共通ルート
夢主名変更
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
帝国軍の陸軍会館で開かれた夜会でダリウス達は梓と会い、今まで自分達が調べた事を伝えた
それを聞き梓も密かにだか凌雲閣に張ってある四神の結界を解く為に、各地にいる四神に挑んでいた
凌雲閣に張ってある四神の結界、それは九段が張ったものだった
表向きは気脈を守る為、と言われているが、その結界には気脈を守る事以外にももう一つの役割があった
それは軍が凌雲閣の地下で秘密裏に行っている実験の事だった
その実験と言うのは紛れもなく、強兵を作る為の実験をしていたからだった
この事実を帝国軍の上層部の人間以外で知っているのはダリウスやリア達、そして村雨達結実なき花だけだった
最終的な段取りもこの数日で村雨と会って話していて、後は梓が四神の結界を解くのを待つのみだった
それが終われば帝都の闇に、悪の根源に近付ける
その時はリアも本格的にダリウスの革命に参加する事になる
そう思いながら街を歩いていると、ふと帝都全体の空気が変わった気がした
「・・・・。結界が、消えた・・・?」
何となくだがそう感じていた
「・・・・」
だが、結界が消えたその感じはこの数日感じていたしある事も気掛かりだった
「・・・・」
「リアさん」
「ルードくん」
その事を気にしていると聞き慣れた声が聞こえ声の主を探すと人並みの中にルードが見えて自分の方へやって来ていた
「・・・どうかしましたか?」
「ううん。なんでもない。それでどうしたの」
リアの様子を見て何か気にしている顔をしているとルードも気付くがリアがそう言ったので本題に入った
「・・・梓さんが四神の結界を全て解きました」
「・・・じゃあ、ダリウスさんもアレを・・・」
「ええ・・。おそらくそろそろですね」
お互いに並んで小声で話していると周りがざわめき始める
「おい、お前も東京駅に行くのか?」
「ああ。大変な騒ぎだって言うからさ。一目、見ておこうと思ってね」
言うと男達は一目散に東京駅を目指して行った
「「・・・・」」
「二人とも、此処に居たのか」
リアとルードがその様子を見ているとまた聞き慣れた声が聞こえた途端、ダリウスが二人の前に現れた
「ダリウス様、お疲れ様です」
「上手くいったみたいですね」
「ああ」
三人が言っている事、それは東京駅の屋根の上から垂れ幕がされている事だった
その内容は『間もなく帝都は 闇に屠られる 命惜しくば 即刻 帝都を去れ』と言うものだった
それはこれからやろうとしている事に市民を巻き込まない為にダリウスやリア達が市民に勧告する為に書いたものであり、それを先程ダリウスが東京駅の屋根の上から垂れ幕を設置してきたのだった
「梓にも計画の日取りを知らせる手紙を渡した所だ」
「・・・・」
「ん、どうかした、リア」
「いえ・・・」
その手紙をどうやってと言う事は言わなかったがある事を思い、先程男達が向かって行った東京駅の方へ視線を向ける
「・・・日取りは、秋の朔日・・・9月1日でしたよね」
「ああ。それまでに俺達も準備を進めておこう」
「「はい」」
ダリウスの言葉にリアとルードは頷き、その直後、リア達の姿はその場から消え蠱惑の森へと戻った
36.月に恋して
その日の夜、リアは自室で本を読んでいた
その本はあの予言書だった
この予言書は数年前に星の一族が記したもので、今の所その予言は当たっていた
「・・・・」
そして末尾に書かれている言葉、それがずっと色々な意味を示していて帝都の未来を左右する大事な所なのだろうと言うのも今までの出来事を考えて分かった事だった
「・・・未来の形は一つじゃない。色々な道があるって事だよね・・」
そう思いながら目を閉じてパタンと音を立てて本が閉じられる
「・・・・」
寝るにしては早いし、何処か気持ちが落ち着かなかった
「・・・ちょっと散歩でもして来ようかな」
外の風に当たれば気分も変わって眠れるだろうと思い、本をチェストの上に置き灯りを消して部屋を出て階下に下りて邸を出た
森の中を歩く音とフクロウと虫達の鳴き声が辺りに響き渡る
暫くすると湖に辿り着き、リアはその神秘的で綺麗な光景を見ながら息を吸って吐き、そのままその場に座って湖を眺めだした
そうして今までの事を思い返すように目を閉じ何か考えていた
そして――
***
さて、いきなりですが、此処で遂にルートが分かれます!←え!?
