★番外編
DREAM
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※ルドガー→ユウキ
惹かれているのだと気がついたのは、いつからだったか。
「よっし!今日のクエストしゅーりょー!」
「お疲レイアー!」
「あっ!早速使ってるねエル!」
ユウキが魔物を倒し終えると、エルが駆け寄ってハイタッチを促し、それにレイアが反応して同じくハイタッチの構えを取った。
二人がハイタッチを終えると、今度はユウキが構えて二人とハイタッチを交わす。
「それじゃ、報告に戻ろうか」
「ああ」
同じく今日の出陣メンバーだったジュードにそう言われて、報告用に倒れた魔物から角を切り落とすことにした。
手伝うよ、とジュードに言われ二人で共同作業をしていたら、いつものごとくユウキがこちらに向かってきてGHSで連写を始めた。
「天使と妖精の共同作業キタコレ!!」
「もう…ユウキも手伝ってよ」
「待ってあと十枚くらい撮りたい…わーごめんってジュードくん!手伝う手伝う!」
ジュードにカメラ越しににっこり微笑まれたユウキは慌てたようにGHSをポケットにしまった。
時折ジュードが黒い笑みでユウキを叱咤するのもいつものことである。
相変わらず仲がいいな、と感想を抱いたところで、ユウキの背後を見て俺は武器を銃に持ち替え構えた。
唐突な俺の態度にユウキが目を見開いてあわあわと手を振りながら動き出す。
「わーわーごめんってルドガー!妄想しないでちゃんとやります!!」
「違う!!」
「え?」
ユウキの身体を後ろに放るように押して、前のめりになりながら俺は銃を放つ。
ユウキの背後で、倒しそびれた魔物が立ち上がり襲いかかろうとしていたのだ。
ダンダンッ、と急所を的確に狙えば、魔物は今度こそ絶命した。
俺達の様子に気がついたレイアとエルも慌てたようにこちらに駆け寄ってくる。
「びっくりした!大丈夫だったルドガー?!」
「怪我してない?」
「大丈夫。倒し損ねてた魔物がいただけだから」
駆け寄ってきた二人に事情を説明して、それから放り投げてしまったユウキに向き直る。
力一杯放ってしまったから怪我をしていないか心配だ。
振り返れば怪我をした様子もなくユウキがそこにへたりこんでいた。
「ユウキ、怪我は?」
「だいじょぶ…ごめんルドガー。私が倒し損ねてたせいで…」
「気にするな」
ぽん、と、うなだれてしまったユウキの頭に手を置いてそう笑うと、ユウキは一瞬ポカンと口を開いたまま固まったが、すぐに照れたようにはにかんだ。
好きだな、ユウキの笑顔。
どんなに辛い選択に迫られようとも、それで後悔しそうなほど苦しい思いをしても。
この笑顔があれば頑張れる気がした。
いつからだったか、この笑顔に惹かれていると気がついたのは。
いつからだったか、この笑顔を守りたいと思ったのは。
「それじゃあ、街に戻ろう」
「うん!」
たとえ彼女の視線の先に俺がいなくても、それでも俺は彼女に惹かれていた。
「ジュード、ライバル登場だね…」
「しゅらば?エル知ってる、こういうのしゅらばって言うんでしょ?」
「……(もやもや)」
fin
惹かれているのだと気がついたのは、いつからだったか。
「よっし!今日のクエストしゅーりょー!」
「お疲レイアー!」
「あっ!早速使ってるねエル!」
ユウキが魔物を倒し終えると、エルが駆け寄ってハイタッチを促し、それにレイアが反応して同じくハイタッチの構えを取った。
二人がハイタッチを終えると、今度はユウキが構えて二人とハイタッチを交わす。
「それじゃ、報告に戻ろうか」
「ああ」
同じく今日の出陣メンバーだったジュードにそう言われて、報告用に倒れた魔物から角を切り落とすことにした。
手伝うよ、とジュードに言われ二人で共同作業をしていたら、いつものごとくユウキがこちらに向かってきてGHSで連写を始めた。
「天使と妖精の共同作業キタコレ!!」
「もう…ユウキも手伝ってよ」
「待ってあと十枚くらい撮りたい…わーごめんってジュードくん!手伝う手伝う!」
ジュードにカメラ越しににっこり微笑まれたユウキは慌てたようにGHSをポケットにしまった。
時折ジュードが黒い笑みでユウキを叱咤するのもいつものことである。
相変わらず仲がいいな、と感想を抱いたところで、ユウキの背後を見て俺は武器を銃に持ち替え構えた。
唐突な俺の態度にユウキが目を見開いてあわあわと手を振りながら動き出す。
「わーわーごめんってルドガー!妄想しないでちゃんとやります!!」
「違う!!」
「え?」
ユウキの身体を後ろに放るように押して、前のめりになりながら俺は銃を放つ。
ユウキの背後で、倒しそびれた魔物が立ち上がり襲いかかろうとしていたのだ。
ダンダンッ、と急所を的確に狙えば、魔物は今度こそ絶命した。
俺達の様子に気がついたレイアとエルも慌てたようにこちらに駆け寄ってくる。
「びっくりした!大丈夫だったルドガー?!」
「怪我してない?」
「大丈夫。倒し損ねてた魔物がいただけだから」
駆け寄ってきた二人に事情を説明して、それから放り投げてしまったユウキに向き直る。
力一杯放ってしまったから怪我をしていないか心配だ。
振り返れば怪我をした様子もなくユウキがそこにへたりこんでいた。
「ユウキ、怪我は?」
「だいじょぶ…ごめんルドガー。私が倒し損ねてたせいで…」
「気にするな」
ぽん、と、うなだれてしまったユウキの頭に手を置いてそう笑うと、ユウキは一瞬ポカンと口を開いたまま固まったが、すぐに照れたようにはにかんだ。
好きだな、ユウキの笑顔。
どんなに辛い選択に迫られようとも、それで後悔しそうなほど苦しい思いをしても。
この笑顔があれば頑張れる気がした。
いつからだったか、この笑顔に惹かれていると気がついたのは。
いつからだったか、この笑顔を守りたいと思ったのは。
「それじゃあ、街に戻ろう」
「うん!」
たとえ彼女の視線の先に俺がいなくても、それでも俺は彼女に惹かれていた。
「ジュード、ライバル登場だね…」
「しゅらば?エル知ってる、こういうのしゅらばって言うんでしょ?」
「……(もやもや)」
fin