水道魔導器奪還編
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カルボクラムの出口でユーリ達は『エステリーゼ姫、誘拐犯』としてシュヴァーン隊に捕らえられた
でも、何故か私だけはエステルと一緒の所にいた
19.罪を白紙に
カルボクラムを出て連れて来られた所は新興都市ヘリオードだった
この街はまだ出来て間もない街だ
石畳が一面に敷かれ、建物も新しいが、まだ建設中の所が多い
ちゃんと出来ている建物は宿屋と騎士団本部、そして少し離れた所にある住宅街だけだろう(住宅街もそんなに数が多くはないけど)
そして私達は騎士団本部に連れて来られた
「此処がヘリオードの騎士団本部か」
「居心地悪ぃな」
「当たり前でしょ。あんたの所為であたしまでこんな目に遭ってるんだから!」
「そうだよ、ボクまで・・・」
「ま、まあリタ、落ち着いてι」
「て言うか、何であんただけエステリーゼと一緒でそっち側なのよ!」
「え? うーん、何でだろう?」
「何故なんでしょう?」
私とエステルは首を傾げているとカロルが私を見た
「まさかリアも国の偉い人、だったり?」
「リアはオレと一緒で下町育ちだぜ」
「うん。帝国で面識があるって言ったら限られた人だけなんだけどね」
限られた人、それはユーリ達とあまり変わらないはず
何故だろうと考えていると急にルブラン達が立ち止まった
「話はそこまでだ。ささ、エステリーゼ様はこちらに」
「え、あの・・・」
「お前もこっちだリア・ルーティア」
「え?」
「お前達はこっちなのであ~る!」
「ちょっと押さないでよ!」
「早く歩くのだ!」
ユーリ達はアデコールとボッコスに連れられ奥の部屋へと入って行った
「・・・行っちゃったね」
「うん・・・」
「ユーリ達、大丈夫でしょうか」
「心配ないわよ、流石に此処で暴れたりはしないから」
「・・・そうですね」
エステルは少し俯いて申し訳なさそうな顔をした
「それで、どうして私はエステルと一緒でこっち側にいるのか教えてもらえない?」
私はルブランに向き合うと顔を俯かせていたエステルも顔を上げその疑問の答えを待った
「あるお方がお前を待っているからだ」
「あるお方・・・?」
「そうだ」
そう言ってルブランは歩き出し私とエステルも後に続いた
すると通路の向こうに誰かが立っていた
「シュヴァーン隊長。エステリーゼ様とリア・ルーティアを連れ参りました!」
「シュヴァーン・・・この人が・・・」
この人がルブラン達の隊長、シュヴァーン
10年前の人魔戦争で生き残ったと言うあの英傑・・・
表にはなかなか出て来ないと言うシュヴァーンがどうして? と思っていると私達は宿屋に案内された
宿に着くとエステルは二階の離れに案内され、私は部屋の前で待たされ、暫くするとシュヴァーンは部屋から出て来た
「リア・ルーティア」
「は、はい」
「お前は別の部屋に着てもらう。話しはそれからだ」
「はい・・・」
もしかして私を待ってたって言うのはこの人?
でも、会うのは初めてのはず・・・
「こっちだ」
シュヴァーンに案内された部屋はエステルが通された部屋から少し離れた所だった
「失礼します。リア・ルーティアを連れて来ました」
部屋の主に確認を取ると私は部屋に通された
「っ! 貴方は!」
「アレクセイと副官のクローム!」
部屋に入るとそこには騎士団長のアレクセイと帝国騎士団特別諮問官のクロームがいた
私とアスラが驚いているとクロームが私の近くに来た
「どうぞ、こちらへ」
「あ、はい」
何で騎士団長自ら私を待っていたのだろう?
