長短編

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―― 私は アナタの(ready for lo-ve)お嫁さんになる
   私は アナタの(feel like making lo-ve)子供を生みます




リトルブライド




「ユーリ、こっち終わったよー」

「おう、サンキュ」

此処は雪解けの光という意味を持った街、オルニオン

ユーリとリアはこの街に物資を運ぶ為の手伝いに凛々の明星の依頼で着ていた

この世界、テルカ・リュミレースから魔導器が消えもうすぐ一年になる

魔導器がなくなった頃に比べると人々の暮らしは安定して着てはいるがまだ何かと不便な所があるが、そこは現皇帝のヨーデル、皇帝補佐のエステル、そして帝国騎士団の現隊長であるフレンのお陰で帝国もギルドも協力をして人々の暮らしをより良くしていこうと働きをかけていた

そしてその意見は世界中の人々に伝わり、今では帝国もギルド、街の人々も対立する事なく協力し合って日々を過ごしていた

「悪いな、いつも。リアさんもいつもありがとう御座います」

「いえ。気にしないで下さい」

物資を運び終えたユーリとリアに一人の騎士が声をかけた

彼はユーリが騎士団にいた頃の同期アグエロンで、以前この街の復興の為にユーリに協力して欲しいと頼んだ人物だった

「お前からの頼みはもう慣れてるけどな。っつっても、これはフレンからの依頼だけどな」

フレンから凛々の明星にこうして依頼がくる事は珍しい事ではない

この街が立派に出来たのはユーリ達のお陰だという事はフレンも知っているからなのか、良くこの街に物資を運んで欲しいと依頼を出す

凛々の明星の首領であるカロルもその事を解っているのかこの依頼を断らない

「文句ならフレンかお前のとこの首領に言えよ」

冗談めいた口調で言いながら今回の報酬をユーリに渡し、ユーリも同じように冗談めいた事を言っていた

「あ、お姉ちゃんだ!」

二人のやり取りを笑いながら見ていると男の子の元気な声が聞こえ振り返ると数人の子供達がリアの方へ走って来た

「お姉ちゃん、また来てたんだね」

「ええ。みんなも元気そうね」

「「うん!」」

リアは子供達の目線に合わせてしゃがみ、微笑んで話しをしていた

「お姉ちゃん、また歌聞かせてー」

「ボクもお姉ちゃんのお歌聞きたーい」

「わたしもー!」

この街に物資を運び終えた時やその休憩中にリアはこの街でも何度か歌を歌った事があった

リアの歌声は下町の人々と同じく、年齢や男女関係なく幅広い人達に好評で、特に子供達には大人気でリアがこの街に来る度にリアの所に遊びに行っては歌ってと言っていたのだった

「行って来いよ」

「うん。じゃあちょっと行ってくるね」

特にこの後仕事がある訳ではないが少しだけ微笑してどうしようかと思っていると、ユーリがリアに声をかけ小さく微笑んで子供達と少し離れた所に移動した

「~~~~♪」

そしてリアが歌い始めると周りに居た人達も足や作業を止めリアの歌に聴き入っていた

「・・・いつ聞いても癒されるなあ」

「ああ」

ユーリもそしてアグエロンも勿論リアの歌に聴き入っていた

「はあ。つくづくお前とフレンが羨ましく思うぜ」

「ん?」

「あんなに素敵な人が幼馴染みだろ。お前等が好きになるのも解るなぁ」

騎士団時代にそう言った話しをした事を思い出したのかそう言われユーリは微笑した

「今じゃお前の彼女だろぉ~、良いよなぁ~。はあ・・、俺も彼女欲しい・・・」

羨ましいと言っては溜息を吐くアグエロン

「ま、頑張れよ。おーい、リア、そろそろ行くぞ」

そうアグエロンに声を掛け、ユーリはじゃあなと片手を上げ歌い終わって子供や街の人達に囲まれているリアの所に向かって行った


「オルニオンに住んでる人、また増えてたね」

オルニオンがあるピピオニア大陸は以前魔物の数が多く、人が住む事や街などを建てる事が出来なかったが、オルニオンが出来た事や一年前の事件が解決した事によって徐々に住む人達も増え、辺りに小さな街やギルドなどが出来始めたのだった

