長短編
夢主名変更
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「なあ、リア」
「ん? なに?」
「愛してる」
「え!?/// な、なに、きゅ、急に!?///」
「リアはオレの事どう思ってんだ?」
「えっ、・・そりゃ・・ユーリの事、好きだよ///」
「・・・」
「だ、大好きだよ!///」
「・・・・愛してる、か?」
「っ・・・・////」
急にユーリに呼ばれ振り向いた途端そう言われ、更に抱き寄せられそう問われ、少し言葉に詰まってしまった
「っ~~~~~~!////////」
強い眼差しで見つめられ更に顔が赤くなり俯き、そんなリアを見てユーリは小さく笑い、
「んっ///」
顎を持ち上げ優しいキスを落とし抱きしめ、リアも応えるように目を閉じてユーリの背中に腕を回した
I want to hear the words from your mouth -その言葉を、お前の口から聞きたい-
「・・・はあ」
「どうしたんだ、珍しく溜息なんか吐いて」
ユーリは今、凛々の明星の仕事でカロルがいるダングレストに着ていた
そして同じく仕事でダングレストを訪れていたセイと偶然会い、二人で昼食を取っている所だった
「なあ、セイ。やっぱ女の方から愛してるって言うのは恥ずかしいのか?」
「・・・・お前、熱でもあるのか?」
「・・・ねえよ。こっちは真面目に聞いてんだよ」
ユーリの唐突の言葉にセイも目を丸くしていた
「どうだろうな。人それぞれじゃないのか」
「・・・やっぱそうか」
「ま、大体察しが付くが、リア、だろ」
「・・・・・」
お互いに返事を返し、セイもユーリが誰の事でこう言っているのか察しが付き、苦笑して言うとユーリは少しだけ黙ってしまった
「お前は愛してると言ってるが、リアから愛してるって聞いた事ないってとこか?」
「・・ああ。好きや大好きは良く言うんだが、愛してるって言うと固まって何も言えなくなってな。そう言う事に慣れてねえもの解ってんだけど」
「彼氏としてはそれを聞かないと不安にもなる訳か」
「・・・・まあ、な」
普段からこう言った事や相談事と言う事をユーリは自分から周りの人間に相談すると言う事は殆どしない
あるとしても付き合いの長いフレンやセイかリア、たまにハンクスや下町の人々、そしてあの旅で出会った仲間達だけだろう
が、相談しようにしてもフレンは現騎士団長で忙しく、今でもリアの事を大事に思っているし、下町の人々や仲間達(一部)に相談したら茶化されたりするのは目に見えていた
セイもリアと同じくずっと仕事で世界中を回っているので手紙で相談か・・・と思っていたが偶然このダングレストで会い、ずっと兄の位置として自分達を見ていたセイに相談してみる事にしたのだった
「確かに故郷でイサキ達と話してる時もその言葉聞いた事ないかもな」
「・・・・・」
「けど、リアがユーリの事を好きなのは事実だぞ。あの鈍感で鈍いリアが自分の気持ちに気付いて好きだって言ったのはユーリにだろ? じゃないと今みたいな良い表情は見られないと思うぞ」
確かにユーリと付き合い出してからのリアは今までとはまた違った表情を見せている
人を惹き付けたり、笑顔や鈍い所などは相変わらずだが、それでも今までとは違った雰囲気や一面が見え隠れしているのは身近にいる人間や仲間達が一番見て取れていた
「リアだって言いたくても恥ずかしくて言えないだけだろ」
「んな事解ってるよ。けど、付き合いだしてもう結構経ってるだろ?」
「・・・そうだな」
世界の命運を掛けての戦いからもう約二年近くになっていた
ユーリもリアもお互いの仕事があるから今までと同じように会う時間も限られているが、みんなの配慮もあり前に比べると会える頻度は多くなっていた
恋人らしい事もやってきてはいるが、未だにリアの口から「愛してる」と言う言葉は聞いた事がないのだった
一方その頃、
「・・・はあ」
「どうしたの? そんなに大きな溜息なんか吐いて」
「あ、イサキ・・・」
「何か悩み事?」
「うん、ちょっと・・・・」
リアは言霊使いの故郷に戻って着ていて部屋の近くの縁側に座っていて、リアを見かけたイサキがリアの溜息を聞き優しく微笑んでリアの隣に座った
「ねえ、イサキ」
「ん?」
「やっぱり、男の人って好きな相手から愛してるって言われたいのかな?」
「え? どうしたの、いきなり?」
意外な言葉にイサキも目を丸くしてリアの方を見た
「あ、もしかして、ユーリ?」
「うん・・・。この前ね、ユーリに愛してるか? って聞かれて・・・」
「リアの事だから恥ずかしくて何も言えなかったんでしょ?」
「う、うん/// ・・でも、そう言われたの、これが初めてじゃないの・・・」
このやり取りはユーリと付き合いだして暫くしてから始まった事だった
お互いに好きだと言う気持ちは知っているし、恋人らしい事もしていて、周りの人達もそんな二人の仲睦まじい所を何度も見ている
けど、ユーリがリアにそう言うのは絶対に二人っきりの時、勿論リアも好きと言うのも同じである
だが、未だにリア本人から「愛してる」と言った事がないのはリア自身も自覚している
「ユーリが私の事凄く大事に思ってくれててそう言ってくれるの、凄く嬉しいんだけど、いざ自分で言うってなると・・やっぱり、恥ずかしくてテレちゃって・・・/////」
