OROCHI
夢主名変更
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まだ夏の陽差しが残る中、玄関のドアを開けて靴を脱いで部屋に戻るとそのままベッドへとダイブした
「あー疲れた~・・・もーマジで体育祭とかめんどーい。そんな練習する時間あったらあたしの癒やしの時間に費やしたいよ~・・・」
枕に顔を埋めてベッドの上で足をバタバタさせながらエアコンのスイッチを入れる
「あぁ~涼しい~。さっきまでの死にそうな暑さと熱さが嘘みたーい・・・」
独り言を言いながらスマホをポケットから取り出して枕の横に置いた
「やる事あるんだけど・・・さすがに疲れたから少し寝よう・・・」
そう言って目を瞑ればあっという間に睡魔に襲われ泥のように眠ってしまった
ピピピピッ
「ん・・・?」
アラームのような音が聞こえ目が覚めた
「あれぇ? アラームセットしてたっけ? ! もしかして朝まで寝過ごした!?!?」
ガバッと勢い良く身体を起こすとガンっと何かと当たった音がして
「ぐへぇっ!!」
と悲鳴?のような声まで聞こえた
「へ?」
声の聞こえた方、つまり隣の見ると見知らぬ人が顎を押さえていた
どうやら起きた時にぶつかってしまったようだ
「ああ、すみません!! 大丈夫ですか!?」
慌てて声を掛けるとその人物は少し涙目になりながら答えた
「ああ、平気平気・・・」
「いや、全然平気そうに見えないんですけど・・・ていうか、此処何処?」
辺りを見れば何故か真っ暗で足下に水があるような感覚・・正確に言えば水が張ってあるような所に足を入れているような感じに近いかもしれない
「ああ、此処は夢の渡戸」
「は? 夢の渡戸??」
「ちょっ、その、え? コイツ何言ってんの?的な目で見るのやめてくれないかなι」
「あーきっと疲れすぎて変な夢見てんだなーあたしー」
「すっごい棒読みだよ、それι まあ直ぐに信じろって方が無理あるか」
言うと目の前の人物は一息吐くと話し始めた
「私は此処の管理者・・・うーん、まあ俗に言う・・・神☆サマDEATH!!☆」
「ぶっっ!? ちょっ、なんでその口調!? しかもポーズ付き!?」
「この方が良いかと思って・・・」
「や、まあ、ちょっと似てたかも・・とか思っちゃった自分もいるけどさ」
「あ、マジで!w」
「そこでちょっと嬉しそうな顔するなよ!! つかあんたほんとに神なわけ?!」
「一応ねw」
「一応言うたよ、こいつ!! てか用が無いなら帰って。昨日徹ゲーして深夜アニメ見て眠いしやりたくもない運動して疲れてんの。睡眠と癒しとアニメとゲームとアニソンとかが欲しいの」
「・・・随分欲求に素直な子だねι まあ君のその欲求を叶えに来たって訳なんだけど」
「え? もしかしてほんとにくれるの?! 神様・・あ、違った、神☆サマって事は」
「そこは訂正しなくても良いけど・・・」
「んで、何くれるの? もしかしてあの人のサインとかサイン入りのグッズとかライブチケットとか?」
「えーっと、ちょっと落ちつこうかι」
目をキラッキラさせて神様と名乗った本人に攻め寄っていく未夢
ひとまず彼女と距離を取り話しを始める神
「君、トリップって知ってる?」
「アニメとかゲームとか夢小説とかで良くあるアレでしょ? 最近はドラマとかでも良く使われてるけど」
「そうそう。それで君はこれからある場所に呼ばれてる訳なんだけど・・」
「へ? あたしこれからトリップするって事・・・マジで!?!?」
「う、うん・・・ι まあ行くかは君しだ「行きますっ!!!」決断早っww」
その決断の早さに思わず突っ込んでしまう神
だが直ぐに真剣な表情に変わる
「では早速君を送る事にしよう。あそこに見える湖に飛び込むのだ」
「え、何その貴方が落とした斧は~的な扱い」
「嫌なら今すぐ足下の床を消して地面に落下・・・も・・」
「いえ、飛び込みます。某水泳アニメのイルカと鮫の人のように綺麗に飛び込ませて頂きます!」
言うと未夢はスタスタと歩き出した
