長短編
夢主名変更
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「あ、あのぉ~・・・みんな・・?」
「「「「「・・・・・」」」」」
「・・・聞こえてないみたいだよ」
「はあ・・・」
同じやり取りと光景に思わず溜息が出てしまった
その集団、一つの景品の為に
こんにちは、リア・ルーティアです
今私達はとある宿屋にいます
今日は雨が降っていて外に行く気にならなかったのか、珍しくみんな部屋にいた
「ちょっと、ジョーカー持ってるの誰よ?」
「おっさんじゃないわよ」
「オレも違うぞ」
部屋の真ん中ではユーリ、フレン、エステル、カロル、リタ、レイヴン、ジュディス、パティがトランプでカードゲームをやっている
「さっきからずっと同じ流れだな」
フレンの言う通りさっきからずっとジョーカーが回る一方で誰かが上がる気配もない
「なーんか、ヒマだねえ」
「そうですねえ・・・」
「飽きて来たのじゃ・・・」
流石にみんな同じ流れで飽きて来ているようだった
「なら、最初に上がった人には、景品なんてつけてみたらどうかしら?」
「景品?」
「ええ。それならもっとやる気が出るでしょう?」
「確かにね」
「良いんじゃねえの?」
ジュディスの言葉にユーリ達も少し離れた所で作業をしていたアスラと兄さんと私も頷いて同意した
「じゃあ景品を決めなきゃね。何にするの?」
私は読んでいた本から目を外し、ジュディスの方を見て聞くとニコリとした笑顔を向けられた
「明日一日、リアと好きなように過ごす・・なんてどうかしら?」
「・・・ええぇぇ!?!?!?」
ジュディスの言葉を聞き、私は少しだけ間を置いて驚いた
「良し、やるか!」
「わたし、負けません!!」
「誰が相手だろうと、負けない!」
「おっさんも負けないわよぉ~!」
「え、ちょっと・・・」
「あんた達になんて負けてやらないわよ!」
「うちも負けないのじゃ!」
「ボクだって負けないよ!!」
「あ、あの・・み、みんな・・?」
「・・・完全に火が付いちゃったね、これι」
何故かその言葉を聞いた途端、みんなやる気になってしまって、私の声など聞こえていないようだった
「・・おい、ジュディス」
「何かしら、セイ?」
ジュディスはニコリとして兄さんを見ると、兄さんは俯けていた顔を上げて言う
「その勝負、俺も交ぜろ」
「ええ!?」
兄さんの言葉に驚いて思わず声が出てしまった
「あら、セイもやる気?」
「意外なライバルの登場じゃな」
「当たり前だろ。エステル達とカロルは別として、だ。リアの身の安全が掛かってんだからな」
「? 身の安全?」
「あ~、成る程ね」
「セイが相手でも容赦しないぜ」
「ああ。負けないよ」
兄さんはユーリ、フレン、レイヴンの方に目を向けてそう言ったが、何となくその間に火花が散っているような気がしたι
「じゃあそろそろ始めましょうか」
「「おう!」」「「ああ!」」「うん!」「はい!」「ええ!」「のじゃ!」
「いや、あの、私、まだ返事返してな・・・」
「もう始まっちゃたよ」
言うや否、みんな手持ちのカードを真ん中に捨てて、ジュディスがそれを集めてカードを切り出した
「・・・はあ」
こうして長い長いカード対決が始まったのです
流石にこれだけの人数だと大変なので分かれてゲームをやっていて、トーナメント形式にまでなっています
もう私の声が届くような状態じゃないのは十分解ったし、此処から身動きが捕れない状態になっている為、私は隣に座っているラピードとアスラを撫でて大人しく勝負の行く末を見ていた
私的には、誰が勝っても良いんだけど・・・
「とりあえず、早く終わって欲しいなぁ・・・」
「大変だね、リアι」
「わふぅぅん」
そんなリアを見て頑張れとエールを送っているアスラとラピードだった
終わり
あとがき
パーティキャラで逆ハーを書いてみようと思って、某所で考えていたネタをこっちに引っ張ってきて使ってみましたww
逆ハーなのでみんなリアちゃんの事大好きなので、セイ兄ちゃんはリアちゃんの身の安全の為に参戦しましたww
勢いで書いたものなのでツッコみはなしで!!
そして、誰が優勝したかは、皆さんのご想像にお任せしますw
それでは此処まで読んで頂き有り難う御座いました!!
