~The First Strike~
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ユーリとフレンが騎士団の試験を受ける事になってから数日、リアの元に二人からの手紙が届いた
リアはその手紙を開きセイとアスラと見てみると、
「試験会場でフレンと会った」
「試験会場でユーリと会ったんだ」
と書かれていた
二人の事情を知っているリアとセイとアスラはその手紙を見るなり笑ってしまった
それから二人の手紙には騎士団の試験の時の事、合格した時の事、そして騎士団に入ってからでのお互いの事について色々と書かれていた
大半は愚痴のような事が書かれてあったけど・・・ι(苦笑)
それから数ヶ月、新米騎士は各々地方に赴任される事になり、ユーリとフレンはシゾンタニアと言う街のナイレン・フェドロック隊長が率いるフェドロック隊に赴任される事になったそうだ
「リア」
「兄さん、アスラ」
二人からの手紙を読んでいると、名前を呼ばれ振り返るとセイとアスラがリアの所に歩いて来た
「仕事が来たぞ」
「どっちの?」
「両方、かな」
「・・・両方?」
「ああ、一つは騎士団。もう一つはドンの使いが向かったギルドからだ」
騎士団とギルド、そして、情報屋と本業の仕事が一気に来るというのは珍しい
そう思っているとアスラが説明を始めた
「実はこの騎士団とギルドがある街って同じ街なんだよ」
「騎士団とギルドが一緒にいる街?」
帝国とギルドは基本的に対立している
けど、今の帝国ではギルド無しでは生活が成り立たない部分もあり、その存在をある程度は黙認している
帝都で言うなら祝福の市場 のようなものかもしれないが、それとは違う感じがした
「その街の騎士団の隊長とギルドの首領が顔見知りらしくてな。所属してるとこは違えど護るものが一緒だからな」
「基本的には騎士団とギルドって扱いだけど、ちょっと不便な所にあるから、お互いに協力してるみたいだよ」
「それで、その騎士団とギルドが今回の依頼人さん?」
「ああ。なるべく早めに来て欲しいそうだから準備出来たら行くぞ」
「うん。あ、その街って何処にあるの?」
ユーリとフレンにまた違う街に行く事を知らせようと思ってセイに聞くと、
「帝都から行けば3日掛かるとこらしい」
「帝都から3日・・・?」
ふと、その言葉に聞き覚えがありリアは眉を寄せた
「リア、どうかした?」
「その街の名前は・・・?」
「確かシゾンタニアって・・・」
「シゾンタニア!?」
リアはその言葉に驚いて大きな声を出してしまった
02.シゾンタニアへ
「へえ、あいつ等がね・・・」
「それで驚いてたんだ」
「うん・・・」
あの後、リア達は風の力の乗ってシゾンタニアに向かいだし、セイとアスラからシゾンタニアの事を軽く説明してもらった
今リア達が向かっているシゾンタニアと言う街はさっきも言った通り、帝都から向かえば3日も掛かる街で、多少不便な事が多い
けど、ユーリとフレンの手紙を読む限り、そんな事はあまり気にしていないようで、住みやすい街だと書いてあった
だけど今、この街の近くで異変が起こっている、という
それは騎士団とギルド、どちらも気が付いている
その異常な事を調べる為、そして情報提供の為にリア達はシゾンタニアに向かっていた
そして、その後にリアが驚いていた理由を話した
セイとアスラにはユーリとフレンが地方に赴任したと言う事は話したが、赴任した先がシゾンタニアだと言う事をまだ言っていなかったからセイもアスラも驚いてしまったのだった
「なら、先に騎士団の方に行く?」
「そうだな。あいつ等がどういう風にやってるかも気になるしな」
仕事の話しはとりあえず着いてから詳しく話してくれるようで、アスラとセイはそこで言葉を切り、リアに視線を向けた
特にどちらが先、という訳でもないようなので、リアは微笑んで頷いていると、森を抜けた先に街が見えてきた
「あれがシゾンタニアだよ」
「あれか。アスラ入り口近くに降ろしてくれ」
「了解」
アスラは風の力を落していき、リア達は街と森の間に降り立った
そしてそのまま街の方へ歩いていくと、街の警護をしている騎士が数名いた
流石に夜に街に訪れる人はいないのか、少し驚きながらリア達を見ていた
「ちょっと良いか。あんた達フェドロック隊か?」
「ああ、そうだが・・・」
「俺達フェドロック隊長から仕事の依頼を受けて来たんだが」
「ああ、貴方方が」
セイは騎士団の一人に話し掛け自分達が隊長に呼ばれて来た事を伝えると、少し離れた所にいた騎士がリア達の所にやってきた
「隊長から話しは聞いてます。私はフェドロック隊の副隊長、ユルギスです」
「俺はセイ、こっちは妹のリアだ」
ユルギスはリア達に挨拶をするとセイも挨拶をしリアも会釈してお互いに握手をした
そしてユルギスと数言話して騎士団の駐屯地の場所を教えて貰い、街の中へ入って駐屯地へと向かいだした
続く
あとがき
うっわ、なんつー中途半端なとこで続けてんだよw
しかもリアちゃんあんま喋ってなーいww
でも次回の事を考えると此処で切るのが一番良かったんですよ
で、今回はユルギスさんを出してみました
こん時にいたかは覚えてないけど、一番口調がはっきりしてるから出してみた
さ、次回は駐屯地に向かいます!
