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「じゃああの子は異世界の子なんですね」
カチャリとナイフとフォークの置く音とティーカップをソーサーに置く音が重なる
龍神の神子が召喚されダリウス達が帝国軍から神子を奪還しこの邸に連れて来た次の日の朝、リアは昨夜の出来事をダリウス達から聞いていた
どうやら龍神の神子、高塚 梓はこの世界とは別の世界の住人だったようだ
「戦いも不慣れな所を見ると、戦いがない世界だったのだと思います」
昨日、梓を保護した後、東京駅でルードと共に怨霊と戦ったそうだがその時の戦闘が初めてだと言わんばかりの戦いだったそうだ
ただでさえいきなり龍神の神子として選ばれ見知らぬ世界に飛ばされ軍人や鬼、そして知らない場所で不安を感じていた矢先に怨霊と戦う事になったのだから昨日の憔悴振りが納得いった
話題に出ている肝心の梓はと言うと、先程も言った通り疲れや憔悴が激しく、昨日リアが部屋へと案内した後直ぐにベッドに入りそのまま寝てしまったようでまだ起きていない
朝食は自室で取らせるべきだろうと判断した所でルードはその準備に取りかかる為に厨房へと向かう
「ところでリア、今日は休みだったよね」
「はい」
ルードが厨房に向かったのを見てダリウスは向かいに座っているリアに声をかける
「なら、神子殿が起きてきたら付き合ってくれないかな」
「わかりました」
きっと梓が起きてきたら、この世界の事や色々な事を話すのだろう
それにその後の事を考えると同姓がいた方が梓も安心出来るだろうと言う配慮もあるのだろうと思い、朝食を済ませ梓が起きてくるまでルードと共に家事を熟していた
02.二羽の蝶が舞う
「あの・・・」
誰かが近付いてくる足音と共にそう声が聞こえ読んでいた本から視線を移すとリア達の前に梓がやってきた
「やあ、起きたんだね。うん、顔色も悪くない」
「良く眠れた?」
「は、はい」
「なら良かった」
昨日と同じく優しい笑顔を向けられ少し緊張しながら答えるとリアもダリウスも安心した表情を浮かべた
「ええと・・、名前を聞いていなかったね。教えてくれるかい」
昨日此処に来た時にリアには名乗ったが他の人にはまだ名乗っていなかったので名前を教えるとダリウスが各々の紹介を始める
「俺はダリウス、こちらはルードハーネだ。俺はルードと呼んでるよ」
「ルードハーネです。ダリウス様より貴方の世話役を命じられました」
「世話役って・・・、それだと、まるで私が此処に住むみたい」
「みたい・・・ではなくその通りだよ」
ルードとダリウスの言葉に梓は驚き二人を見る
いきなりそんな事を言われれば驚いて戸惑ってしまうのは当然かもしれないが今の状況を考えると此処にいるべきだと言う事はダリウスもルードも、そしてリアも解っている
龍神の神子に選ばれた者はその役目が終わるまでは元の世界には帰れない
これは昔から言い伝えられている事であり事実だった
昨日の出来事や先程のダリウスの言葉を受けて梓は少し顔色が悪くなり辛そうな表情を浮かべる
「大丈夫? 何処か痛む?」
そんな梓を見てリアが声を掛け、梓は目を開けると心配そうにして自分の顔を覗き込んでいるリアと目が合った
「いえ、大丈夫です・・・。えっと、璃唖、さん・・・」
自分の名前を聞くとリアは覚えていてくれたのねと言う様な笑顔を向けゆっくりと体制を戻すとダリウスとルードがいつの間に挨拶をしていたのかと言う視線を向けていて「昨日ですよ」とリアが返事を返していた
「あの・・・、とりあえず話を聞かせてもらえますか? 状況を整理したいんです」
リアの気遣いで少し落ちついたのか梓はダリウスを見てそう言い、ダリウスとルードが説明を始めた
ダリウスとの約束はこの話が終わってからなのでその間リアは席を外しルードの代わりに家事をしていた