ルートはダリウス、ルード、そして大団円ルートの3つになります
皆さんが迎えたいエンドのルートを選択して下さい!↓↓
・突然聞こえた声に驚く
・聞き慣れた声が聞こえ目を開け振り返る
・茂みが揺れる音に気が付き振り返る
**
それを聞き梓も密かにだか凌雲閣に張ってある四神の結界を解く為に、各地にいる四神に挑んでいた
凌雲閣に張ってある四神の結界、それは九段が張ったものだった
表向きは気脈を守る為、と言われているが、その結界には気脈を守る事以外にももう一つの役割があった
それは軍が凌雲閣の地下で秘密裏に行っている実験の事だった
その実験と言うのは紛れもなく、強兵を作る為の実験をしていたからだった
この事実を帝国軍の上層部の人間以外で知っているのはダリウスやリア達、そして村雨達結実なき花だけだった
最終的な段取りもこの数日で村雨と会って話していて、後は梓が四神の結界を解くのを待つのみだった
それが終われば帝都の闇に、悪の根源に近付ける
その時はリアも本格的にダリウスの革命に参加する事になる
そう思いながら街を歩いていると、ふと帝都全体の空気が変わった気がした
「・・・・。結界が、消えた・・・?」
何となくだがそう感じていた
「・・・・」
だが、結界が消えたその感じはこの数日感じていたしある事も気掛かりだった
「・・・・」
「リアさん」
「ルードくん」
その事を気にしていると聞き慣れた声が聞こえ声の主を探すと人並みの中にルードが見えて自分の方へやって来ていた
「・・・どうかしましたか?」
「ううん。なんでもない。それでどうしたの」
リアの様子を見て何か気にしている顔をしているとルードも気付くがリアがそう言ったので本題に入った
「・・・梓さんが四神の結界を全て解きました」
「・・・じゃあ、ダリウスさんもアレを・・・」
「ええ・・。おそらくそろそろですね」
お互いに並んで小声で話していると周りがざわめき始める
「おい、お前も東京駅に行くのか?」
「ああ。大変な騒ぎだって言うからさ。一目、見ておこうと思ってね」
言うと男達は一目散に東京駅を目指して行った
「「・・・・」」
「二人とも、此処に居たのか」
リアとルードがその様子を見ているとまた聞き慣れた声が聞こえた途端、ダリウスが二人の前に現れた
「ダリウス様、お疲れ様です」
「上手くいったみたいですね」
「ああ」
三人が言っている事、それは東京駅の屋根の上から垂れ幕がされている事だった
その内容は『間もなく帝都は 闇に屠られる 命惜しくば 即刻 帝都を去れ』と言うものだった
それはこれからやろうとしている事に市民を巻き込まない為にダリウスやリア達が市民に勧告する為に書いたものであり、それを先程ダリウスが東京駅の屋根の上から垂れ幕を設置してきたのだった
「梓にも計画の日取りを知らせる手紙を渡した所だ」
「・・・・」
「ん、どうかした、リア」
「いえ・・・」
その手紙をどうやってと言う事は言わなかったがある事を思い、先程男達が向かって行った東京駅の方へ視線を向ける
「・・・日取りは、秋の朔日・・・9月1日でしたよね」
「ああ。それまでに俺達も準備を進めておこう」
「「はい」」
ダリウスの言葉にリアとルードは頷き、その直後、リア達の姿はその場から消え蠱惑の森へと戻った
36.月に恋して
その日の夜、リアは自室で本を読んでいた
その本はあの予言書だった
この予言書は数年前に星の一族が記したもので、今の所その予言は当たっていた
「・・・・」
そして末尾に書かれている言葉、それがずっと色々な意味を示していて帝都の未来を左右する大事な所なのだろうと言うのも今までの出来事を考えて分かった事だった
「・・・未来の形は一つじゃない。色々な道があるって事だよね・・」
そう思いながら目を閉じてパタンと音を立てて本が閉じられる
「・・・・」
寝るにしては早いし、何処か気持ちが落ち着かなかった
「・・・ちょっと散歩でもして来ようかな」
外の風に当たれば気分も変わって眠れるだろうと思い、本をチェストの上に置き灯りを消して部屋を出て階下に下りて邸を出た
森の中を歩く音とフクロウと虫達の鳴き声が辺りに響き渡る
暫くすると湖に辿り着き、リアはその神秘的で綺麗な光景を見ながら息を吸って吐き、そのままその場に座って湖を眺めだした
そうして今までの事を思い返すように目を閉じ何か考えていた
そして――
***
さて、いきなりですが、此処で遂にルートが分かれます!←え!?
ルートはダリウス、ルード、そして大団円ルートの3つになります
皆さんが迎えたいエンドのルートを選択して下さい!↓↓
・突然聞こえた声に驚く
・聞き慣れた声が聞こえ目を開け振り返る
・茂みが揺れる音に気が付き振り返る
**