言うとリアは少しだけ顔を赤くして俯いてしまった
「まあリアらしいと言えばらしいよね。でもその言葉は相手からしても本人からしても聞きたい言葉じゃない?」
「・・・うん」
それはリア自身も解ってはいる
ちゃんと言葉にしなきゃいけないと言うのも自分に言い聞かせてはいるのだが、先程も言っていた通りいざ言おうとするとどうしても言えない状態がもう何度も続いていた
(リアがこんなに悩むなんてね・・・。こんな姿のリアを見たらタイリンやユイカ達が騒ぎそうだけど(苦笑)でも、それだけリアも本気って事よね)
そんなリアを見てイサキは小さく笑い、何かを思い付いた顔をした
「ねえ、リア」
「なに?」
「歌の歌詞にそう言う言葉が入ってる時はどうしてる?」
「え? うーん、イメージが崩れないように感情を乗せて歌ってるけど・・・」
「歌の時、恥ずかしいとかは?」
「・・ない、かな? 歌の世界観を壊しちゃうし・・・」
「それと同じよ」
「え?」
「歌で恥ずかしくないって思うんだったら、歌で気持ちを伝えれば良いじゃない?」
「歌で?」
「うん。で、その後にちゃんとユーリにリアの気持ちを伝えればリアも言いやすいんじゃない?」
「・・・そう・・かも・・・」
イサキの言葉を聞き何か納得いくものを感じていた
「やってみる価値はあるんじゃない? リア自身の為にも、ユーリの為にも、ね」
「イサキ・・・。うん、そうしてみるね」
言うと二人は先程と違った笑顔を浮かべていた
『セイ』
ユーリとセイが話しをしているとふとセイの名前を呼ぶ声が微かに聞こえ、セイの後ろに気配を感じた
「フキか。どうした?」
その気配はセイの相棒であるフキで姿を消したままセイの後ろに現れ、勿論その気配はユーリも感じていて、周りに聞こえない程度の声で何か話していた
「解った。ありがとな」
『ああ。じゃあ俺は一旦故郷に戻るな』
数言話し終わるとフキは姿を消し、セイも視線をユーリの方に戻した
「何か遭ったのか?」
「いや。それよりユーリ、お前明後日空いてるか?」
「特に用はねえけど」
ユーリの言葉を聞くとセイはフッと笑いこう告げた
「なら、ちょっと頼まれてくれないか?」
二日後、
「此処で良いんだよな」
ユーリは手元にある手紙で位置を確認した
その手紙はセイから届いたものだった
「ハルルに用って、エステルんとこか?」
二日前にセイから頼まれ事をされ手紙で内容は知らせると言われて次の日に手紙が届いたのだったが、その手紙には“ハルルに向かえ”としか書かれていなかった
「用件書くならもうちょい解りやすく書けよな・・・。フレンじゃあるまいし・・・」
フレンから自分宛に、と言うものだとこれくらい短く書かれているのもは良くあったが、今までセイから貰った手紙の中でも淡々と書かれたものはこれが初めてと言っても良いほどだった
「ラピードも連れて来るんだったかな・・」
ラピードと一緒だったら何かしら手掛かりでも掴むだろうと思ったが、そんなに手間の掛かる仕事じゃないと思い一緒に来なかったのだった
「仕方ねえ。ちょっとぶらついてみるか」
実際にエステルの所の仕事なのか解らない為、そう思い数歩進むと
「・・・ん?」
ふと何か聞こえた
「・・・気のせいか?」
そう思いまた少し進むとやはりハルルの花弁と共に風に乗って何かが聞こえてくる
~~~~♪
「歌・・・?」
歌声のようなものが響いて来て、聞こえる方、ハルルの樹がある方へ向かい出した
そして、
~~~~~~♪
「!」
ハルルの樹の所に辿り着くとユーリは目を瞠り足も止まった
―― いつか宙を舞う花びらを僕らが追い越しても
振り返るその時忘れ物に気付くんだろう
それぞれの道は置いてけぼりの僕らに
「忘れやしない そう伝えたい」
って示してるようだ
祝福を
僕たちの番だ ――
「リア・・・?」
そう、ハルルの樹の下で歌っていたのはリアだった
「おや、兄さんも彼女の歌を聴きに来たのかい?」
ユーリがじっと見ていると隣にいた男性がユーリに気付き声を掛けた
「あ、ああ。歌が聞こえてな」
「彼女たまたまハルルに来たみたいなんだが、暫く樹を見てたら歌い初めてね。そうしたらこんなに人が集まって。近くにいた子供達もほら、一緒に歌い初めてね」
lalalalala~~~~♪
男性の言う通り、リアの周りには此処で遊んでいたと思われる子供達もリアと一緒に歌っていたのだった
「不思議だね。なんだか嫌な事も疲れも忘れちまう」
「ああ。心地良い歌声だよ」
その様子を見ていた人達も優しい笑みになってそう呟き、リアと子供達を見て更に歌声に聞き入っていてユーリも自然と微笑んでいた
「~~♪ ・・ふぅ」
パチパチパチパチ
歌い終わると同時に周りに集まっていた大人達から大きな拍手と声援が上がった
「お姉ちゃん、すごーーい!」
「ほんと、凄く上手だったわ!」
「ありがとう御座います。私もみんなと一緒に歌えて楽しかったよ」
「ぼくも~!」
「わたしも~!」
「一緒に歌ってくれてありがとう」
次々と嬉しそうな声が聞こえリアも微笑んで言葉を交わしていた
「お姉ちゃんまたね~!」
「またいっしょに歌おうね~!」
子供達は走りながら大きく手を振り、リアも微笑んで手を振り替えした
そして、
「・・? ユーリ?」
ふと視線を感じ、その方向を向くとユーリがいたのだった
「よ、歌姫さん」
「ユーリ、どうして此処に?」
「ちょっと頼まれ事されてハルルに来たんだよ。そうしたら歌が聞こえてな」