途中で政虎が話に割って入っていたがあまり気にする様子もなく彼等の話に耳を傾けながらリアは食器を拭き上げていた
「ルード、虎、梓を連れて少し出てくるよ」
「えっ? ダリウス様 ――」
ダリウスがそう言って席を立ったのは梓にこの世界の事などの説明を始めてから10分くらいしてからだった
「リアもおいで」
「はい。ごめんね、ルードくん、後お願いね」
「リアさんまで ――」
手に持っていた皿と布巾を調理台の上に置きダリウスの元に向かいながらルードに詫びてダリウスの所へ行き梓と同じように彼の手を取ると三人の姿は二人の前から消えた
「っ・・・」
「梓、目を開けて」
ダリウスの言葉に梓はゆっくりと目を開けると先程まで邸の中にいたのに一瞬で違う景色になっている事に驚いていた
昨日何度か体験はしたもののまだ慣れていないのか驚きの一方だった
「愛宕山だ。先程までいた、蠱惑の森からそう遠くない。この辺りなら瘴気も漂っている。きっと・・・」
そう言った途端、辺りの空気が淀んでいき三人の目の前に異形のものが姿を現す
「ほら、お出ましだ」
「これ、昨日と同じ・・・怨霊!」
「さて、昨日の復習だ。あの怨霊を倒してみようか」
「えっ・・・」
言うな否、ダリウスは自身の武器である仕込み杖を片手に持つ
「リアは梓のサポートをお願いしようか」
「解りました。梓ちゃん、構えて」
「え?」
いつの間にかリアの手には自身の武器と思われるナイフを持っていてダリウスと同じく戦闘態勢を取っていた
「大丈夫、私達がしっかり貴女をサポートするから」
「はい!」
リアの強い眼差しを受け、梓もガンホルダーから銃を抜き構えた
「では、いこうか」
ダリウスの言葉を合図に戦闘は始まった
戦闘中、リアは梓の動きをしっかりと見ていた
ルードの言う通り、動きがたどたどくいかにも戦闘に不慣れと言うのが見て取れる
だが一度コツを掴んだのか徐々に動きが良くなっていき、慣れて行けば今以上に強くなる、それをリアもダリウスもこの戦いで感じていた
戦いが終わると陰の気が蝶の形となり梓の中へと入っていった
「お見事、神子殿。怨霊を倒し、陰の気を得る事こそ君の神子としての力だ」
「陰の気・・・今の怨霊から得たの?」
「恐ろしいかい?」
「・・・いえ、嫌な感じはしません。むしろ、全身が温かくて・・・」
梓は自分の胸に手を当てて自分の変化を感じ取るかのように目を瞑った
そしてダリウスは怨霊を倒し龍神が本来の力を取り戻し、役目を終えたら元の世界に帰れると説明していた
「まだ日が高いね。もう1体、怨霊を倒しに行こうか。蠱惑の森の近くにも瘴気の吹き溜まりがあったかな」
「はい。入り口の近くなので倒しておいた方が安全だと思います」
リアもその場所の事を思い出して言う
たまに怨霊が出た時に倒してはいるがこれから梓も共に暮らすのだから今のうちに倒しておけば安全だし後に倒しに行かなくて済む
「では移動しようか。二人とも、俺の手を取って」
リアと梓がダリウスの手を取るとまた一瞬で景色が変わり蠱惑の森の入り口付近に来ていた
「・・・!」
「梓ちゃん?」
途端、梓が何かに気付いたと思ったら地中から瘴気が溢れ怨霊が現れた
「当たりだ。今度は地中から登場か」
本で龍神の神子は怨霊の居場所や気配が分かると読んだ事があったがそれを目の当たりにし、今度はリアが驚きと関心を持っていた
*
「さて、じゃあ今日は此処で引き上げようか」
戦闘が終わり辺りに異常がないと確認し終わるとダリウスは二人を見てそう言った
帰りは歩きのようではぐれないように着いておいでと言われリアと並んでダリウスの後ろを歩く
「あの、璃唖さん」
「ん?」
「さっきはフォロー、ありがとう御座いました」
「いえ。でも梓ちゃん、どんどん動きが良くなっていってるわよ」
