★番外編
DREAM
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「ユウキはジュードが好きなの?」
みんなの分のご飯を作っていたら、背後からエルの声がした。それに対し、問われた本人はきっととてつもなく満面の笑みを浮かべているのであろう声音で答える。
「もちのろんよ!ジュードくんマジ天使!」
「それって、パパとママみたいな好き、ってことなの?」
「ほえ?」
「好きって、友達の好きとか、家族みたいな好きとかあるけど、パパとママの好きは違うんだってレイアが言ってた」
「あー、なるほど…そう言われるとどうなんだろう…ジュードくんと結婚したいけど、私ルドガーとも結婚したいしなあ」
げほっと思わず咳き込んだ。なんて話をして…というか俺と結婚したい?!
俺の様子には気づいていないらしく、二人は更に話を続ける。
「でもユウキ、それフタマタっていうやつだよ!」
「二股!エルたんそんな言葉誰から教わったの!ていうか、二股にならないって!」
「?」
「だってほら、二股ってことは私二人と付き合ってるみたいじゃん。まずそこにも達してないから、二股でも浮気でもないのよさー」
「ユウキの言ってることよくわかんない!」
「アルヴィンんんん!!解説してええええ!!私説明苦手なんだよおおおお!!」
どこか楽しそうなやりとりを聞きながら、そうか、と一人納得した。
(まだユウキとジュードは付き合ってなかったのか)
よかった、と考えて、あれ?と疑問符が浮かぶ。
俺は、あの二人が付き合ってなくてよかったと思った。
それはつまり、俺は―――…
「ぎゃああルドガー!火!なんかすごいファイヤーが!!」
「え?うわあっ!!」
どうやらぼうっとしてたらしく、肉を焦がす勢いで燃えていた。あわてて火を消して、焦げた肉を皿にのせる。見事に真っ黒焦げだ。
「ごめん、肉焦がした…これは俺の分にするから」
「そうじゃなくて!ルドガー怪我ない?!あっ顔赤くなってる!ちょい待って!」
ポケットから出したハンカチを水場で濡らし、とてとてと歩いてきて俺の頬にあてる。
ひんやりとして気持ちが良かったが、それよりも目の前にユウキがいて―――…
「ぎゃあああルドガー?!ジュードくんんんん!!ルドガー倒れたああああ!!」
「ルドガー!やだよ起きてよー!!」
「ナァー!!」
ふらりと倒れる俺にユウキとエルとルルがすがりつく。どうやら俺は知らず知らずのうちに体調を崩していたのを知るのは、目を覚ましてユウキとエルとルルにタックルされてからのことだ。
「ユウキ、ルドガーは病み上がりなんだから疲れさせないの」
「ぎゃいん!!」
「今日もジュードのチョップはきまってるね!」
「ナァー!」
「(……ジュードお母さんみたいだな)」
fin
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恋はするのではなく落ちるものだと誰かが言っていた。