「結構素直な子なんだね。でも本当の正解はさっき言った通り、なんだけどね」
「へ?」
その言葉が聞こえた途端、足下の感覚がなくなった
そして
「うわああああああああ!!!」
落下する形になりました
「言い忘れたが、これから向かう世界は色々と大変だからねー」
「色々ってなんだよ!!」
「戦いとか?」
「疑問系!? つか戦える訳ないでしょ! ミー、一般人!! ただのオタクな女子高生!!」
「大丈夫、君なら色々と出来るから!」
「その根拠なんだ!?」
「神からのお告げ?」
「疑問系かよっ!! つか、ほんと落ちる~~~!!」
「まあ、ENJOYして来ると良いよ!(o*・ω<)o☆(キラッ」
「(o*・ω<)o☆(キラッ)じゃねええええ!!! グ○ルの次はラ○カか!!! てか何でENJOY英語!?!? つか覚えとけよ、この神野郎~~~!!!!」
とむなしく響く未夢の声の横では
「てかさっきから(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!聞こえてる気がするんだけど気のせい!? 気のせいじゃないよね、これ!?」
気のせいではありませんww
さっきからそこの部分だけエンドレスで流れてます♪w
そして Let's(/・ω・)/にゃー! の所で
「ふべっ!?」
見事に地面に落下しました(顔面からw)
完全ギャグ!? キャラ崩壊しちゃってて良心的キャラ少ないし色んなネタ満載!? はっちゃけオタクな夢主がおろちな世界へ行く!!
第一話:Let'sにゃー!(/・ω・)/ オロチWorld。仙人の皆さんってこんな人達だっけ???
「ふむ、どうやら召喚に成功したようだな」
「へ?」
上から声が聞こえ顔を上げると・・・
「・・・え? 太公望・・・?」
「ふっ、全知全能たる私を知っているとは流石だな」
「坊主の事を知っておるとはのお・・」
「へ? 伏犠さんに女媧さん!?!?」
「ほお、私達の名まで知っているとはな」
目の前にいる人物達を見て驚いた
そう彼等は未夢が現在もプレイ中である無双OROCHIシリーズに登場する仙人達だったからだ
「へ? 嘘!? あたしまさかのOROCHI Worldに来ちゃったワケ!?」
「凄く綺麗な発音で言って頂き有り難う御座います」
また別の声が聞こえたと思うと一人の女性がぺこりと一礼していた
「か、かぐちんまで!?」
驚きまたがばりと体を起こす
が、
「いきなり至近距離とは・・・お主も大胆じゃな」
いつの間にか目の前に伏犠がいてお互いの顔の距離もかなり近くにあった
「は、はいいいいい?????」
何かとてつもない勘違いをしている伏犠さん
おまけにがっちりと腰に手を回されていて身動きが取れない
「伏犠! この全知全能たる私の未夢に手を出さないでもらおうか」
「えっと、あの、すみません。あたし名乗った覚えもないし、まず貴方達のものでもないです・・・そして太公望さんもあたしを後ろから抱きしめないで貰えませんか? 何気に胸に触れてますし」
「何を今更な事を言ってる。毎晩共に過ごしているではないか」
「まず貴方達とはテレビのゲーム画面上でしか会ってませんし、こうやって対面的に会うのはこれが初めてですから」
「対面的? ほう、未夢はもっと皆にわしとのプレイを見せつけたいのじゃな」
「すいませーーん、お二方、ちゃんと人の話聞いてますかー??? と言うか女媧さん見てないで助けて下さーい」
「なるほど・・・三角関係の3P・・・これは同人誌に書けそうだな!」
「はいいいい???? え?? 同人誌って!? 女媧さんそんなの書いてたんですか!?!?!?」
「ああ、此処でもコ○ケはあるからな」
「コミ○あるんすか!? え、何かあたしのイメージと違うよ、このOROCHI World!!!!」
「なんと! 未夢は3Pに興味があったのか!?」
「ふっ、見た目と違って随分と欲張りなのだな」
「お前等もう黙れ。そしていい加減人をサンドウィッチにしてんじゃ、ねえええええ!!!」