「だから物資運びが増えてる訳か」

「良いじゃない。ユーリだってめんどくさがってる割に断ってないし」

「そりゃ・・・」

「そこの君達」

「「?」」

オルニオンを出て暫くユーリと話しをしていると急に男性の声が聞こえリアは疑問符を出して声の聞こえた方に視線を向けた

「君達良くこの街に物資を運びに来ているよね。もしかしてギルドの人かい?」

リア達の前にやってきたのは細身の男性だった

「はい。凛々の明星っていうギルドです」

「運び屋か何かかい?」

「まあ一応何でも屋・・か?」

未だに凛々の明星の売りが何とは決まっていないのでそう答えると男は大きな声を出した

「何でも屋!? んん、ならいけるかもしれない」

「「?」」

男は何かを納得するとユーリとリアの方へ向いてビシッと指を指してこう告げた

「君達、モデルになってみないかい?」

「・・・は?」「え・・・?」

男の言葉にユーリとリアもすっとんきょんな声を出してしまった

「僕はこの近くで衣装ギルドをやっている者でね。今うちのギルドで衣装を作っているんだ。そして今、そのモデルになる人物を探していたんだ」

「・・・モデル・・ですか?」

「ああ」

「つか、何でオレ達なんだ?」

「君達を見て、ピーンっと来たんだよ! 君達なら絶対に上手くいくとね!」

ユーリの疑問に男は目を輝かせながら身振り手振りを入れて大げさに説明をした

「は、はあ・・・ι」

男の勢いに圧倒されてなのかリアは少しだけどもりがちになり、ユーリもどことなく呆れ顔になっていた

「衣装ギルドなのに専属のモデルっていねえのか?」

「僕達のギルドは初めてまだ半年も経っていないんだ。だが、みんな衣装に掛ける思いは誰よりも強いんだ。だからモデルは僕達が見極めて決めているんだ」

「作った人自らが着て欲しい人を選んでその衣装を着て貰うんですね」

「ああ。そして今回の衣装は一大プロジェクトなんだ! これが失敗したら我々は・・・っ。だから絶対に成功させたいんだ!!」

男はまた大げさに身振り手振りを付けて説明をする

それでも彼からは彼自身、そして同じギルドに所属する人達の熱い思いと情熱が伝わって来た

「・・ユーリ、協力してあげよう?」

その思いと情熱が伝わったのかリアはユーリを見てそう言うと男は嬉しそうな顔をしてリアを見た後期待の眼差しをユーリに向けた

「・・普段なら依頼はカロル先生が決めるんだけどな」

ユーリはリアと男の視線を見て、小さく息を吐きながら答えると男は更に顔を輝かせた

「では」

「一応依頼として引き受けてやるよ」

「ありがとう御座います! では我々のギルドへ案内します」

男は深々と頭を下げるとギルドのある方を指さしながらリアとユーリを案内し始めた

「ありがと、ユーリ」

「別に良いって。あの雰囲気じゃ断れなかったしな」

「ふふっ」

少しだけめんどくさそうに言うユーリだが、ユーリにも彼の思いが伝わったから依頼として引き受けたのだと言う事はリアも理解していた


(・・ま、カロルには後で説明すりゃいっか)


物資運び以外の報酬がある事や戻る事が遅くなる事も含めユーリはそう思いながら、彼の後をリアと一緒に着いて行った


が、二人はまだ自分達が着る事になる衣装が“あの衣装”だと言う事は知らなかった


「さあ、こちらです!」

ユーリとリアは衣装ギルドに案内され中に通された

「「・・・・・」」

が、あるモノを見て言葉を無くしてしまった

「・・・あの、」

「ん、何かな?」

「・・・もしかしなくても、衣装ってこれ、か?」

「勿論だよ!」

室内に入り目に入ったのは色々な服、ドレス、舞台衣装だったが、その中でも目立つ場所に堂々と置いてあるモノが目に入り、同じギルドのメンバーもその衣装作りや調整をしていた

「・・・ねえ、ユーリ。これってどう見ても・・・ウエディングドレス・・だよね?」

「ああ・・・。しかも男物もあるしな・・・」

二人の目に入った衣装、それはリアが言った通り、ウエディングドレスだった

そしてその隣には新郎用の衣装も飾ってあった

「あ、首領、おかえりなさい」

「もしかしてこのお二人が今回のモデルですか?」

「ああ、そうだよ」

どうやらリアとユーリを此処まで連れて来た男はこのギルドの首領だったようだ

その事に驚いていると衣装を作っていた人達がリアとユーリの周りに集まっていた

「ふんふん、・・・背丈も丁度良いですね」

「それに此処にいるだけでも華を感じます」


((は、華・・・?))