歌姫と言う所はあまり気にならなかったのか、とユーリは思い心の中で微笑しつつリアに言うがリアはまだユーリが此処にいる事に驚いているようだった
「そうなんだ。頼まれ事ってエステルの所?」
「いや・・・」
「?」
どう言うべきかと思い言葉を切るとリアは案の定疑問符を出したが直ぐに言葉を続けた
「ねえユーリ、用事って急ぎ?」
「いや、違う・・と思うぞ」
「じゃあ少しなら、時間大丈夫って事だよね」
「ああ」
まだセイからの頼まれ事が何か解っていない為、そう答えるとリアは少しだけ嬉しそうな顔をした
「じゃあユーリ、私の歌、聞いていってくれない」
「ん? ああ、良いぞ」
ユーリの言葉を聞くとリアは更に嬉しそうな顔をしてユーリの手を引いてハルルの樹の下に移動した
(アスラ、)
(解ってるよ)
ハルルの樹の上にいたアスラに声を掛けるとハルルの樹の辺りに結界が出来、それを見るとアスラは姿を消した
「?」
結界が出来た事にユーリも少し疑問符を出したがリアはニコリと笑って息を吸って歌い始めた
―― 見える愛の種類は果てなく
徐々に歌いサビへと入る
愛を聴かせる為の言葉を知っているのに
愛を語る為の言葉はない
そのフレーズに入ると感情がいつも以上にこもっているがユーリにも伝わる
ワンフレーズ歌い終わると更に違う曲を歌う
―― 「愛してる」「愛してるわ」~~~♪ ――
「!」
そう歌った瞬間、リアは優しく微笑み更に歌い上げていった
歌い終わるとリアはゆっくりとユーリの方に歩いて行き、ユーリの前に来ると立ち止まった
「・・・リア、」
「ユーリ、」
そしてゆっくりと顔を上げて微笑んでこう告げた
「 愛してる 」
「!」
今まで以上の笑みを向けリアはそう告げ、そして
『なら、ちょっと頼まれてくれないか?』
ニッと笑って言ったセイ、そしてセイからの手紙の内容と今のリアを見てユーリは確信した
セイの頼まれ事と言うのはこの事だったのかと
そしてずっとリアから聞きたかった「愛してる」
その言葉を聞き少しして、ユーリはリアを抱きしめていた
「ユ、ユーリ?」
「・・・な」
「え?」
「やっとリアからその言葉が聞けたな」
「言うの、遅くなってごめんね」
「いや・・。オレも急かしてたかもしれないしな。リアの気持ちを解っていながらな」
それでもお互いにこの言葉はちゃんと口にして言わなければいけないと言う事は解っていた
だからリアもイサキの言葉通り、歌で気持ちを伝え、そしてその言葉をちゃんと口にした
「でも、ちゃんとユーリに言えたから・・良かった・・・本当に良かったよ」
「リア・・」
最後の方は自分に言い聞かせるように言い、ユーリの服をギュッと掴んで顔を埋め、ユーリは優しくリアの頭を撫でて上げた
「リア」
「ん?」
「もう一回、さっきの言葉言ってくんねえか?」
名前を呼ばれ顔を上げるとそう言われリアは嬉しそうに微笑んで頷き、
「ユーリ、愛してる」
満面の笑みを向けてそう告げた
「オレも愛してるぜ」
ユーリも優しい笑みを向けてリアに告げ、お互いにまた微笑んだ
が、
「・・・つか、今更だろ?」
「え?」
そしてユーリはリアを更に引き寄せ距離を縮め、
「オレはお前が必要だからな・・・しっかりオレだけ見ろよ?」
「ユーリ・・・んっ!///」
その言葉を告げると更に距離を縮め、互いの距離が無くなり唇が重なっていた
「リアとユーリ、今頃上手くやってるかしらね」
「あいつ等なら大丈夫だろ」
「ユーリなら、あの手紙の内容ちゃんと理解してるだろうしな」
その頃、故郷で二人の事情を知っているイサキとセイとフキが話しをしていた
「心配しなくても、リアとユーリなら大丈夫だよ」
そしてアスラも故郷に戻って来た所だった
「アスラが帰って来たって事は上手くいったって事か」
「ボクは結界張って帰って来ただけだけど」
「けど、その言い方じゃそう捉えても良いんだろ?」
その言葉には答えなかったが、アスラの表情を見てセイもフキもイサキももう心配ないと確信していた
「 ユーリ、誰よりも愛してるよ 」
「 リア、誰よりも愛してるぜ 」
二人が唇を重ねた瞬間、
二人の幸せを祝うようにハルルの樹の花弁が一面に綺麗に舞い、お互いに同じ事を思い更に気持ちが通じ合っていた
おまけ
「リア、この後なんか予定あるのか?」
「特にはないけど」
「なら、このままお持ち帰りしても平気って事だよな?」
「え? ゆ、ユーリ? 仕事は?」
「もう片付いたよ」
「ええ!? だって、さっき」
「んじゃ帰るぞー」
「て、ええ!!?? ちょ、ちょっと、降ろしてよ///」
言うとユーリはリアを抱き上げ、お姫様抱っこしていた
「暴れると落ちるぞー」
「恥ずかしいから人前でこれはしないでよ///」
「人前じゃなかったら良いのか?」
「っ///」
意地悪な笑みを向けられリアは顔を赤くした
「ま、嫌がってもやめねえけどな」
「・・・ユーリのいじわる・・・」
「今更だろ?」
「ぅ~・・・」
「ああ、それと」
言うと歩みを止め、にやりと笑ってリアを見た
「今夜は寝かせねえから、覚悟しとけよ?」
「・・・・///」
「まあオレとしては毎晩でも・・」
「っ///、ユーリのばかぁ~~っ!!///」
ユーリの言葉に一瞬にして顔が赤くなり恥ずかしさのあまりそう叫んだリアだったが、ユーリは気にした様子もなく楽しそうに笑って歩いて行った
END.
