす事が出来るかもしれん」
「ああ、だが、その前に・・・リア」
「はい」
ダリウスの言葉に頷いてリアは皆の前に出る
(・・・・少しでも、この瘴気を減らせばみんなが戦いやすくなる。・・・・お願い、今だけ私に、貴方達の力を貸して ――!!)
「・・・!」
「これは、・・・!」
「まさか、浄化の力・・・!?」
そう、リアから発せられた光は、白龍の神子である千代と同じ浄化の力だった
「グっ・・・ヤハリ・・ソノ力ハ・・・マサカ・・・貴様ハ・・」
「その先は貴方に言わせない。私からみんなに言う事よ!」
「・・・ウオオオオ!!」
鋭い目つきでリアはそう言い放ち、先程より強い光を邪神に向けて放つ
「邪神の動きが鈍くなった!」
「いくぞ、皆、かかれっ!」
有馬の合図と共に梓、千代、リア以外の男8人が邪神へと向かって行く
だが、瘴気が溢れていて怨霊も集まり初めたが梓とリアが瞬時に怨霊を倒していく
九段と村雨は邪神の尾を攻撃し、有馬は秋兵と連携を取りその少し上を、虎とコハクは邪神の腹の辺りを、そしてダリウスとルードは邪神の喉の辺りを攻撃していた
皆、それぞれが得意なものを活かして邪神と戦っている
梓もリアも千代を守りながら怨霊を倒し終え、邪神に狙いを定める
「私も少し前衛に行ってくるね」
「ええ。私は大丈夫だから行って来て」
「リアさん、気を付けてね」
梓と千代の言葉を聞き、リアは頷いてナイフホルダーから数本ナイフを取り出し邪神の方へ向かって行き、まずは九段と村雨の所へ行った
「リア、千代と梓は?」
「大丈夫です。梓ちゃんが千代ちゃんを守りながら戦っています」
「そうか。はっ」
「ふっ」
「はあっ」
そこまで話し邪神の尾が動くのが見え、瞬時に地を蹴って避け、リアはそのまま手に持っていたナイフを投げて攻撃をした
「流石、飛び道具は便利だねえ」
邪神の攻撃を無事に避け地に着地出来たのはリアが即座にナイフを投げたお陰だった
「助かったぞ、リア」
「いえ。でも邪神を押さえるにはまだ掛かりますね」
「ああ、一気に仕掛けられりゃあ良いんだがな」
「・・・村雨さん、九段さん、後で私が合図したら一気にこの場から離れて下さい」
「ん? ・・・了解」
「分かった」
リアの眼差しを見て何か考えがあると判断した二人はそう返事を返すとリアは新しいナイフをホルダーから取り出してそれを宙に投げ、有馬と秋兵の元へ向かう
「有馬さん、片霧さん!」
「! 楓月!」
「君もこちらへ来たんですか」
「はい。怨霊は梓ちゃんと片付けましたので」
「・・・そうか」
「では駒野くんは梓くんと一緒なんですね」
「はい・・・大分攻撃が利いているみたいですね」
「ああ。だが、これではまだ駄目だろう」
「そうですね。でも、今攻撃が利いている所を狙えば効き目は増すと思います」
瞬時にこの場の状況を判断し、そして何より未だにリアが戦えている事に有馬も秋兵も驚きを隠せないでいた
その隙を見てリアはまたナイフを宙に投げ、有馬と秋兵を見て言う
「有馬さん、片霧さん、後で私が合図したら一気にこの場から離れて下さい」
「何?」
「何か考えがあるんですね」
その言葉に頷き、虎とコハクの元へ向かう
「うらあっ!!!」
「はあっっっ!!!」
虎とコハクは攻撃を与え地に降り立つ
「へっ、邪神ってのもなかなか面白え相手だな」
「政虎さん、こんな時でも楽しそうですね・・・ι」
「あ、リアさん」
虎がそう言った途端コハクとは別の人の声が聞こえ振り返ると二人の後ろにリアがいた
「なんだ、お前もこっちに来たのか」
「はい。あっちはもう片付いたので、こっちに来ちゃいました」
と、いつもの口調で言うリアを見て虎もコハクも笑みを零す
「聖母様が来てくれたなら、心強いなあ」
「へ、確かにもっと面白く暴れられるな。コハク、リア、いくぞ」
「うん!」「はい!」
言うと一気に駆け出し、虎は即座に地を蹴りかぎ爪で邪神の腹の中心を攻撃し、コハクはその下辺りを攻撃する
リアは地上から邪神の腹に向かってナイフを投げ攻撃しているが、ナイフは舞っているかのように綺麗に円を描いて邪神の腹の部分に当たる