某バル○トス風に叫ぶと同時にかぐやの攻撃でもある竹が間に入って来てその隙を見て未夢は脱出した
「かぐち~~ん、ありがとー助かったよぉ~~!!」
「いえ。未夢様がご無事で何よりで御座います」
「かぐやと未夢のカップリング!! これは百合で出せそうだなっ!」
「女媧さん、いい加減腐女子発言やめて頂けませんか・・・ι」
かぐやに泣きつくようにしている未夢とそれを見た女媧は直ぐに次の光景を脳内にメモし始めていた
「何を騒いでいる」
「あんまり五月蠅いと消しちゃうよ?」
と二つの声が聞こえ顔を上げると難いの良い男性と宙を浮いている少年のような顔立ちをした男性がやってきた
「わ~お、素戔嗚さんに哪吒くんじゃん!」
「あんたボクの事知ってるの? て言うかあんた誰?」
「人に名前を尋ねる時はまずは自分からって教わらなかったの? むしろ教えなかったんですか、素戔嗚さん」
「何故私に振る」
「一応保護者でしょ? まいいや。あたしは未夢(仮)」
「待て。何故(仮)なのだ?」
「本名嫌いだから~。それに未夢ってみんなに呼ばれてるからこっちの方がしっくりくるの」
「ああ、あんたが太公望が召喚したって人間か。ふーん」
「あれ? 何かおねーさんに興味津々?」
じーっと品定めをするような目で見る哪吒にちょっと悪戯っ子のような言い方をする未夢・・だったが
「哪吒ぁ! わしの未夢は渡さんぞっ!!」
「いくら素戔嗚でもこの全知全能たる私の大事な未夢は譲れるな」
「また面倒なのがきた・・・」
未夢が盛大に溜息を吐くと哪吒はいつも通りの表情で言う
「何言ってるの?」
「哪吒くんは戦い意外特に興味ないよね~」
「未夢はボクのものに決まってるでしょ」
「はいいいいいいい???? え、哪吒くん、今何て言った???? おねーさん聞き間違えた???」
「だから未夢はボ・・・「私のものだ」「えええええ?!?!?!?!?」
哪吒が未夢の腕を引っ張った途端、素戔嗚が未夢をひょいっと抱き上げた
「え? あの、素戔嗚さん、大丈夫ですか? 忙し過ぎて疲れて変な事言ってません???」
「疲れているのはお前の方だろう?」
「素戔嗚、未夢が疲れてるならボクが連れてくよ」
「え、何か、素戔嗚さんと哪吒くんがデレモード入ってるんだけど・・・すっごい違和感!!!」
「おお! 今度は逆ハーか! これはゲーム化しても良い勢いだな!」
「乙女ゲーですか!? てかゲームまで作れるんですか!? 女媧さんどんだけ手広く作ってるんですか!?」
もうツッコミ所満載と言わんばかりのこの仙界と仙人達、一体いつ収拾がつくのやら・・・
「・・・皆様、いい加減になさって下さいませっ!」
そしてかぐやの無双奥義が発動し、未夢を除く面々に見事に当たりましたw
「・・・や、やっと・・解放された」
「未夢様、お騒がせしてしまって本当に申し訳御座いません」
深々と頭を下げて謝るかぐやを見て息を切らせて疲れ切っていた未夢は大丈夫だよ!っと声を掛けた
「とりあえず休めるところないかな? 後飲み物とかあるとすっごく嬉しいけど・・・」
「はい! ではご案内致します」
言うと二人は仲良く歩き出した
「そういや、あたしなんでこの世界に呼ばれたの?」
「それは後ほどお話致します」
「んー、そだね~。今はほんとに休みたいし・・・」
そのまま二人は広場で無双奥義でやられた面々を放置して室内へと向かったのだったw
続く
あとがき
つー事で遂にオールギャグのキャラ崩壊を書いてしまったww
普段と違う子だしギャグだから常にツッコミ満載だね!ww
あ、最初の方に出てきた神☆サマは完全にオリキャラですw
なんかあーゆー人いて流れを掴めたらなーって思ってたらさらっと書けちゃったw
既に色んなネタ満載だし若干危ないワードも出てきちゃってますが・・・ま、まあ仕方ないよね(^^;)w
えー次回もまだ仙界組の皆さんと一緒ですww
良心的なキャラは今の所かぐちんだけだなw(かぐちんはキャラ崩壊出来ないιw)
それではまた次回~!