あとがきと言う名の対談w
やっと、やーーーっっっと書き終わりました!
20万HIT夢、ユーリ&リア(夢主)の甘夢っ!!!!
本当に、大変長らくお待たせ致しました!
ユーリ「ほんと長かったよな」
うおぅ! ユーリさん、いつの間に!?
リア「ていうか、遥嘩、最後のあれ・・」
ん? 最後って??
リア「だから、・・・その・・///」
ユーリ「寝かせねえ・・ってとこか?」
リア「わあああああ!! 言わないでーーー!!!/////」
あー思いっきり叫んじゃったねぇ~w
リア「遥嘩思いっきり楽しんでるでしょ!///」
ええ、勿論!(*^_^*)
リア「・・・・・」
ユーリ「リア、こいつがこう言うヤツだって事忘れんなよ」
あはは~w でも、やっとあの言葉が言えたし、ユーリも聞けたから良かったっしょ?
ユーリ「まあな」リア「・・それは、そう・・だけど」
けどね、そこに関しては俺も読者様も気になってた所ではあるんだよ
ユーリ「だろうな。ま、オレはリアから聞けたから問題ねえけど。それに、」
リア「ユーリ~」
ユーリ「はいはい。解りましたよ。その話しは後でな」
リア「後でも言わなくていいってば!/// ・・もうっ/// ・・・でも、20万HIT超えてからかなり遅くなったのは申し訳ないよね」
はい、そこは本当に申し訳ありませんでしたっ! スライディング&最上級土下座で謝らせて頂きますっ!!
リア「(ス、スライディング&最上級土下座って・・・ι)え、えっと、でも無事に完成したし良かったよね、ユーリ」
ユーリ「ん? ああ。ま、あいつ等の協力がなかったらリアもあの言葉言えなかっただろうしな」
リア「え?」
ユーリ「いや。こっちの話しだから気にすんな」
身近に一番いる人達だからこそ解る事だよね~
ユーリ「まあな」
リア「?」
俺的には久々に甘いのとちょ~っとギャグ~とGRの楽曲入れられたのも満足だけどねぇ~♪
桜色第2ボタン 聞くとどうしてもハルルのイメージが浮かんで、使わせたいなーって思ってね
リア「それで今回使ったんだ」
そそ、後は偏愛の輪舞曲 と愛バカこと愛すべきSTUPID(一部)も使えたし!
にしても、エローウェルさん、最後にやっちゃいましたねwww
ユーリ「その呼び方は気に入らねえけど・・・ま、ご馳走さんw」
リア「っ!?/// ば、ばか・・・っ///」
ほっほ~うw
ま、最後はどうなったかは皆様のご想像にお任せって事で良いんだよねw
ユーリ「ああ。つー訳でそろそろ終わりだな」
あれ? もう?
リア「じゃ、じゃあ改めて御礼言っておこうよ、ね?」
遥嘩、ユーリ(リア(ちゃん)、早くこの話題から逸れたいんだな・・・)
そうだね~、じゃあそろそろ御礼言って終わろっか
ユーリ「そうだな。んじゃ、遥嘩任せたぜ」
はいは~い、では、改めて御礼を申し上げます
20万HITとアンケートにご協力頂き、本当に有り難う御座いました!
最近は更新等がかなり遅れてしまっていますが、今後とも等サイト、そしてリリアちゃん達オリキャラやユーリ達をどうか宜しくお願い致します!
そしてどうか二人の幸せをいつまでも応援して下さい(バカww)
それでは、此処まで読んで頂き本当に有り難う御座いました!