「それじゃあ、早速採寸をして調整して準備に取りかかりましょう♪」

「え? あ、あの」

「じゃ、君はこっちに着てね」

「お、おい」

ユーリとリアが華について疑問を抱いていたが、そんな事はお構いなしにギルド員達はリアとユーリを連れて別々の部屋へと向かった


「やっぱり彼氏さんだったのね~!」

場所は変わってこちらはリアがいる部屋

あの後ウエディングドレスを着て採寸をして細かい修正などを掛けた後リアはそのままメイク室(と言ってもカーテンで仕切られていて居る部屋は一緒)に移動し、現在メイクをされながらメイクさん達と話しをしていた

やっぱりというかユーリとの関係を聞かれ、更に色々と聞かれていた所だった

「カッコイイ彼氏さんですよね~」

「勿論貴女もとても素敵よ」

「あ、ありがとう御座います・・///」

「美男美女で付き合ってるなんて、ホント憧れるわ~♡」

こう言った事は何処に行っても言われたりするのだが、リアは未だにテレてしまうのだった

「で、」

「?」

急に声を掛けられ疑問符を出して声の主を見るとニコニコとして聞かれた

「彼とは何処までいってるの?」

「え? 何処までって・・・?」

「それは勿論あーんなことやそ「わあああ~~~!! 表で書けないような事は言わないで下さーーい!!////」

その言葉で何が言いたいのか分かったのか、慌てて言葉を制した


そして・・・、


「おお! なかなか良いじゃないか」

先に準備が整ったユーリを見て首領とギルド員達は歓心の声を上げていた

ユーリは着慣れない服を着ている為か少しだけ窮屈そうな顔をしているが、皆関心の出来だ!と言わんばかりに喜んでいてその事には気づいていない

「新郎の方はOKだな。さて、肝心の新婦の方は準備出来たかな?」

「はい。もう、バッチシですぅ!」

先程まで別の部屋にリアを連れて行った女性達がニコニコとしてそう告げると扉を開けた

「!?」

「「おおぉぉ!!?」」

「/////」

そしてそこには純白のドレスを纏ったリアが恥ずかしそうな顔をして立っていた

「素晴らしい!! やっぱり僕の見立ては間違ってなかったな!」

「はい! 流石首領です!」

リアの姿を見て次々に歓声が上がる

その歓声の中数人の女性に手を引かれリアはユーリの隣に連れてこられた

「ほら、貴方も彼女に何か言ってあげて」

「あ、ああ・・」

リアの格好に魅入っていると唐突にそう言われユーリはリアへと視線を向けると、リアもゆっくりとユーリを見た

「・・どう、・・かな・・?」

「ああ、良く似合ってるぜ」

まだテレているのか緊張したような少しだけ不安そうな声が聞こえ、ユーリは優しく微笑んで言うとリアも安心したのか嬉しそうに微笑んだ

そんな二人を見て、ギルド員達も微笑んでいた

「よし、では早速撮影を始めようか」

「「「「はい!!」」」」

首領の声が聞こえるとギルド員達も気合の入った返事を返し、撮影が始まった


数時間後 ――


「これで最後・・・。よし、終了だ」

「「「「お疲れ様でした~」」」」

首領の終了と言う声が聞こえギルド員達も返事を返すと大きな拍手が響いた

「ふう・・・」

「お疲れさん」

「うん。ユーリもお疲れ様」

その言葉を聞きリアもユーリもやっと安堵した顔をし、お互いに声を掛けていると首領が二人の前に来た

「ユーリ君、リアさん、協力してくれて本当にありがとう。君達のお陰でとてもいいものが出来たよ」

「いえ、こちらこそ。普段出来ない体験が出来て楽しかったです」

本格的な撮影、と言われリアもユーリも最初はぎこちなかったが段々と慣れて来て緊張もなくなったのか、後半はお互いに楽しくやっていた

「そうそう。この中から君達が一番気に入ったものを選んでくれないか?」

首領の手にはつい先程まで取っていた写真があった

「僕達がいいものを厳選したんだが、やはりこういうものは本人に選んでほしいからね」

常に自分達も、そしてモデル本人達も納得出来るものを、というのがこのギルドにとって大事なものだと言う事をリアもユーリもこの数時間で実感したので数枚の写真を受け取りじっくりと見た