2014.09.10
「あー疲れた~・・・もーマジで体育祭とかめんどーい。そんな練習する時間あったらあたしの癒やしの時間に費やしたいよ~・・・」
枕に顔を埋めてベッドの上で足をバタバタさせながらエアコンのスイッチを入れる
「あぁ~涼しい~。さっきまでの死にそうな暑さと熱さが嘘みたーい・・・」
独り言を言いながらスマホをポケットから取り出して枕の横に置いた
「やる事あるんだけど・・・さすがに疲れたから少し寝よう・・・」
そう言って目を瞑ればあっという間に睡魔に襲われ泥のように眠ってしまった
ピピピピッ
「ん・・・?」
アラームのような音が聞こえ目が覚めた
「あれぇ? アラームセットしてたっけ? ! もしかして朝まで寝過ごした!?!?」
ガバッと勢い良く身体を起こすとガンっと何かと当たった音がして
「ぐへぇっ!!」
と悲鳴?のような声まで聞こえた
「へ?」
声の聞こえた方、つまり隣の見ると見知らぬ人が顎を押さえていた
どうやら起きた時にぶつかってしまったようだ
「ああ、すみません!! 大丈夫ですか!?」
慌てて声を掛けるとその人物は少し涙目になりながら答えた
「ああ、平気平気・・・」
「いや、全然平気そうに見えないんですけど・・・ていうか、此処何処?」
辺りを見れば何故か真っ暗で足下に水があるような感覚・・正確に言えば水が張ってあるような所に足を入れているような感じに近いかもしれない
「ああ、此処は夢の渡戸」
「は? 夢の渡戸??」
「ちょっ、その、え? コイツ何言ってんの?的な目で見るのやめてくれないかなι」
「あーきっと疲れすぎて変な夢見てんだなーあたしー」
「すっごい棒読みだよ、それι まあ直ぐに信じろって方が無理あるか」
言うと目の前の人物は一息吐くと話し始めた
「私は此処の管理者・・・うーん、まあ俗に言う・・・神☆サマDEATH!!☆」
「ぶっっ!? ちょっ、なんでその口調!? しかもポーズ付き!?」
「この方が良いかと思って・・・」
「や、まあ、ちょっと似てたかも・・とか思っちゃった自分もいるけどさ」
「あ、マジで!w」
「そこでちょっと嬉しそうな顔するなよ!! つかあんたほんとに神なわけ?!」
「一応ねw」
「一応言うたよ、こいつ!! てか用が無いなら帰って。昨日徹ゲーして深夜アニメ見て眠いしやりたくもない運動して疲れてんの。睡眠と癒しとアニメとゲームとアニソンとかが欲しいの」
「・・・随分欲求に素直な子だねι まあ君のその欲求を叶えに来たって訳なんだけど」
「え? もしかしてほんとにくれるの?! 神様・・あ、違った、神☆サマって事は」
「そこは訂正しなくても良いけど・・・」
「んで、何くれるの? もしかしてあの人のサインとかサイン入りのグッズとかライブチケットとか?」
「えーっと、ちょっと落ちつこうかι」
目をキラッキラさせて神様と名乗った本人に攻め寄っていく未夢
ひとまず彼女と距離を取り話しを始める神
「君、トリップって知ってる?」
「アニメとかゲームとか夢小説とかで良くあるアレでしょ? 最近はドラマとかでも良く使われてるけど」
「そうそう。それで君はこれからある場所に呼ばれてる訳なんだけど・・」
「へ? あたしこれからトリップするって事・・・マジで!?!?」
「う、うん・・・ι まあ行くかは君しだ「行きますっ!!!」決断早っww」
その決断の早さに思わず突っ込んでしまう神
だが直ぐに真剣な表情に変わる
「では早速君を送る事にしよう。あそこに見える湖に飛び込むのだ」
「え、何その貴方が落とした斧は~的な扱い」
「嫌なら今すぐ足下の床を消して地面に落下・・・も・・」
「いえ、飛び込みます。某水泳アニメのイルカと鮫の人のように綺麗に飛び込ませて頂きます!」
言うと未夢はスタスタと歩き出した
「結構素直な子なんだね。でも本当の正解はさっき言った通り、なんだけどね」
「へ?」
その言葉が聞こえた途端、足下の感覚がなくなった