ユーリ「んじゃ帰るぞー」
リア「だから、お姫様抱っこはっ!///」
ユーリ「人前じゃ嫌だったな。けど、もう遥嘩いねえぞ?」
リア「え?! ・・いつの間に・・・」
ユーリ「いないなら良いんだよな?」
リア「・・・・。もう、解った」
ユーリ「素直で宜しい。じゃ、今夜も」
リア「!? やっぱり自分で帰る!!」
ユーリ「おい、暴れんなって!!」
最後までお付き合い、本当に有り難う御座いましたw
20万HIT:2013.08.06
完成:2013.08.26
「ん? なに?」
「愛してる」
「え!?/// な、なに、きゅ、急に!?///」
「リアはオレの事どう思ってんだ?」
「えっ、・・そりゃ・・ユーリの事、好きだよ///」
「・・・」
「だ、大好きだよ!///」
「・・・・愛してる、か?」
「っ・・・・////」
急にユーリに呼ばれ振り向いた途端そう言われ、更に抱き寄せられそう問われ、少し言葉に詰まってしまった
「っ~~~~~~!////////」
強い眼差しで見つめられ更に顔が赤くなり俯き、そんなリアを見てユーリは小さく笑い、
「んっ///」
顎を持ち上げ優しいキスを落とし抱きしめ、リアも応えるように目を閉じてユーリの背中に腕を回した
I want to hear the words from your mouth -その言葉を、お前の口から聞きたい-
「・・・はあ」
「どうしたんだ、珍しく溜息なんか吐いて」
ユーリは今、凛々の明星の仕事でカロルがいるダングレストに着ていた
そして同じく仕事でダングレストを訪れていたセイと偶然会い、二人で昼食を取っている所だった
「なあ、セイ。やっぱ女の方から愛してるって言うのは恥ずかしいのか?」
「・・・・お前、熱でもあるのか?」
「・・・ねえよ。こっちは真面目に聞いてんだよ」
ユーリの唐突の言葉にセイも目を丸くしていた
「どうだろうな。人それぞれじゃないのか」
「・・・やっぱそうか」
「ま、大体察しが付くが、リア、だろ」
「・・・・・」
お互いに返事を返し、セイもユーリが誰の事でこう言っているのか察しが付き、苦笑して言うとユーリは少しだけ黙ってしまった
「お前は愛してると言ってるが、リアから愛してるって聞いた事ないってとこか?」
「・・ああ。好きや大好きは良く言うんだが、愛してるって言うと固まって何も言えなくなってな。そう言う事に慣れてねえもの解ってんだけど」
「彼氏としてはそれを聞かないと不安にもなる訳か」
「・・・・まあ、な」
普段からこう言った事や相談事と言う事をユーリは自分から周りの人間に相談すると言う事は殆どしない
あるとしても付き合いの長いフレンやセイかリア、たまにハンクスや下町の人々、そしてあの旅で出会った仲間達だけだろう
が、相談しようにしてもフレンは現騎士団長で忙しく、今でもリアの事を大事に思っているし、下町の人々や仲間達(一部)に相談したら茶化されたりするのは目に見えていた
セイもリアと同じくずっと仕事で世界中を回っているので手紙で相談か・・・と思っていたが偶然このダングレストで会い、ずっと兄の位置として自分達を見ていたセイに相談してみる事にしたのだった
「確かに故郷でイサキ達と話してる時もその言葉聞いた事ないかもな」
「・・・・・」
「けど、リアがユーリの事を好きなのは事実だぞ。あの鈍感で鈍いリアが自分の気持ちに気付いて好きだって言ったのはユーリにだろ? じゃないと今みたいな良い表情は見られないと思うぞ」
確かにユーリと付き合い出してからのリアは今までとはまた違った表情を見せている
人を惹き付けたり、笑顔や鈍い所などは相変わらずだが、それでも今までとは違った雰囲気や一面が見え隠れしているのは身近にいる人間や仲間達が一番見て取れていた
「リアだって言いたくても恥ずかしくて言えないだけだろ」
「んな事解ってるよ。けど、付き合いだしてもう結構経ってるだろ?」
「・・・そうだな」
世界の命運を掛けての戦いからもう約二年近くになっていた
ユーリもリアもお互いの仕事があるから今までと同じように会う時間も限られているが、みんなの配慮もあり前に比べると会える頻度は多くなっていた
恋人らしい事もやってきてはいるが、未だにリアの口から「愛してる」と言う言葉は聞いた事がないのだった
一方その頃、
「・・・はあ」
「どうしたの? そんなに大きな溜息なんか吐いて」
「あ、イサキ・・・」
「何か悩み事?」
「うん、ちょっと・・・・」
リアは言霊使いの故郷に戻って着ていて部屋の近くの縁側に座っていて、リアを見かけたイサキがリアの溜息を聞き優しく微笑んでリアの隣に座った
「ねえ、イサキ」
「ん?」
「やっぱり、男の人って好きな相手から愛してるって言われたいのかな?」
「え? どうしたの、いきなり?」
意外な言葉にイサキも目を丸くしてリアの方を見た
「あ、もしかして、ユーリ?」
「うん・・・。この前ね、ユーリに愛してるか? って聞かれて・・・」
「リアの事だから恥ずかしくて何も言えなかったんでしょ?」
「う、うん/// ・・でも、そう言われたの、これが初めてじゃないの・・・」
このやり取りはユーリと付き合いだして暫くしてから始まった事だった
お互いに好きだと言う気持ちは知っているし、恋人らしい事もしていて、周りの人達もそんな二人の仲睦まじい所を何度も見ている
けど、ユーリがリアにそう言うのは絶対に二人っきりの時、勿論リアも好きと言うのも同じである
だが、未だにリア本人から「愛してる」と言った事がないのはリア自身も自覚している