綺麗な連携が取れその攻撃もかなりダメージがあったようで邪神はグッ・・・と声を上げた
「利いているみたいだね」
「まだ暴れ足りねえけどな」
「なら、私はダリウスさんとルードくんの方に行こうかな」
言うとリアはまたナイフを投げ、それを見て虎とコハクは何かを思っている顔をしてリアを見るとリアはいつもの笑みを向けて頷いた後、ダリウスとルードの所へ向かった
「ルードくん!」
「リアさん!」
虎とコハクの所から少し離れた所に向かうとルードがいた
「怨霊の方は片付いたみたいですね」
「うん。だからこっちに来たの」
「リア、良い所に来てくれたね」
そう声が聞こえダリウスの姿が目の前に現れる
「ダリウスさん」
「これから奴の喉元に仕掛ける所だったんだ」
「私とダリウス様が先手を打ちます。その隙に地上から攻撃をお願いします」
「うん、分かった。この位置からだったら、あれを使っても大丈夫だから」
「ああ。久し振りにリアのあの技が見られるを楽しみにしているよ」
二人の言葉を聞きリアは自分が取るべき行動が解り、更にそう言うとダリウスは何処か嬉しそうな楽しそうな顔をしてそう言い、ルードも笑みを漏らしていた
「では、二人とも、行くよ」
「「はい!」」
言うとルードは地を蹴って走り出し、ダリウスは空間移動で邪神の喉元へ行き仕込み杖で攻撃をし、その後にルードが続く
「はあっ!」
「はっ!」
「はっ、せいっ!」
リアもナイフを取り出し何本か宙に投げ、また先程と同じように舞っているかのようにナイフを操り攻撃をしていく
その姿には梓も千代も思わず魅入ってしまっていた
そしてダリウスとルードが邪神から離れた所を見てリアは地を蹴りナイフを投げ更に宙で体を捻らせ手に持っていたナイフを全て投げた
「はあっっ!!!」
「グアアッッ・・・!!!」
そのナイフは頭や顔、そして先程までダリウスとルードと共に攻撃を与えていた喉元にも当たり、邪神はまた悲鳴を上げそれを聞きながらリアは綺麗に着地した
そして、
「皆さん、離れて下さい!」
リアのその言葉が先程言っていた合図だと解り、皆一斉に邪神から離れ梓と千代も少しだけ離れ、その気配を感じ取るとリアはパチンと指を鳴した
途端、先程リアが宙に投げたナイフが邪神目掛けて降り注いで来て邪神は大ダメージを食らい悲鳴を上げた
「・・・・凄い・・」
「・・・うん、凄く、綺麗だった・・・」
「・・・まるで、舞っているかのようだったわ・・」
「・・・あんなに美しくて凄い技が、あるんですね・・・」
「「「・・・・・」」」
梓もリアと何度か一緒に戦った事があったが、此処まで大きな技を使っている所は初めて見て、リアが戦っている姿を初めて見る千代と同じく驚いていた
それはダリウスやルード、虎以外も同じで、驚くと同時にその姿に魅入っていた
「うん、やはり何時見てもリアのその技とナイフ捌きは美しいね」
ダリウスは満足そうにそう言い、ルードや虎も同じように久し振りにリアの本気と技の美しさなどを見て満足していた
そう話していると、邪神が先程よりも雄叫びに近いものを上げ、皆邪神を見る
「オオオオ・・・・!! コノ世界ヲ食ライ尽クス為ニ我ハ呼バレタ。此処デ、消滅スル訳ニハイカヌワ!」
「この世界は私達が生きる場所。邪神になんて支配させない! 梓ちゃん!」
「うん!」
リアの言葉に梓は頷き、銃を構えた
「千代ちゃん、私と一緒にこのナイフを投げて」
「え?」
「大丈夫、ちゃんと白龍の力も宿してる。狙いは私が定めるから」
「ええ!」
そしてナイフをナイフホルダーから取り出してそう言うリアを見て千代はその言葉に驚きもしたが、その言葉で一緒に戦って欲しいと言う思いが伝わり頷き、リアと共にナイフを構え狙いを定める
「・・・・今よ!」
リアの合図と共に梓は引き金を引き、リアと千代は同時にナイフを投げ、その攻撃は見事禍津迦具土神の急所に当たり、神子達の力と思いが邪神の体を貫いた
続く
あとがき
はい、やっと邪神こと禍津迦具土神との決戦が書けました!