そしてあの人達とご対面ですw
それでは!
2009.11.02
リアはその手紙を開きセイとアスラと見てみると、
「試験会場でフレンと会った」
「試験会場でユーリと会ったんだ」
と書かれていた
二人の事情を知っているリアとセイとアスラはその手紙を見るなり笑ってしまった
それから二人の手紙には騎士団の試験の時の事、合格した時の事、そして騎士団に入ってからでのお互いの事について色々と書かれていた
大半は愚痴のような事が書かれてあったけど・・・ι(苦笑)
それから数ヶ月、新米騎士は各々地方に赴任される事になり、ユーリとフレンはシゾンタニアと言う街のナイレン・フェドロック隊長が率いるフェドロック隊に赴任される事になったそうだ
「リア」
「兄さん、アスラ」
二人からの手紙を読んでいると、名前を呼ばれ振り返るとセイとアスラがリアの所に歩いて来た
「仕事が来たぞ」
「どっちの?」
「両方、かな」
「・・・両方?」
「ああ、一つは騎士団。もう一つはドンの使いが向かったギルドからだ」
騎士団とギルド、そして、情報屋と本業の仕事が一気に来るというのは珍しい
そう思っているとアスラが説明を始めた
「実はこの騎士団とギルドがある街って同じ街なんだよ」
「騎士団とギルドが一緒にいる街?」
帝国とギルドは基本的に対立している
けど、今の帝国ではギルド無しでは生活が成り立たない部分もあり、その存在をある程度は黙認している
帝都で言うなら
「その街の騎士団の隊長とギルドの首領が顔見知りらしくてな。所属してるとこは違えど護るものが一緒だからな」
「基本的には騎士団とギルドって扱いだけど、ちょっと不便な所にあるから、お互いに協力してるみたいだよ」
「それで、その騎士団とギルドが今回の依頼人さん?」
「ああ。なるべく早めに来て欲しいそうだから準備出来たら行くぞ」
「うん。あ、その街って何処にあるの?」
ユーリとフレンにまた違う街に行く事を知らせようと思ってセイに聞くと、
「帝都から行けば3日掛かるとこらしい」
「帝都から3日・・・?」
ふと、その言葉に聞き覚えがありリアは眉を寄せた
「リア、どうかした?」
「その街の名前は・・・?」
「確かシゾンタニアって・・・」
「シゾンタニア!?」
リアはその言葉に驚いて大きな声を出してしまった
02.シゾンタニアへ
「へえ、あいつ等がね・・・」
「それで驚いてたんだ」
「うん・・・」
あの後、リア達は風の力の乗ってシゾンタニアに向かいだし、セイとアスラからシゾンタニアの事を軽く説明してもらった
今リア達が向かっているシゾンタニアと言う街はさっきも言った通り、帝都から向かえば3日も掛かる街で、多少不便な事が多い
けど、ユーリとフレンの手紙を読む限り、そんな事はあまり気にしていないようで、住みやすい街だと書いてあった
だけど今、この街の近くで異変が起こっている、という
それは騎士団とギルド、どちらも気が付いている
その異常な事を調べる為、そして情報提供の為にリア達はシゾンタニアに向かっていた
そして、その後にリアが驚いていた理由を話した
セイとアスラにはユーリとフレンが地方に赴任したと言う事は話したが、赴任した先がシゾンタニアだと言う事をまだ言っていなかったからセイもアスラも驚いてしまったのだった
「なら、先に騎士団の方に行く?」
「そうだな。あいつ等がどういう風にやってるかも気になるしな」
仕事の話しはとりあえず着いてから詳しく話してくれるようで、アスラとセイはそこで言葉を切り、リアに視線を向けた
特にどちらが先、という訳でもないようなので、リアは微笑んで頷いていると、森を抜けた先に街が見えてきた
「あれがシゾンタニアだよ」
「あれか。アスラ入り口近くに降ろしてくれ」
「了解」
アスラは風の力を落していき、リア達は街と森の間に降り立った
そしてそのまま街の方へ歩いていくと、街の警護をしている騎士が数名いた
流石に夜に街に訪れる人はいないのか、少し驚きながらリア達を見ていた
「ちょっと良いか。あんた達フェドロック隊か?」
「ああ、そうだが・・・」
「俺達フェドロック隊長から仕事の依頼を受けて来たんだが」
「ああ、貴方方が」
セイは騎士団の一人に話し掛け自分達が隊長に呼ばれて来た事を伝えると、少し離れた所にいた騎士がリア達の所にやってきた
「隊長から話しは聞いてます。私はフェドロック隊の副隊長、ユルギスです」
「俺はセイ、こっちは妹のリアだ」
ユルギスはリア達に挨拶をするとセイも挨拶をしリアも会釈してお互いに握手をした
そしてユルギスと数言話して騎士団の駐屯地の場所を教えて貰い、街の中へ入って駐屯地へと向かいだした
続く
あとがき
うっわ、なんつー中途半端なとこで続けてんだよw
しかもリアちゃんあんま喋ってなーいww
でも次回の事を考えると此処で切るのが一番良かったんですよ
で、今回はユルギスさんを出してみました
こん時にいたかは覚えてないけど、一番口調がはっきりしてるから出してみた
さ、次回は駐屯地に向かいます!
そしてあの人達とご対面ですw
それでは!
2009.11.02