「ユーリが私の事凄く大事に思ってくれててそう言ってくれるの、凄く嬉しいんだけど、いざ自分で言うってなると・・やっぱり、恥ずかしくてテレちゃって・・・/////」
言うとリアは少しだけ顔を赤くして俯いてしまった
「まあリアらしいと言えばらしいよね。でもその言葉は相手からしても本人からしても聞きたい言葉じゃない?」
「・・・うん」
それはリア自身も解ってはいる
ちゃんと言葉にしなきゃいけないと言うのも自分に言い聞かせてはいるのだが、先程も言っていた通りいざ言おうとするとどうしても言えない状態がもう何度も続いていた
(リアがこんなに悩むなんてね・・・。こんな姿のリアを見たらタイリンやユイカ達が騒ぎそうだけど(苦笑)でも、それだけリアも本気って事よね)
そんなリアを見てイサキは小さく笑い、何かを思い付いた顔をした
「ねえ、リア」
「なに?」
「歌の歌詞にそう言う言葉が入ってる時はどうしてる?」
「え? うーん、イメージが崩れないように感情を乗せて歌ってるけど・・・」
「歌の時、恥ずかしいとかは?」
「・・ない、かな? 歌の世界観を壊しちゃうし・・・」
「それと同じよ」
「え?」
「歌で恥ずかしくないって思うんだったら、歌で気持ちを伝えれば良いじゃない?」
「歌で?」
「うん。で、その後にちゃんとユーリにリアの気持ちを伝えればリアも言いやすいんじゃない?」
「・・・そう・・かも・・・」
イサキの言葉を聞き何か納得いくものを感じていた
「やってみる価値はあるんじゃない? リア自身の為にも、ユーリの為にも、ね」
「イサキ・・・。うん、そうしてみるね」
言うと二人は先程と違った笑顔を浮かべていた
『セイ』
ユーリとセイが話しをしているとふとセイの名前を呼ぶ声が微かに聞こえ、セイの後ろに気配を感じた
「フキか。どうした?」
その気配はセイの相棒であるフキで姿を消したままセイの後ろに現れ、勿論その気配はユーリも感じていて、周りに聞こえない程度の声で何か話していた
「解った。ありがとな」
『ああ。じゃあ俺は一旦故郷に戻るな』
数言話し終わるとフキは姿を消し、セイも視線をユーリの方に戻した
「何か遭ったのか?」
「いや。それよりユーリ、お前明後日空いてるか?」
「特に用はねえけど」
ユーリの言葉を聞くとセイはフッと笑いこう告げた
「なら、ちょっと頼まれてくれないか?」
二日後、
「此処で良いんだよな」
ユーリは手元にある手紙で位置を確認した
その手紙はセイから届いたものだった
「ハルルに用って、エステルんとこか?」
二日前にセイから頼まれ事をされ手紙で内容は知らせると言われて次の日に手紙が届いたのだったが、その手紙には“ハルルに向かえ”としか書かれていなかった
「用件書くならもうちょい解りやすく書けよな・・・。フレンじゃあるまいし・・・」
フレンから自分宛に、と言うものだとこれくらい短く書かれているのもは良くあったが、今までセイから貰った手紙の中でも淡々と書かれたものはこれが初めてと言っても良いほどだった
「ラピードも連れて来るんだったかな・・」
ラピードと一緒だったら何かしら手掛かりでも掴むだろうと思ったが、そんなに手間の掛かる仕事じゃないと思い一緒に来なかったのだった
「仕方ねえ。ちょっとぶらついてみるか」
実際にエステルの所の仕事なのか解らない為、そう思い数歩進むと
「・・・ん?」
ふと何か聞こえた
「・・・気のせいか?」
そう思いまた少し進むとやはりハルルの花弁と共に風に乗って何かが聞こえてくる
~~~~♪
「歌・・・?」
歌声のようなものが響いて来て、聞こえる方、ハルルの樹がある方へ向かい出した
そして、
~~~~~~♪
「!」
ハルルの樹の所に辿り着くとユーリは目を瞠り足も止まった
―― いつか宙を舞う花びらを僕らが追い越しても
振り返るその時忘れ物に気付くんだろう
それぞれの道は置いてけぼりの僕らに
「忘れやしない そう伝えたい」
って示してるようだ
祝福を
僕たちの番だ ――
「リア・・・?」
そう、ハルルの樹の下で歌っていたのはリアだった
「おや、兄さんも彼女の歌を聴きに来たのかい?」
ユーリがじっと見ていると隣にいた男性がユーリに気付き声を掛けた
「あ、ああ。歌が聞こえてな」
「彼女たまたまハルルに来たみたいなんだが、暫く樹を見てたら歌い初めてね。そうしたらこんなに人が集まって。近くにいた子供達もほら、一緒に歌い初めてね」
lalalalala~~~~♪
男性の言う通り、リアの周りには此処で遊んでいたと思われる子供達もリアと一緒に歌っていたのだった
「不思議だね。なんだか嫌な事も疲れも忘れちまう」
「ああ。心地良い歌声だよ」
その様子を見ていた人達も優しい笑みになってそう呟き、リアと子供達を見て更に歌声に聞き入っていてユーリも自然と微笑んでいた
「~~♪ ・・ふぅ」
パチパチパチパチ
歌い終わると同時に周りに集まっていた大人達から大きな拍手と声援が上がった
「お姉ちゃん、すごーーい!」
「ほんと、凄く上手だったわ!」
「ありがとう御座います。私もみんなと一緒に歌えて楽しかったよ」
「ぼくも~!」
「わたしも~!」
「一緒に歌ってくれてありがとう」
次々と嬉しそうな声が聞こえリアも微笑んで言葉を交わしていた
「お姉ちゃんまたね~!」
「またいっしょに歌おうね~!」
子供達は走りながら大きく手を振り、リアも微笑んで手を振り替えした
そして、
「・・? ユーリ?」
ふと視線を感じ、その方向を向くとユーリがいたのだった