ほんと今回は戦闘シーンが多くて大変だった・・・ι(未だに戦闘シーン書くの苦手な遥嘩さん(^_^;)ww)
あ、邪神との戦いでダリウスさんとルードくんと一緒に戦った時に使ったあの上空からの技はさんむその(王)元姫ちゃんのあの技をイメージして書きましたw(分かった人はプレイした事ある人だなw 解らない人は調べて見てこれかなって思って下さいw←)
感想は色々とあるけども、戦闘シーンで体力使ったので・・・ι
えー、大団円ルートも残す所、後1話です!
最後までどうぞお付き合いよろしくお願いします!
あ、気になっているとこは次回遂に分かりますのでw
では、また次回!
2015.08.05
全員に指示が行き、他の帝国軍が下がったのを見送った後、ルードと九段は結界を張った
「・・・結界は張りました。行きましょう」
「待って。ルードくん、九段さん、私も一緒に先頭を行かせて下さい」
「リア?」
「・・・何か考えがあるんですね」
「うん・・・その時は梓ちゃん、千代ちゃんをお願いね」
「・・分かった」
「では、行こうか」
「はい!」「うん!」
リアの考えている事が梓も千代も分かっているのか頷き、ダリウスの合図と共に皆瘴気の奥を目指す
41.終焉はすぐそこに
「見えたね。邪神の尾だ」
あれから瘴気の中へ入り、禍津迦具土神の居る場所を目指して走り続けようやく邪神の尾が見えた
「尾を切り落とし、体の均衡を少しでも奪えば、蛇を地に落とす事が出来るかもしれん」
「ああ、だが、その前に・・・リア」
「はい」
ダリウスの言葉に頷いてリアは皆の前に出る
(・・・・少しでも、この瘴気を減らせばみんなが戦いやすくなる。・・・・お願い、今だけ私に、貴方達の力を貸して ――!!)
「・・・!」
「これは、・・・!」
「まさか、浄化の力・・・!?」
そう、リアから発せられた光は、白龍の神子である千代と同じ浄化の力だった
「グっ・・・ヤハリ・・ソノ力ハ・・・マサカ・・・貴様ハ・・」
「その先は貴方に言わせない。私からみんなに言う事よ!」
「・・・ウオオオオ!!」
鋭い目つきでリアはそう言い放ち、先程より強い光を邪神に向けて放つ
「邪神の動きが鈍くなった!」
「いくぞ、皆、かかれっ!」
有馬の合図と共に梓、千代、リア以外の男8人が邪神へと向かって行く
だが、瘴気が溢れていて怨霊も集まり初めたが梓とリアが瞬時に怨霊を倒していく
九段と村雨は邪神の尾を攻撃し、有馬は秋兵と連携を取りその少し上を、虎とコハクは邪神の腹の辺りを、そしてダリウスとルードは邪神の喉の辺りを攻撃していた
皆、それぞれが得意なものを活かして邪神と戦っている
梓もリアも千代を守りながら怨霊を倒し終え、邪神に狙いを定める
「私も少し前衛に行ってくるね」
「ええ。私は大丈夫だから行って来て」
「リアさん、気を付けてね」
梓と千代の言葉を聞き、リアは頷いてナイフホルダーから数本ナイフを取り出し邪神の方へ向かって行き、まずは九段と村雨の所へ行った
「リア、千代と梓は?」
「大丈夫です。梓ちゃんが千代ちゃんを守りながら戦っています」
「そうか。はっ」
「ふっ」
「はあっ」
そこまで話し邪神の尾が動くのが見え、瞬時に地を蹴って避け、リアはそのまま手に持っていたナイフを投げて攻撃をした
「流石、飛び道具は便利だねえ」
邪神の攻撃を無事に避け地に着地出来たのはリアが即座にナイフを投げたお陰だった
「助かったぞ、リア」