そう思いながらクロームに案内され私はソファに腰掛けた
「知っているとは思うが、私は帝国騎士団で騎士団長を務めているアレクセイ。そして彼女は帝国騎士団特別諮問官のクローム。そして彼がシュヴァーン隊の隊長、シュヴァーンだ」
「初めまして、リア・ルーティアです」
アレクセイに紹介されクロームとシュヴァーンは軽く会釈し、私も挨拶をしてお辞儀をした
「そう緊張しなくても良い。肩の力を抜いてくれ」
「は、はい・・・。あの、」
「何故、君だけ此処に通されたのかが聞きたいのだろう?」
「はい。エステルが別なのは解るんですけど」
「君の口振りからして君は最初からエステリーゼ様が姫様である事を知っていたようだね」
「はい。名前を聞いた時にまさかとは思っていたんですけど、一緒に旅をしていて確信しました。エステル自身が話そうとしなかったので言いませんでしたけど」
「そうか」
「あの、ユーリ達はどうなるんですか?」
私がそう尋ねると少しだけ沈黙が流れアレクセイは私を見た
「君達の事はヨーデル様、そしてフレンと君の兄、セイ・ルーティア君から話しを聞いている」
「え?」
まさか此処で兄さんの名前が出るとは思わず驚いているとアレクセイは言葉を続けた
「ヨーデル様の救出、並びにエステリーゼ様の護衛、騎士団として礼を言おう」
「「有り難う御座います」」
アレクセイに続きクロームと傍に控えていたシュヴァーンも礼を言った
「いえ。お礼ならユーリに言って下さい、助けたのはユーリですから」
「・・・君は本当に素直なんだな」
「え?」
「君を此処に呼んだのは君だと素直に話してくれるとフレンとセイ君が言っていたからなんだよ」
「・・・ぁ」
確かにあのメンバーの中でちゃんと話しが出来るのは私だけだろう
ユーリはめんどくさがって多少ははぶらかしそうだし、カロルとリタは途中から一緒だったから最初から話せと言っても無理な話しだ
だからフレンと兄さんは私でと言ったのだろう
「私からの話しは以上だ。私はこれから姫様の所に行くが君は此処でゆっくりしていてくれ」
「はい」
そう言ってアレクセイは部下二人を連れて部屋を出た
その頃、
「続けて18番目の罪状を確認する」
ユーリ達は騎士団本部でルブラン達から罪状確認をされていた
だがユーリはそれを聞きながら違う事を考えていた
(何でリアだけエステルと一緒に連れてかれたんだ? 確かにあいつは並大抵の情報屋じゃねえしエステルが姫様だって事を最初から気付いてた。ノール港でフレンに連れてかれた時はセイに会わせる為だったが・・、今回はどう考えても違うだろうし・・・)
そこまで考えたがユーリも、そして連れて行かれた当の本人のリアもこれについては答えが出てなかった
(今頃はその辺の答えが出てるかもしんねえが・・・)
ふとそこで先程までいたカルボクラムでの出来事を思い出す
(そういやカルボクラムであの竜使いがフード野郎に攻撃されそうになった時、)
『っ! ダメ!!』
(・・・心配そうな顔して叫んでたな。もしかして・・・知り合い、なのか?)
「聞いているのであるか、ユーリ・ローウェル!」
そう思っているとデコが怒鳴り、現実に引き戻された
「聞いてるよ。んで、後いくつあんの? 飽きてきたんだけど」
「・・・ボクはどうなっちゃうんだろう」
オレがそうボヤいてると隣にいたカロルが弱々しい声で言った
リタはつまらなそうな顔をしてそっぽを向いていて、ラピードは丸まって伏せていて我関せずだった
まあ、つまんねぇのには変わりはねえけどな
つかこれ、マジでいつまで続くんだ?