(・・・うわぁ、写真で見るとこんな風になるんだ。 ・・・凄い、なんだか自分じゃないみたい)


渡された写真を見て驚きと歓心の声を上げた

ちらりとユーリを見ると、ユーリも同じような事を思っている顔をしながら写真を見ていた


(あ、これ良いかも)


手に取りやすいように写真をテーブルの上に広げ、暫く写真に目を通しているとふとある一枚の写真が目に留まった

それは幸せそうに微笑んで寄り添っている写真だった

表情もとても豊かで見ただけでもお互いに幸せだという事が伝わってくる


(緊張もしてないって事は後半に撮った分かな・・・)


「どうやら選び終えたようだね」

「ああ」「はい」

そう思いながらその写真を見ていると首領が二人の顔を見て声を掛けると同時に頷いた

そして、

「これだな」「これです」

テーブルの上に広げた写真の中からユーリとリアが指差したものは同じ写真、リアが良いと思っていたものだった

一瞬驚いた顔をしたが直ぐに微笑み合っていた

「おお、これか。確かに二人共良い表情をしているからね! よし、じゃあトップページはこれでいこう!」

「え?」

「トップページ・・・?」

首領の言葉を聞き、ユーリとリアは驚いた顔をした

「ん? どうしてそんな驚いた顔をしているんだい?」

「あの、トップページってどういう事ですか?」

「もしかして皆から聞いてなかったのかい。今回撮った写真は次号のダングレウォーカーに掲載されるんだよ」

「「!?」」

その言葉を聞き更に驚いて言葉を無くした

だが直ぐに彼に依頼を頼まれた時の事を思い出す

“一大プロジェクト”と彼は言った

それはあのダングレウォーカーに掲載からだったのかと理解した

「掲載するとは言っても、君達の名前や詳しい事は勿論伏せるから安心してくれたまえ」

そう言われ少しだけ安心しリアは隣にいるユーリを見るとユーリも苦笑して息を吐いていた

「ま、そういう事なら安心だな」

「うん。そうだね」

二人の言葉を聞きギルド員達は安堵した顔をし御礼の言葉が徐々に上がった

「今日の記念にその写真は君にあげるよ」

「え、でも」

「写真なら焼き回しが出来るから大丈夫だよ」

「・・・じゃあ、」

言い募るリアを見て写真を撮ったギルド員がニコリとして言い、リアは嬉しそうなテレたような顔をしてその写真を大事そうに手に取った





「もう日が暮れちまったな」

「うん・・」

あれからリアとユーリは私服に着替え、ギルドの皆にお礼を言われ報酬を受け取り、外に出ると既に日が落ちていた

「どうしたんだ」

「ちょっとさっきまでの事を思い返してて。普段なら絶対に出来ない体験だったし」

「そうだな。下町にいたらあんな服一生着れねえだろうしな」

反応の薄いリアに声を掛けるとそう言われユーリも少しだけ思い返した

お互いにギルドや情報屋や言霊使いの仕事や一年前の出来事で世界中を回ったりして、色々な事をやったりした事があったが本格的な衣装を着て撮影をすると言う事はなかった

いくら演劇ギルドの衣装を着て劇をやった事があるとはいえ、それとはまた雰囲気も衣装も違い、そしてなにより自分達があのダングレウォーカーに掲載される衣装のモデルとなったのだからこうなるのも無理はない

だがリアはそれとは別に、別れ際に首領の言われた言葉が頭を過ぎっていた


「リトルブライド」

「え?」

「君達は今日一日だけのモデルでそのウエディング衣装を着た。そして撮影でウエディングを、今日一日だけのウエディング、つまりリトルブライドになった。だが、」

そこで言葉を切りユーリとリアを見てこう告げた

「君達が本当のブライドを迎えられる日を、我々は祈っているよ」


(・・・本当のブライド・・・ウエディング・・・)


