『毒を飲んだマリオネット』を電子書籍にするにあたり、内容を改変します。

現在の「第12章　アンノウン」の前後に別の話をいくつか挿し込みます。

前半は朔夜と日向の濡れ場、後半は「第13章　坪内兄妹」の導入部分で空や絹香、衛がメインです。
最初に作ったプロットを書いている途中で改変し、大幅に削除して投稿サイトに載せました。
ですが、結局当初のプロットに戻したほうが、読者の方も過去の話に導入しやすいかなと思い、書き直しをすることにしたんです。

濡れ場を加筆するのは「R-18作品なのに濡れ場がほとんどないってどうなんだろう？」と思ったからです。
どのシーンで書こうか悩んでいたら、プロットの後半に朔夜が淫夢に
から目覚め、日向に似た人物を描き…というシーンがあったので使用しました。
後、一冊一濡れ場の法則（笑）



濡れ場といえば『今宵、百合の庭園で……』も濡れ場ありのシーンが待っているんですよね。

プロの先生方は人物の書き分けをされるだけでなく、濡れ場もそれぞれ異なるテイスト、文体になるようにされているそうです。
確かに地球上に住む人間が、みんな同じ内容のセックスをしてたら逆に怖いわ。
The没個性…（何を言ってる）。

朔夜と日向、尊と葵、どちらもシチュエーションは違うにしろ「初めて」がテーマですしね。
朔夜のは、ただの夢だけど（笑）
それぞれの濡れ場をうまく書き分けて、それぞれのお話に合ったものを書けたらいいなと思います。