後でリタがキレて暴れなきゃ良いけどなι
その頃、リアはアスラと部屋で寛いでいるとノックが聞こえた
コンコン
「はい?」
「リア、無事で良かった」
「リアもアスラもケガしてないみたいだな」
「フレン! 兄さん!」
私はノックが聞こえ扉の方を見るとそこにはフレンと兄さんがいた
「二人共、どうして此処に?」
「どうしてって、此処には騎士団本部があるからね」
「俺はあのままフレンとヨーデル様に頼まれて一緒に着たんだ」
「ヨーデル様も一緒なの?」
「ああ。今、エステリーゼ様と一緒に騎士団長と話している所だけどね」
「話しって・・・ユーリ達の事?」
「ああ。騎士団長から話しは聞いただろう?」
「うん。エステルやヨーデル様の事感謝されちゃった」
「俺も同じ事言われたけどな。お前の事だからその台詞はユーリに言ってくれって言ったんだろ?」
「流石、セイは解ってるね」
「ははっ・・・」
「フレン、笑わなくても・・・」
「いや、リアらしいと思ってね。それでユーリ達の事だけど」
「うん」
「エステリーゼ様とヨーデル様のお計らい、そして僕達の意見とリアから聞いた事情で話しを進めている」
「それでさっきの話しだったんだね」
「ああ。上手く行けば罪は赦免されるだろう」
「ホント」
「ああ、あの様子じゃ間違いなく赦免だろうけどな」
「決定次第エステリーゼ様と殿下がこちらに報告に来るだろう」
コンコン
そう話しているとまたノックが聞こえ返事を返すと扉が開きエステルが走って着て私に飛びついた
「リア!」
「わっと! エステル?」
「ユーリの罪が赦免されましたよ!」
「そっか。良かった・・・」
エステルは嬉しそうな顔をして私に言うと私も安心し微笑んだ
「噂をしてれば何とやら、だな」
「だね」
「二人共、凄く嬉しそうですね」
「ええ」
私達が喜んでいる様子を見てフレン達も安心した顔をしていた
続く
あとがき
はい、今回はかなりオリジナルで書きました
絶対此処はオリジナルで書こうと思ってたので
因みに、ルブラン達はアレクセイがリアちゃんを待っていたと言う事は知りません(ゲームやってる人なら解るけどね)
ルブラン達はシュヴァーンが待っていたと思ってました
次回は赦免されたユーリ達と合流です
ではまた次回!
2008.11.19
でも、何故か私だけはエステルと一緒の所にいた
19.罪を白紙に
カルボクラムを出て連れて来られた所は新興都市ヘリオードだった
この街はまだ出来て間もない街だ
石畳が一面に敷かれ、建物も新しいが、まだ建設中の所が多い
ちゃんと出来ている建物は宿屋と騎士団本部、そして少し離れた所にある住宅街だけだろう(住宅街もそんなに数が多くはないけど)
そして私達は騎士団本部に連れて来られた
「此処がヘリオードの騎士団本部か」
「居心地悪ぃな」
「当たり前でしょ。あんたの所為であたしまでこんな目に遭ってるんだから!」
「そうだよ、ボクまで・・・」
「ま、まあリタ、落ち着いてι」
「て言うか、何であんただけエステリーゼと一緒でそっち側なのよ!」
「え? うーん、何でだろう?」
「何故なんでしょう?」
私とエステルは首を傾げているとカロルが私を見た
「まさかリアも国の偉い人、だったり?」
「リアはオレと一緒で下町育ちだぜ」
「うん。帝国で面識があるって言ったら限られた人だけなんだけどね」
限られた人、それはユーリ達とあまり変わらないはず
何故だろうと考えていると急にルブラン達が立ち止まった
「話はそこまでだ。ささ、エステリーゼ様はこちらに」
「え、あの・・・」
「お前もこっちだリア・ルーティア」
「え?」
「お前達はこっちなのであ~る!」
「ちょっと押さないでよ!」
「早く歩くのだ!」
ユーリ達はアデコールとボッコスに連れられ奥の部屋へと入って行った
「・・・行っちゃったね」
「うん・・・」
「ユーリ達、大丈夫でしょうか」
「心配ないわよ、流石に此処で暴れたりはしないから」
「・・・そうですね」
エステルは少し俯いて申し訳なさそうな顔をした
「それで、どうして私はエステルと一緒でこっち側にいるのか教えてもらえない?」
私はルブランに向き合うと顔を俯かせていたエステルも顔を上げその疑問の答えを待った
「あるお方がお前を待っているからだ」
「あるお方・・・?」
「そうだ」
そう言ってルブランは歩き出し私とエステルも後に続いた
すると通路の向こうに誰かが立っていた
「シュヴァーン隊長。エステリーゼ様とリア・ルーティアを連れ参りました!」
「シュヴァーン・・・この人が・・・」
この人がルブラン達の隊長、シュヴァーン
10年前の人魔戦争で生き残ったと言うあの英傑・・・
表にはなかなか出て来ないと言うシュヴァーンがどうして? と思っていると私達は宿屋に案内された
宿に着くとエステルは二階の離れに案内され、私は部屋の前で待たされ、暫くするとシュヴァーンは部屋から出て来た
「リア・ルーティア」
「は、はい」
「お前は別の部屋に着てもらう。話しはそれからだ」
「はい・・・」
もしかして私を待ってたって言うのはこの人?