その言葉を思い出し心の中でそう呟きちらりとユーリを見るとユーリは空に浮かびだした星を見ていた

「ん、どうした?」

リアの視線に気付いたのかユーリはリアの方を向く

「普段出来ない体験が出来たからちょっと楽しかったなって思って」

「あんだけ緊張してたのにか」

「それは最初の方だけでしょ。そういうユーリだってぎこちなかったよ?」

思っている事を誤魔化すように小さく笑って違う事を言いお互い様かと笑った

「でもね、やっぱり凄く緊張したし、それに」

リアは更に微笑みながら言う

「・・それに、ちょっとドキドキしてた」

女性であれば誰しもいつかあの衣装を着る事が夢でもある

それがまさかこんな形で着る事になるなんて、と今更になって思っていた

リア

「ん、・・? ユーリ?」

呼ばれた途端ユーリに手を引かれすっぽりとユーリの腕の中に収まり、疑問に思い顔を上げると優しく微笑んでいるユーリがいた

「今日一日はリトルブライド、なんだろ」

「え? ん・・っ」

そのままリアの頬に触れ自分のものをリアの唇に落とした

「・・・ユーリ・・? きゃっ!!」

軽い口付けが終わりユーリを見ていると急に身体が軽くなり、ユーリの顔が直ぐ横にあった

「花嫁、頂き」

「えっ、は、花嫁って///!?」

「今日はまだ終わってない。だからまだオレ達はリトルブライド、だろ?」

「!?///」

そう言われリアは先程思っていた事がユーリに解ったのかと思い更に驚いて目を瞠った

そんなリアを見てユーリはまた微笑んでリアを見る

「・・このまま攫われてくれるか。小さな花嫁さん?」

「・・うん。小さな花婿さん」

お互いに見つめ合って答え、微笑み合ってユーリはリアをお姫様抱っこしたまま歩き出しリアはユーリに掴まりユーリの胸に顔を埋め、


「・・・あなたがいるから もう何もいらない」


ぽつりと呟いた

「? 何か言ったか?」

「ううん」

そういうリアだが幸せそうな顔をして、ユーリもリアの幸せそうな顔を見て微笑んでいた


   あなたが いるから(ready for lo-ve)もう何もいらない
   バージンロードを アナタと(feel like making lo-ve)2回ほど歩きたい ――





「フレン!」

「エステリーゼ様。どうしたんですか、そんなに慌てて」

「これを見て下さい!」

「? !? こ、これは!?」


「えええ!?!?!?」

「・・・・」

「あら」

「お~、良く似合ってるじゃないの~♪」


翌月、発売になったダングレウォーカーを見たエステルは慌ててフレンにそのページを見せ二人して驚き、ダングレストでダングレウォーカーを見ていたカロルは驚いて大きな声を出し、リタは言葉を失っていて、ジュディスとレイヴンは楽しそうにそのページを見ていた


そのページに載っていたのは先月ウエディングドレスと新郎の衣装を着たユーリとリアだった

そしてそのトップページの写真はユーリとリアが選んだ、あの幸せそうに寄り添って微笑み合っている写真だった




end.



あとがき


10万ヒット記念夢、やぁぁぁぁっっっと完成した!

そしてかなり長くなった!?ww

これを思いついたのは箱&PS3版両方本編を読み返してる時にBGMをランダムで流してる時にたまたまこのリトルブライドが流れて「あ、これで書きたい!」と思って書いたものです

久々の箱版ED後(捏造)、一年後だと世界もユーリもリアちゃんもこんな風になったんだろうねww

最後は、まあみんなならあの反応だろうなと思ってああしました

この後色々と大変そうな気がするけどww

個人的にはギルドの首領が好きですww

彼は某作品のキャラがモデルだったりしますww(解った人がいたら凄いよ)


それでは此処まで読んで下さって有り難う御座いました!!


そして、10万ヒット、本当に有り難う御座います!


これからも精進して頑張って行きますので等サイト、夢小説及び、オリキャラ&ユーリ達をよろしくお願い致します!

10万ヒット、本当に有り難う御座いました!!



第二回 玉ニュータウン市民大交流会 「玉子的史上最ラブの大結婚式 ~市長と所長のバージンロード 嫁はお前だ!~」 テーマソング「リトルブライド」より




完成:2011.04.25

10万ヒット:2011.04.29
19/33ページ
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