「いえ。でも邪神を押さえるにはまだ掛かりますね」
「ああ、一気に仕掛けられりゃあ良いんだがな」
「・・・村雨さん、九段さん、後で私が合図したら一気にこの場から離れて下さい」
「ん? ・・・了解」
「分かった」
リアの眼差しを見て何か考えがあると判断した二人はそう返事を返すとリアは新しいナイフをホルダーから取り出してそれを宙に投げ、有馬と秋兵の元へ向かう
「有馬さん、片霧さん!」
「! 楓月!」
「君もこちらへ来たんですか」
「はい。怨霊は梓ちゃんと片付けましたので」
「・・・そうか」
「では駒野くんは梓くんと一緒なんですね」
「はい・・・大分攻撃が利いているみたいですね」
「ああ。だが、これではまだ駄目だろう」
「そうですね。でも、今攻撃が利いている所を狙えば効き目は増すと思います」
瞬時にこの場の状況を判断し、そして何より未だにリアが戦えている事に有馬も秋兵も驚きを隠せないでいた
その隙を見てリアはまたナイフを宙に投げ、有馬と秋兵を見て言う
「有馬さん、片霧さん、後で私が合図したら一気にこの場から離れて下さい」
「何?」
「何か考えがあるんですね」
その言葉に頷き、虎とコハクの元へ向かう
「うらあっ!!!」
「はあっっっ!!!」
虎とコハクは攻撃を与え地に降り立つ
「へっ、邪神ってのもなかなか面白え相手だな」
「政虎さん、こんな時でも楽しそうですね・・・ι」
「あ、リアさん」
虎がそう言った途端コハクとは別の人の声が聞こえ振り返ると二人の後ろにリアがいた
「なんだ、お前もこっちに来たのか」
「はい。あっちはもう片付いたので、こっちに来ちゃいました」
と、いつもの口調で言うリアを見て虎もコハクも笑みを零す
「聖母様が来てくれたなら、心強いなあ」
「へ、確かにもっと面白く暴れられるな。コハク、リア、いくぞ」
「うん!」「はい!」
言うと一気に駆け出し、虎は即座に地を蹴りかぎ爪で邪神の腹の中心を攻撃し、コハクはその下辺りを攻撃する
リアは地上から邪神の腹に向かってナイフを投げ攻撃しているが、ナイフは舞っているかのように綺麗に円を描いて邪神の腹の部分に当たる
綺麗な連携が取れその攻撃もかなりダメージがあったようで邪神はグッ・・・と声を上げた
「利いているみたいだね」
「まだ暴れ足りねえけどな」
「なら、私はダリウスさんとルードくんの方に行こうかな」
言うとリアはまたナイフを投げ、それを見て虎とコハクは何かを思っている顔をしてリアを見るとリアはいつもの笑みを向けて頷いた後、ダリウスとルードの所へ向かった
「ルードくん!」
「リアさん!」
虎とコハクの所から少し離れた所に向かうとルードがいた
「怨霊の方は片付いたみたいですね」
「うん。だからこっちに来たの」
「リア、良い所に来てくれたね」
そう声が聞こえダリウスの姿が目の前に現れる
「ダリウスさん」
「これから奴の喉元に仕掛ける所だったんだ」
「私とダリウス様が先手を打ちます。その隙に地上から攻撃をお願いします」
「うん、分かった。この位置からだったら、あれを使っても大丈夫だから」
「ああ。久し振りにリアのあの技が見られるを楽しみにしているよ」
二人の言葉を聞きリアは自分が取るべき行動が解り、更にそう言うとダリウスは何処か嬉しそうな楽しそうな顔をしてそう言い、ルードも笑みを漏らしていた
「では、二人とも、行くよ」
「「はい!」」