でも、会うのは初めてのはず・・・
「こっちだ」
シュヴァーンに案内された部屋はエステルが通された部屋から少し離れた所だった
「失礼します。リア・ルーティアを連れて来ました」
部屋の主に確認を取ると私は部屋に通された
「っ! 貴方は!」
「アレクセイと副官のクローム!」
部屋に入るとそこには騎士団長のアレクセイと帝国騎士団特別諮問官のクロームがいた
私とアスラが驚いているとクロームが私の近くに来た
「どうぞ、こちらへ」
「あ、はい」
何で騎士団長自ら私を待っていたのだろう?
そう思いながらクロームに案内され私はソファに腰掛けた
「知っているとは思うが、私は帝国騎士団で騎士団長を務めているアレクセイ。そして彼女は帝国騎士団特別諮問官のクローム。そして彼がシュヴァーン隊の隊長、シュヴァーンだ」
「初めまして、リア・ルーティアです」
アレクセイに紹介されクロームとシュヴァーンは軽く会釈し、私も挨拶をしてお辞儀をした
「そう緊張しなくても良い。肩の力を抜いてくれ」
「は、はい・・・。あの、」
「何故、君だけ此処に通されたのかが聞きたいのだろう?」
「はい。エステルが別なのは解るんですけど」
「君の口振りからして君は最初からエステリーゼ様が姫様である事を知っていたようだね」
「はい。名前を聞いた時にまさかとは思っていたんですけど、一緒に旅をしていて確信しました。エステル自身が話そうとしなかったので言いませんでしたけど」
「そうか」
「あの、ユーリ達はどうなるんですか?」
私がそう尋ねると少しだけ沈黙が流れアレクセイは私を見た
「君達の事はヨーデル様、そしてフレンと君の兄、セイ・ルーティア君から話しを聞いている」
「え?」
まさか此処で兄さんの名前が出るとは思わず驚いているとアレクセイは言葉を続けた
「ヨーデル様の救出、並びにエステリーゼ様の護衛、騎士団として礼を言おう」
「「有り難う御座います」」
アレクセイに続きクロームと傍に控えていたシュヴァーンも礼を言った
「いえ。お礼ならユーリに言って下さい、助けたのはユーリですから」
「・・・君は本当に素直なんだな」
「え?」
「君を此処に呼んだのは君だと素直に話してくれるとフレンとセイ君が言っていたからなんだよ」
「・・・ぁ」
確かにあのメンバーの中でちゃんと話しが出来るのは私だけだろう
ユーリはめんどくさがって多少ははぶらかしそうだし、カロルとリタは途中から一緒だったから最初から話せと言っても無理な話しだ
だからフレンと兄さんは私でと言ったのだろう
「私からの話しは以上だ。私はこれから姫様の所に行くが君は此処でゆっくりしていてくれ」
「はい」
そう言ってアレクセイは部下二人を連れて部屋を出た
その頃、
「続けて18番目の罪状を確認する」
ユーリ達は騎士団本部でルブラン達から罪状確認をされていた
だがユーリはそれを聞きながら違う事を考えていた
(何でリアだけエステルと一緒に連れてかれたんだ? 確かにあいつは並大抵の情報屋じゃねえしエステルが姫様だって事を最初から気付いてた。ノール港でフレンに連れてかれた時はセイに会わせる為だったが・・、今回はどう考えても違うだろうし・・・)
そこまで考えたがユーリも、そして連れて行かれた当の本人のリアもこれについては答えが出てなかった
(今頃はその辺の答えが出てるかもしんねえが・・・)
ふとそこで先程までいたカルボクラムでの出来事を思い出す
(そういやカルボクラムであの竜使いがフード野郎に攻撃されそうになった時、)
『っ! ダメ!!』
(・・・心配そうな顔して叫んでたな。もしかして・・・知り合い、なのか?)