「よ、歌姫さん」
「ユーリ、どうして此処に?」
「ちょっと頼まれ事されてハルルに来たんだよ。そうしたら歌が聞こえてな」
歌姫と言う所はあまり気にならなかったのか、とユーリは思い心の中で微笑しつつリアに言うがリアはまだユーリが此処にいる事に驚いているようだった
「そうなんだ。頼まれ事ってエステルの所?」
「いや・・・」
「?」
どう言うべきかと思い言葉を切るとリアは案の定疑問符を出したが直ぐに言葉を続けた
「ねえユーリ、用事って急ぎ?」
「いや、違う・・と思うぞ」
「じゃあ少しなら、時間大丈夫って事だよね」
「ああ」
まだセイからの頼まれ事が何か解っていない為、そう答えるとリアは少しだけ嬉しそうな顔をした
「じゃあユーリ、私の歌、聞いていってくれない」
「ん? ああ、良いぞ」
ユーリの言葉を聞くとリアは更に嬉しそうな顔をしてユーリの手を引いてハルルの樹の下に移動した
(アスラ、)
(解ってるよ)
ハルルの樹の上にいたアスラに声を掛けるとハルルの樹の辺りに結界が出来、それを見るとアスラは姿を消した
「?」
結界が出来た事にユーリも少し疑問符を出したがリアはニコリと笑って息を吸って歌い始めた
―― 見える愛の種類は果てなく
徐々に歌いサビへと入る
愛を聴かせる為の言葉を知っているのに
愛を語る為の言葉はない
そのフレーズに入ると感情がいつも以上にこもっているがユーリにも伝わる
ワンフレーズ歌い終わると更に違う曲を歌う
―― 「愛してる」「愛してるわ」~~~♪ ――
「!」
そう歌った瞬間、リアは優しく微笑み更に歌い上げていった
歌い終わるとリアはゆっくりとユーリの方に歩いて行き、ユーリの前に来ると立ち止まった
「・・・リア、」
「ユーリ、」
そしてゆっくりと顔を上げて微笑んでこう告げた
「 愛してる 」
「!」
今まで以上の笑みを向けリアはそう告げ、そして
『なら、ちょっと頼まれてくれないか?』
ニッと笑って言ったセイ、そしてセイからの手紙の内容と今のリアを見てユーリは確信した
セイの頼まれ事と言うのはこの事だったのかと
そしてずっとリアから聞きたかった「愛してる」
その言葉を聞き少しして、ユーリはリアを抱きしめていた
「ユ、ユーリ?」
「・・・な」
「え?」
「やっとリアからその言葉が聞けたな」
「言うの、遅くなってごめんね」
「いや・・。オレも急かしてたかもしれないしな。リアの気持ちを解っていながらな」
それでもお互いにこの言葉はちゃんと口にして言わなければいけないと言う事は解っていた
だからリアもイサキの言葉通り、歌で気持ちを伝え、そしてその言葉をちゃんと口にした
「でも、ちゃんとユーリに言えたから・・良かった・・・本当に良かったよ」
「リア・・」
最後の方は自分に言い聞かせるように言い、ユーリの服をギュッと掴んで顔を埋め、ユーリは優しくリアの頭を撫でて上げた
「リア」
「ん?」
「もう一回、さっきの言葉言ってくんねえか?」
名前を呼ばれ顔を上げるとそう言われリアは嬉しそうに微笑んで頷き、
「ユーリ、愛してる」
満面の笑みを向けてそう告げた
「オレも愛してるぜ」
ユーリも優しい笑みを向けてリアに告げ、お互いにまた微笑んだ
が、
「・・・つか、今更だろ?」
「え?」
そしてユーリはリアを更に引き寄せ距離を縮め、
「オレはお前が必要だからな・・・しっかりオレだけ見ろよ?」
「ユーリ・・・んっ!///」
その言葉を告げると更に距離を縮め、互いの距離が無くなり唇が重なっていた
「リアとユーリ、今頃上手くやってるかしらね」
「あいつ等なら大丈夫だろ」
「ユーリなら、あの手紙の内容ちゃんと理解してるだろうしな」
その頃、故郷で二人の事情を知っているイサキとセイとフキが話しをしていた
「心配しなくても、リアとユーリなら大丈夫だよ」
そしてアスラも故郷に戻って来た所だった
「アスラが帰って来たって事は上手くいったって事か」
「ボクは結界張って帰って来ただけだけど」
「けど、その言い方じゃそう捉えても良いんだろ?」
その言葉には答えなかったが、アスラの表情を見てセイもフキもイサキももう心配ないと確信していた
「 ユーリ、誰よりも愛してるよ 」
「 リア、誰よりも愛してるぜ 」
二人が唇を重ねた瞬間、
二人の幸せを祝うようにハルルの樹の花弁が一面に綺麗に舞い、お互いに同じ事を思い更に気持ちが通じ合っていた
おまけ
「リア、この後なんか予定あるのか?」
「特にはないけど」
「なら、このままお持ち帰りしても平気って事だよな?」
「え? ゆ、ユーリ? 仕事は?」
「もう片付いたよ」
「ええ!? だって、さっき」
「んじゃ帰るぞー」
「て、ええ!!?? ちょ、ちょっと、降ろしてよ///」
言うとユーリはリアを抱き上げ、お姫様抱っこしていた
「暴れると落ちるぞー」
「恥ずかしいから人前でこれはしないでよ///」
「人前じゃなかったら良いのか?」
「っ///」
意地悪な笑みを向けられリアは顔を赤くした
「ま、嫌がってもやめねえけどな」
「・・・ユーリのいじわる・・・」
「今更だろ?」
「ぅ~・・・」
「ああ、それと」
言うと歩みを止め、にやりと笑ってリアを見た
「今夜は寝かせねえから、覚悟しとけよ?」
「・・・・///」
「まあオレとしては毎晩でも・・」
「っ///、ユーリのばかぁ~~っ!!///」
ユーリの言葉に一瞬にして顔が赤くなり恥ずかしさのあまりそう叫んだリアだったが、ユーリは気にした様子もなく楽しそうに笑って歩いて行った
END.