「え? そうですか?」
「ええ、最後の方は私やダリウスさんがフォローしなくても良いくらいにね」
戦う事にいっぱいいっぱいだったのでそうだったのかと初めて気が付くが褒めすぎでは・・・と思っていた
「でも璃唖さん強かったですしナイフ捌きも凄かったです!」
身軽な動きがまるで舞っているかのようにも感じ何度か魅入ってしまっていた
「ふふっ、どうやら梓もリアのナイフ捌きや戦い方を気に入ったようだね」
当然だと言う様な口振りで言うダリウスを見て梓は疑問符を出した
「俺もルードもそして虎もリアの戦い方やナイフ捌きを気に入っているんだ。まるで舞っているかのようで戦っていても綺麗に映るだろう?」
「ダリウスさん、いつも言いますけど褒めすぎですよ・・・」
居心地が悪くなったのか少しだけ頬を赤くして言うが梓はダリウスの言葉に頷いていた
「けどリアはまだ本気を出していないよ」
「え?」
「そのうち見られると思うよ」
そう言い残しダリウスはまた前を見て歩き出し梓はリアへと視線を向けると少しだけ苦笑していた
「さ、私達も早く行きましょう。もうすぐで着くから」
そう促されダリウスとリアの後を追い掛けて行った
続く
あとがき
ほい、やっと2話完成した~
本当はもっと先の方まで書き上げていたんですけどページ数が長くなったしまったので切りの良いところで切ったんですが・・・最後の方がちょっと足りなくて悩んで書きましたが・・・
うーむ・・やっぱり久々に小説書いてるからまだ何かが足らない・・・
そのうち書き直すかもな(^_^;)w
さて、2話は梓ちゃんとダリウスと一緒に怨霊退治に行く所でした
ナイフ捌きのイメージは設定の所にも書いてますが、イメージとしては(俺の嫁ことw)TOGのシェリアイメージでww
タイトルは梓とリアちゃんって意味ですよw
今回はあとがき短くしますw 次書きたいのでww
ではっ!(本当に終わっちゃった!? ←梓ww)
2015.06.18
カチャリとナイフとフォークの置く音とティーカップをソーサーに置く音が重なる
龍神の神子が召喚されダリウス達が帝国軍から神子を奪還しこの邸に連れて来た次の日の朝、リアは昨夜の出来事をダリウス達から聞いていた
どうやら龍神の神子、高塚 梓はこの世界とは別の世界の住人だったようだ
「戦いも不慣れな所を見ると、戦いがない世界だったのだと思います」
昨日、梓を保護した後、東京駅でルードと共に怨霊と戦ったそうだがその時の戦闘が初めてだと言わんばかりの戦いだったそうだ
ただでさえいきなり龍神の神子として選ばれ見知らぬ世界に飛ばされ軍人や鬼、そして知らない場所で不安を感じていた矢先に怨霊と戦う事になったのだから昨日の憔悴振りが納得いった
話題に出ている肝心の梓はと言うと、先程も言った通り疲れや憔悴が激しく、昨日リアが部屋へと案内した後直ぐにベッドに入りそのまま寝てしまったようでまだ起きていない
朝食は自室で取らせるべきだろうと判断した所でルードはその準備に取りかかる為に厨房へと向かう
「ところでリア、今日は休みだったよね」
「はい」
ルードが厨房に向かったのを見てダリウスは向かいに座っているリアに声をかける
「なら、神子殿が起きてきたら付き合ってくれないかな」
「わかりました」
きっと梓が起きてきたら、この世界の事や色々な事を話すのだろう
それにその後の事を考えると同姓がいた方が梓も安心出来るだろうと言う配慮もあるのだろうと思い、朝食を済ませ梓が起きてくるまでルードと共に家事を熟していた
02.二羽の蝶が舞う
「あの・・・」
誰かが近付いてくる足音と共にそう声が聞こえ読んでいた本から視線を移すとリア達の前に梓がやってきた
「やあ、起きたんだね。うん、顔色も悪くない」
「良く眠れた?」
「は、はい」
「なら良かった」