「聞いているのであるか、ユーリ・ローウェル!」
そう思っているとデコが怒鳴り、現実に引き戻された
「聞いてるよ。んで、後いくつあんの? 飽きてきたんだけど」
「・・・ボクはどうなっちゃうんだろう」
オレがそうボヤいてると隣にいたカロルが弱々しい声で言った
リタはつまらなそうな顔をしてそっぽを向いていて、ラピードは丸まって伏せていて我関せずだった
まあ、つまんねぇのには変わりはねえけどな
つかこれ、マジでいつまで続くんだ?
後でリタがキレて暴れなきゃ良いけどなι
その頃、リアはアスラと部屋で寛いでいるとノックが聞こえた
コンコン
「はい?」
「リア、無事で良かった」
「リアもアスラもケガしてないみたいだな」
「フレン! 兄さん!」
私はノックが聞こえ扉の方を見るとそこにはフレンと兄さんがいた
「二人共、どうして此処に?」
「どうしてって、此処には騎士団本部があるからね」
「俺はあのままフレンとヨーデル様に頼まれて一緒に着たんだ」
「ヨーデル様も一緒なの?」
「ああ。今、エステリーゼ様と一緒に騎士団長と話している所だけどね」
「話しって・・・ユーリ達の事?」
「ああ。騎士団長から話しは聞いただろう?」
「うん。エステルやヨーデル様の事感謝されちゃった」
「俺も同じ事言われたけどな。お前の事だからその台詞はユーリに言ってくれって言ったんだろ?」
「流石、セイは解ってるね」
「ははっ・・・」
「フレン、笑わなくても・・・」
「いや、リアらしいと思ってね。それでユーリ達の事だけど」
「うん」
「エステリーゼ様とヨーデル様のお計らい、そして僕達の意見とリアから聞いた事情で話しを進めている」
「それでさっきの話しだったんだね」
「ああ。上手く行けば罪は赦免されるだろう」
「ホント」
「ああ、あの様子じゃ間違いなく赦免だろうけどな」
「決定次第エステリーゼ様と殿下がこちらに報告に来るだろう」
コンコン
そう話しているとまたノックが聞こえ返事を返すと扉が開きエステルが走って着て私に飛びついた
「リア!」
「わっと! エステル?」
「ユーリの罪が赦免されましたよ!」
「そっか。良かった・・・」
エステルは嬉しそうな顔をして私に言うと私も安心し微笑んだ
「噂をしてれば何とやら、だな」
「だね」
「二人共、凄く嬉しそうですね」
「ええ」
私達が喜んでいる様子を見てフレン達も安心した顔をしていた
続く
あとがき
はい、今回はかなりオリジナルで書きました
絶対此処はオリジナルで書こうと思ってたので
因みに、ルブラン達はアレクセイがリアちゃんを待っていたと言う事は知りません(ゲームやってる人なら解るけどね)
ルブラン達はシュヴァーンが待っていたと思ってました
次回は赦免されたユーリ達と合流です
ではまた次回!
2008.11.19