あとがきと言う名の対談w
やっと、やーーーっっっと書き終わりました!
20万HIT夢、ユーリ&リア(夢主)の甘夢っ!!!!
本当に、大変長らくお待たせ致しました!
ユーリ「ほんと長かったよな」
うおぅ! ユーリさん、いつの間に!?
リア「ていうか、遥嘩、最後のあれ・・」
ん? 最後って??
リア「だから、・・・その・・///」
ユーリ「寝かせねえ・・ってとこか?」
リア「わあああああ!! 言わないでーーー!!!/////」
あー思いっきり叫んじゃったねぇ~w
リア「遥嘩思いっきり楽しんでるでしょ!///」
ええ、勿論!(*^_^*)
リア「・・・・・」
ユーリ「リア、こいつがこう言うヤツだって事忘れんなよ」
あはは~w でも、やっとあの言葉が言えたし、ユーリも聞けたから良かったっしょ?
ユーリ「まあな」リア「・・それは、そう・・だけど」
けどね、そこに関しては俺も読者様も気になってた所ではあるんだよ
ユーリ「だろうな。ま、オレはリアから聞けたから問題ねえけど。それに、」
リア「ユーリ~」
ユーリ「はいはい。解りましたよ。その話しは後でな」
リア「後でも言わなくていいってば!/// ・・もうっ/// ・・・でも、20万HIT超えてからかなり遅くなったのは申し訳ないよね」
はい、そこは本当に申し訳ありませんでしたっ! スライディング&最上級土下座で謝らせて頂きますっ!!
リア「(ス、スライディング&最上級土下座って・・・ι)え、えっと、でも無事に完成したし良かったよね、ユーリ」
ユーリ「ん? ああ。ま、あいつ等の協力がなかったらリアもあの言葉言えなかっただろうしな」
リア「え?」
ユーリ「いや。こっちの話しだから気にすんな」
身近に一番いる人達だからこそ解る事だよね~
ユーリ「まあな」
リア「?」
俺的には久々に甘いのとちょ~っとギャグ~とGRの楽曲入れられたのも満足だけどねぇ~♪
リア「それで今回使ったんだ」
そそ、後は偏愛の
にしても、エローウェルさん、最後にやっちゃいましたねwww
ユーリ「その呼び方は気に入らねえけど・・・ま、ご馳走さんw」
リア「っ!?/// ば、ばか・・・っ///」
ほっほ~うw
ま、最後はどうなったかは皆様のご想像にお任せって事で良いんだよねw
ユーリ「ああ。つー訳でそろそろ終わりだな」
あれ? もう?
リア「じゃ、じゃあ改めて御礼言っておこうよ、ね?」
遥嘩、ユーリ(リア(ちゃん)、早くこの話題から逸れたいんだな・・・)
そうだね~、じゃあそろそろ御礼言って終わろっか
ユーリ「そうだな。んじゃ、遥嘩任せたぜ」
はいは~い、では、改めて御礼を申し上げます
20万HITとアンケートにご協力頂き、本当に有り難う御座いました!
最近は更新等がかなり遅れてしまっていますが、今後とも等サイト、そしてリリアちゃん達オリキャラやユーリ達をどうか宜しくお願い致します!
そしてどうか二人の幸せをいつまでも応援して下さい(バカww)
それでは、此処まで読んで頂き本当に有り難う御座いました!
ユーリ「んじゃ帰るぞー」
リア「だから、お姫様抱っこはっ!///」
ユーリ「人前じゃ嫌だったな。けど、もう遥嘩いねえぞ?」
リア「え?! ・・いつの間に・・・」
ユーリ「いないなら良いんだよな?」
リア「・・・・。もう、解った」
ユーリ「素直で宜しい。じゃ、今夜も」
リア「!? やっぱり自分で帰る!!」
ユーリ「おい、暴れんなって!!」
最後までお付き合い、本当に有り難う御座いましたw
20万HIT:2013.08.06
完成:2013.08.26