そして
「うわああああああああ!!!」
落下する形になりました
「言い忘れたが、これから向かう世界は色々と大変だからねー」
「色々ってなんだよ!!」
「戦いとか?」
「疑問系!? つか戦える訳ないでしょ! ミー、一般人!! ただのオタクな女子高生!!」
「大丈夫、君なら色々と出来るから!」
「その根拠なんだ!?」
「神からのお告げ?」
「疑問系かよっ!! つか、ほんと落ちる~~~!!」
「まあ、ENJOYして来ると良いよ!(o*・ω<)o☆(キラッ」
「(o*・ω<)o☆(キラッ)じゃねええええ!!! グ○ルの次はラ○カか!!! てか何でENJOY英語!?!? つか覚えとけよ、この神野郎~~~!!!!」
とむなしく響く未夢の声の横では
「てかさっきから(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!聞こえてる気がするんだけど気のせい!? 気のせいじゃないよね、これ!?」
気のせいではありませんww
さっきからそこの部分だけエンドレスで流れてます♪w
そして Let's(/・ω・)/にゃー! の所で
「ふべっ!?」
見事に地面に落下しました(顔面からw)
完全ギャグ!? キャラ崩壊しちゃってて良心的キャラ少ないし色んなネタ満載!? はっちゃけオタクな夢主がおろちな世界へ行く!!
第一話:Let'sにゃー!(/・ω・)/ オロチWorld。仙人の皆さんってこんな人達だっけ???
「ふむ、どうやら召喚に成功したようだな」
「へ?」
上から声が聞こえ顔を上げると・・・
「・・・え? 太公望・・・?」
「ふっ、全知全能たる私を知っているとは流石だな」
「坊主の事を知っておるとはのお・・」
「へ? 伏犠さんに女媧さん!?!?」
「ほお、私達の名まで知っているとはな」
目の前にいる人物達を見て驚いた
そう彼等は未夢が現在もプレイ中である無双OROCHIシリーズに登場する仙人達だったからだ
「へ? 嘘!? あたしまさかのOROCHI Worldに来ちゃったワケ!?」
「凄く綺麗な発音で言って頂き有り難う御座います」
また別の声が聞こえたと思うと一人の女性がぺこりと一礼していた
「か、かぐちんまで!?」
驚きまたがばりと体を起こす
が、
「いきなり至近距離とは・・・お主も大胆じゃな」
いつの間にか目の前に伏犠がいてお互いの顔の距離もかなり近くにあった
「は、はいいいいい?????」
何かとてつもない勘違いをしている伏犠さん
おまけにがっちりと腰に手を回されていて身動きが取れない
「伏犠! この全知全能たる私の未夢に手を出さないでもらおうか」
「えっと、あの、すみません。あたし名乗った覚えもないし、まず貴方達のものでもないです・・・そして太公望さんもあたしを後ろから抱きしめないで貰えませんか? 何気に胸に触れてますし」
「何を今更な事を言ってる。毎晩共に過ごしているではないか」
「まず貴方達とはテレビのゲーム画面上でしか会ってませんし、こうやって対面的に会うのはこれが初めてですから」
「対面的? ほう、未夢はもっと皆にわしとのプレイを見せつけたいのじゃな」
「すいませーーん、お二方、ちゃんと人の話聞いてますかー??? と言うか女媧さん見てないで助けて下さーい」
「なるほど・・・三角関係の3P・・・これは同人誌に書けそうだな!」
「はいいいい???? え?? 同人誌って!? 女媧さんそんなの書いてたんですか!?!?!?」
「ああ、此処でもコ○ケはあるからな」
「コミ○あるんすか!? え、何かあたしのイメージと違うよ、このOROCHI World!!!!」
「なんと! 未夢は3Pに興味があったのか!?」
「ふっ、見た目と違って随分と欲張りなのだな」
「お前等もう黙れ。そしていい加減人をサンドウィッチにしてんじゃ、ねえええええ!!!」
某バル○トス風に叫ぶと同時にかぐやの攻撃でもある竹が間に入って来てその隙を見て未夢は脱出した