2009.12.25
「「「「「・・・・・」」」」」
「・・・聞こえてないみたいだよ」
「はあ・・・」
同じやり取りと光景に思わず溜息が出てしまった
その集団、一つの景品の為に
こんにちは、リア・ルーティアです
今私達はとある宿屋にいます
今日は雨が降っていて外に行く気にならなかったのか、珍しくみんな部屋にいた
「ちょっと、ジョーカー持ってるの誰よ?」
「おっさんじゃないわよ」
「オレも違うぞ」
部屋の真ん中ではユーリ、フレン、エステル、カロル、リタ、レイヴン、ジュディス、パティがトランプでカードゲームをやっている
「さっきからずっと同じ流れだな」
フレンの言う通りさっきからずっとジョーカーが回る一方で誰かが上がる気配もない
「なーんか、ヒマだねえ」
「そうですねえ・・・」
「飽きて来たのじゃ・・・」
流石にみんな同じ流れで飽きて来ているようだった
「なら、最初に上がった人には、景品なんてつけてみたらどうかしら?」
「景品?」
「ええ。それならもっとやる気が出るでしょう?」
「確かにね」
「良いんじゃねえの?」
ジュディスの言葉にユーリ達も少し離れた所で作業をしていたアスラと兄さんと私も頷いて同意した
「じゃあ景品を決めなきゃね。何にするの?」
私は読んでいた本から目を外し、ジュディスの方を見て聞くとニコリとした笑顔を向けられた
「明日一日、リアと好きなように過ごす・・なんてどうかしら?」
「・・・ええぇぇ!?!?!?」
ジュディスの言葉を聞き、私は少しだけ間を置いて驚いた
「良し、やるか!」
「わたし、負けません!!」
「誰が相手だろうと、負けない!」
「おっさんも負けないわよぉ~!」
「え、ちょっと・・・」
「あんた達になんて負けてやらないわよ!」
「うちも負けないのじゃ!」
「ボクだって負けないよ!!」
「あ、あの・・み、みんな・・?」
「・・・完全に火が付いちゃったね、これι」
何故かその言葉を聞いた途端、みんなやる気になってしまって、私の声など聞こえていないようだった
「・・おい、ジュディス」
「何かしら、セイ?」
ジュディスはニコリとして兄さんを見ると、兄さんは俯けていた顔を上げて言う
「その勝負、俺も交ぜろ」
「ええ!?」
兄さんの言葉に驚いて思わず声が出てしまった
「あら、セイもやる気?」
「意外なライバルの登場じゃな」
「当たり前だろ。エステル達とカロルは別として、だ。リアの身の安全が掛かってんだからな」
「? 身の安全?」
「あ~、成る程ね」
「セイが相手でも容赦しないぜ」
「ああ。負けないよ」
兄さんはユーリ、フレン、レイヴンの方に目を向けてそう言ったが、何となくその間に火花が散っているような気がしたι
「じゃあそろそろ始めましょうか」
「「おう!」」「「ああ!」」「うん!」「はい!」「ええ!」「のじゃ!」
「いや、あの、私、まだ返事返してな・・・」
「もう始まっちゃたよ」
言うや否、みんな手持ちのカードを真ん中に捨てて、ジュディスがそれを集めてカードを切り出した
「・・・はあ」
こうして長い長いカード対決が始まったのです
流石にこれだけの人数だと大変なので分かれてゲームをやっていて、トーナメント形式にまでなっています
もう私の声が届くような状態じゃないのは十分解ったし、此処から身動きが捕れない状態になっている為、私は隣に座っているラピードとアスラを撫でて大人しく勝負の行く末を見ていた
私的には、誰が勝っても良いんだけど・・・
「とりあえず、早く終わって欲しいなぁ・・・」
「大変だね、リアι」
「わふぅぅん」
そんなリアを見て頑張れとエールを送っているアスラとラピードだった
終わり
あとがき
パーティキャラで逆ハーを書いてみようと思って、某所で考えていたネタをこっちに引っ張ってきて使ってみましたww
逆ハーなのでみんなリアちゃんの事大好きなので、セイ兄ちゃんはリアちゃんの身の安全の為に参戦しましたww
勢いで書いたものなのでツッコみはなしで!!
そして、誰が優勝したかは、皆さんのご想像にお任せしますw
それでは此処まで読んで頂き有り難う御座いました!!
2009.12.25