昨日と同じく優しい笑顔を向けられ少し緊張しながら答えるとリアもダリウスも安心した表情を浮かべた
「ええと・・、名前を聞いていなかったね。教えてくれるかい」
昨日此処に来た時にリアには名乗ったが他の人にはまだ名乗っていなかったので名前を教えるとダリウスが各々の紹介を始める
「俺はダリウス、こちらはルードハーネだ。俺はルードと呼んでるよ」
「ルードハーネです。ダリウス様より貴方の世話役を命じられました」
「世話役って・・・、それだと、まるで私が此処に住むみたい」
「みたい・・・ではなくその通りだよ」
ルードとダリウスの言葉に梓は驚き二人を見る
いきなりそんな事を言われれば驚いて戸惑ってしまうのは当然かもしれないが今の状況を考えると此処にいるべきだと言う事はダリウスもルードも、そしてリアも解っている
龍神の神子に選ばれた者はその役目が終わるまでは元の世界には帰れない
これは昔から言い伝えられている事であり事実だった
昨日の出来事や先程のダリウスの言葉を受けて梓は少し顔色が悪くなり辛そうな表情を浮かべる
「大丈夫? 何処か痛む?」
そんな梓を見てリアが声を掛け、梓は目を開けると心配そうにして自分の顔を覗き込んでいるリアと目が合った
「いえ、大丈夫です・・・。えっと、璃唖、さん・・・」
自分の名前を聞くとリアは覚えていてくれたのねと言う様な笑顔を向けゆっくりと体制を戻すとダリウスとルードがいつの間に挨拶をしていたのかと言う視線を向けていて「昨日ですよ」とリアが返事を返していた
「あの・・・、とりあえず話を聞かせてもらえますか? 状況を整理したいんです」
リアの気遣いで少し落ちついたのか梓はダリウスを見てそう言い、ダリウスとルードが説明を始めた
ダリウスとの約束はこの話が終わってからなのでその間リアは席を外しルードの代わりに家事をしていた
途中で政虎が話に割って入っていたがあまり気にする様子もなく彼等の話に耳を傾けながらリアは食器を拭き上げていた
「ルード、虎、梓を連れて少し出てくるよ」
「えっ? ダリウス様 ――」
ダリウスがそう言って席を立ったのは梓にこの世界の事などの説明を始めてから10分くらいしてからだった
「リアもおいで」
「はい。ごめんね、ルードくん、後お願いね」
「リアさんまで ――」
手に持っていた皿と布巾を調理台の上に置きダリウスの元に向かいながらルードに詫びてダリウスの所へ行き梓と同じように彼の手を取ると三人の姿は二人の前から消えた
「っ・・・」
「梓、目を開けて」
ダリウスの言葉に梓はゆっくりと目を開けると先程まで邸の中にいたのに一瞬で違う景色になっている事に驚いていた
昨日何度か体験はしたもののまだ慣れていないのか驚きの一方だった
「愛宕山だ。先程までいた、蠱惑の森からそう遠くない。この辺りなら瘴気も漂っている。きっと・・・」
そう言った途端、辺りの空気が淀んでいき三人の目の前に異形のものが姿を現す
「ほら、お出ましだ」
「これ、昨日と同じ・・・怨霊!」
「さて、昨日の復習だ。あの怨霊を倒してみようか」
「えっ・・・」
言うな否、ダリウスは自身の武器である仕込み杖を片手に持つ
「リアは梓のサポートをお願いしようか」
「解りました。梓ちゃん、構えて」
「え?」
いつの間にかリアの手には自身の武器と思われるナイフを持っていてダリウスと同じく戦闘態勢を取っていた
「大丈夫、私達がしっかり貴女をサポートするから」
「はい!」
リアの強い眼差しを受け、梓もガンホルダーから銃を抜き構えた
「では、いこうか」
ダリウスの言葉を合図に戦闘は始まった
戦闘中、リアは梓の動きをしっかりと見ていた
ルードの言う通り、動きがたどたどくいかにも戦闘に不慣れと言うのが見て取れる