言うとルードは地を蹴って走り出し、ダリウスは空間移動で邪神の喉元へ行き仕込み杖で攻撃をし、その後にルードが続く
「はあっ!」
「はっ!」
「はっ、せいっ!」
リアもナイフを取り出し何本か宙に投げ、また先程と同じように舞っているかのようにナイフを操り攻撃をしていく
その姿には梓も千代も思わず魅入ってしまっていた
そしてダリウスとルードが邪神から離れた所を見てリアは地を蹴りナイフを投げ更に宙で体を捻らせ手に持っていたナイフを全て投げた
「はあっっ!!!」
「グアアッッ・・・!!!」
そのナイフは頭や顔、そして先程までダリウスとルードと共に攻撃を与えていた喉元にも当たり、邪神はまた悲鳴を上げそれを聞きながらリアは綺麗に着地した
そして、
「皆さん、離れて下さい!」
リアのその言葉が先程言っていた合図だと解り、皆一斉に邪神から離れ梓と千代も少しだけ離れ、その気配を感じ取るとリアはパチンと指を鳴した
途端、先程リアが宙に投げたナイフが邪神目掛けて降り注いで来て邪神は大ダメージを食らい悲鳴を上げた
「・・・・凄い・・」
「・・・うん、凄く、綺麗だった・・・」
「・・・まるで、舞っているかのようだったわ・・」
「・・・あんなに美しくて凄い技が、あるんですね・・・」
「「「・・・・・」」」
梓もリアと何度か一緒に戦った事があったが、此処まで大きな技を使っている所は初めて見て、リアが戦っている姿を初めて見る千代と同じく驚いていた
それはダリウスやルード、虎以外も同じで、驚くと同時にその姿に魅入っていた
「うん、やはり何時見てもリアのその技とナイフ捌きは美しいね」
ダリウスは満足そうにそう言い、ルードや虎も同じように久し振りにリアの本気と技の美しさなどを見て満足していた
そう話していると、邪神が先程よりも雄叫びに近いものを上げ、皆邪神を見る
「オオオオ・・・・!! コノ世界ヲ食ライ尽クス為ニ我ハ呼バレタ。此処デ、消滅スル訳ニハイカヌワ!」
「この世界は私達が生きる場所。邪神になんて支配させない! 梓ちゃん!」
「うん!」
リアの言葉に梓は頷き、銃を構えた
「千代ちゃん、私と一緒にこのナイフを投げて」
「え?」
「大丈夫、ちゃんと白龍の力も宿してる。狙いは私が定めるから」
「ええ!」
そしてナイフをナイフホルダーから取り出してそう言うリアを見て千代はその言葉に驚きもしたが、その言葉で一緒に戦って欲しいと言う思いが伝わり頷き、リアと共にナイフを構え狙いを定める
「・・・・今よ!」
リアの合図と共に梓は引き金を引き、リアと千代は同時にナイフを投げ、その攻撃は見事禍津迦具土神の急所に当たり、神子達の力と思いが邪神の体を貫いた
続く
あとがき
はい、やっと邪神こと禍津迦具土神との決戦が書けました!
ほんと今回は戦闘シーンが多くて大変だった・・・ι(未だに戦闘シーン書くの苦手な遥嘩さん(^_^;)ww)
あ、邪神との戦いでダリウスさんとルードくんと一緒に戦った時に使ったあの上空からの技はさんむその(王)元姫ちゃんのあの技をイメージして書きましたw(分かった人はプレイした事ある人だなw 解らない人は調べて見てこれかなって思って下さいw←)
感想は色々とあるけども、戦闘シーンで体力使ったので・・・ι
えー、大団円ルートも残す所、後1話です!
最後までどうぞお付き合いよろしくお願いします!
あ、気になっているとこは次回遂に分かりますのでw
では、また次回!
2015.08.05