「かぐち~~ん、ありがとー助かったよぉ~~!!」
「いえ。未夢様がご無事で何よりで御座います」
「かぐやと未夢のカップリング!! これは百合で出せそうだなっ!」
「女媧さん、いい加減腐女子発言やめて頂けませんか・・・ι」
かぐやに泣きつくようにしている未夢とそれを見た女媧は直ぐに次の光景を脳内にメモし始めていた
「何を騒いでいる」
「あんまり五月蠅いと消しちゃうよ?」
と二つの声が聞こえ顔を上げると難いの良い男性と宙を浮いている少年のような顔立ちをした男性がやってきた
「わ~お、素戔嗚さんに哪吒くんじゃん!」
「あんたボクの事知ってるの? て言うかあんた誰?」
「人に名前を尋ねる時はまずは自分からって教わらなかったの? むしろ教えなかったんですか、素戔嗚さん」
「何故私に振る」
「一応保護者でしょ? まいいや。あたしは未夢(仮)」
「待て。何故(仮)なのだ?」
「本名嫌いだから~。それに未夢ってみんなに呼ばれてるからこっちの方がしっくりくるの」
「ああ、あんたが太公望が召喚したって人間か。ふーん」
「あれ? 何かおねーさんに興味津々?」
じーっと品定めをするような目で見る哪吒にちょっと悪戯っ子のような言い方をする未夢・・だったが
「哪吒ぁ! わしの未夢は渡さんぞっ!!」
「いくら素戔嗚でもこの全知全能たる私の大事な未夢は譲れるな」
「また面倒なのがきた・・・」
未夢が盛大に溜息を吐くと哪吒はいつも通りの表情で言う
「何言ってるの?」
「哪吒くんは戦い意外特に興味ないよね~」
「未夢はボクのものに決まってるでしょ」
「はいいいいいいい???? え、哪吒くん、今何て言った???? おねーさん聞き間違えた???」
「だから未夢はボ・・・「私のものだ」「えええええ?!?!?!?!?」
哪吒が未夢の腕を引っ張った途端、素戔嗚が未夢をひょいっと抱き上げた
「え? あの、素戔嗚さん、大丈夫ですか? 忙し過ぎて疲れて変な事言ってません???」
「疲れているのはお前の方だろう?」
「素戔嗚、未夢が疲れてるならボクが連れてくよ」
「え、何か、素戔嗚さんと哪吒くんがデレモード入ってるんだけど・・・すっごい違和感!!!」
「おお! 今度は逆ハーか! これはゲーム化しても良い勢いだな!」
「乙女ゲーですか!? てかゲームまで作れるんですか!? 女媧さんどんだけ手広く作ってるんですか!?」
もうツッコミ所満載と言わんばかりのこの仙界と仙人達、一体いつ収拾がつくのやら・・・
「・・・皆様、いい加減になさって下さいませっ!」
そしてかぐやの無双奥義が発動し、未夢を除く面々に見事に当たりましたw
「・・・や、やっと・・解放された」
「未夢様、お騒がせしてしまって本当に申し訳御座いません」
深々と頭を下げて謝るかぐやを見て息を切らせて疲れ切っていた未夢は大丈夫だよ!っと声を掛けた
「とりあえず休めるところないかな? 後飲み物とかあるとすっごく嬉しいけど・・・」
「はい! ではご案内致します」
言うと二人は仲良く歩き出した
「そういや、あたしなんでこの世界に呼ばれたの?」
「それは後ほどお話致します」
「んー、そだね~。今はほんとに休みたいし・・・」
そのまま二人は広場で無双奥義でやられた面々を放置して室内へと向かったのだったw
続く
あとがき
つー事で遂にオールギャグのキャラ崩壊を書いてしまったww
普段と違う子だしギャグだから常にツッコミ満載だね!ww
あ、最初の方に出てきた神☆サマは完全にオリキャラですw
なんかあーゆー人いて流れを掴めたらなーって思ってたらさらっと書けちゃったw
既に色んなネタ満載だし若干危ないワードも出てきちゃってますが・・・ま、まあ仕方ないよね(^^;)w
えー次回もまだ仙界組の皆さんと一緒ですww
良心的なキャラは今の所かぐちんだけだなw(かぐちんはキャラ崩壊出来ないιw)
それではまた次回~!
2014.09.10