だが一度コツを掴んだのか徐々に動きが良くなっていき、慣れて行けば今以上に強くなる、それをリアもダリウスもこの戦いで感じていた
戦いが終わると陰の気が蝶の形となり梓の中へと入っていった
「お見事、神子殿。怨霊を倒し、陰の気を得る事こそ君の神子としての力だ」
「陰の気・・・今の怨霊から得たの?」
「恐ろしいかい?」
「・・・いえ、嫌な感じはしません。むしろ、全身が温かくて・・・」
梓は自分の胸に手を当てて自分の変化を感じ取るかのように目を瞑った
そしてダリウスは怨霊を倒し龍神が本来の力を取り戻し、役目を終えたら元の世界に帰れると説明していた
「まだ日が高いね。もう1体、怨霊を倒しに行こうか。蠱惑の森の近くにも瘴気の吹き溜まりがあったかな」
「はい。入り口の近くなので倒しておいた方が安全だと思います」
リアもその場所の事を思い出して言う
たまに怨霊が出た時に倒してはいるがこれから梓も共に暮らすのだから今のうちに倒しておけば安全だし後に倒しに行かなくて済む
「では移動しようか。二人とも、俺の手を取って」
リアと梓がダリウスの手を取るとまた一瞬で景色が変わり蠱惑の森の入り口付近に来ていた
「・・・!」
「梓ちゃん?」
途端、梓が何かに気付いたと思ったら地中から瘴気が溢れ怨霊が現れた
「当たりだ。今度は地中から登場か」
本で龍神の神子は怨霊の居場所や気配が分かると読んだ事があったがそれを目の当たりにし、今度はリアが驚きと関心を持っていた
*
「さて、じゃあ今日は此処で引き上げようか」
戦闘が終わり辺りに異常がないと確認し終わるとダリウスは二人を見てそう言った
帰りは歩きのようではぐれないように着いておいでと言われリアと並んでダリウスの後ろを歩く
「あの、璃唖さん」
「ん?」
「さっきはフォロー、ありがとう御座いました」
「いえ。でも梓ちゃん、どんどん動きが良くなっていってるわよ」
「え? そうですか?」
「ええ、最後の方は私やダリウスさんがフォローしなくても良いくらいにね」
戦う事にいっぱいいっぱいだったのでそうだったのかと初めて気が付くが褒めすぎでは・・・と思っていた
「でも璃唖さん強かったですしナイフ捌きも凄かったです!」
身軽な動きがまるで舞っているかのようにも感じ何度か魅入ってしまっていた
「ふふっ、どうやら梓もリアのナイフ捌きや戦い方を気に入ったようだね」
当然だと言う様な口振りで言うダリウスを見て梓は疑問符を出した
「俺もルードもそして虎もリアの戦い方やナイフ捌きを気に入っているんだ。まるで舞っているかのようで戦っていても綺麗に映るだろう?」
「ダリウスさん、いつも言いますけど褒めすぎですよ・・・」
居心地が悪くなったのか少しだけ頬を赤くして言うが梓はダリウスの言葉に頷いていた
「けどリアはまだ本気を出していないよ」
「え?」
「そのうち見られると思うよ」
そう言い残しダリウスはまた前を見て歩き出し梓はリアへと視線を向けると少しだけ苦笑していた
「さ、私達も早く行きましょう。もうすぐで着くから」
そう促されダリウスとリアの後を追い掛けて行った
続く
あとがき
ほい、やっと2話完成した~
本当はもっと先の方まで書き上げていたんですけどページ数が長くなったしまったので切りの良いところで切ったんですが・・・最後の方がちょっと足りなくて悩んで書きましたが・・・
うーむ・・やっぱり久々に小説書いてるからまだ何かが足らない・・・
そのうち書き直すかもな(^_^;)w
さて、2話は梓ちゃんとダリウスと一緒に怨霊退治に行く所でした
ナイフ捌きのイメージは設定の所にも書いてますが、イメージとしては(俺の嫁ことw)TOGのシェリアイメージでww
タイトルは梓とリアちゃんって意味ですよw
今回はあとがき短くしますw 次書きたいのでww
ではっ!(本当に終わっちゃった!? ←梓ww)
2015.06.18