ゲルリッヒ砲の一撃
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この小説の夢小説設定簡易的な夢主設定
夢主は
・女子高生(深陽学園の女子生徒)
・デザイナーの卵
・特殊能力の持ち主(MPLS)
・蟬ヶ沢(スクイーズ)とは昔からの知り合い
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11.委託
パールがスクイーズを発見したのは後日だった。キャプテンによって海に落され、流されて岸についた後で彼と合流した。再会するやいなやキャプテンに蹴りを入れた。
「お前、いくらなんでも蹴ることないだろうが。いくらお前が殲滅用だからって筋力は探索用よりもあるんだろうが」
あの後、ネストが能力を使用した後、アウトレージはネストを抱えて逃げた。逃げた先に彼はスクイーズを発見し戦闘に入る。スクイーズが無事にネストを奪取した。ネストは今徳ちゅなカプセルに入っている。中は強力な睡眠薬が入っており、彼女は眠らされている。
「で、こいつはどうする?あの怒りんぼう砲はこいつを掌握できていたっぽいし、制御不能だとか言われていたけど、まあ、オイラには予想がついた。で、後であの施設も戻すんじゃあなくて、教育係に渡した方がいいと思う。ユージンなんていいんじゃねえか、年が近いし、兄妹みたいに見てもらった方がいいだろ」
「はあ?何今更言ってんの」
呆れるパールにスクイーズは首を横に振る。
「いや、幼い頃からあそこにずっといるのは良くないだろう。人間の里親に預けてもいいが……、管理するなら同じ合成人間の方がいいだろう。幸い、ユージンの能力なら半分は効かない」
「……………」
パールはスクイーズをじっと見る。何も言ってはいないが、彼は自分の親のことを考えただろう。合成人間の育ての親なんてろくでもないやつらばっかのに。
「スクイーズ……」
「あの子にあの服着せればよかったわ……。似合いそうだったのに」
パールの中に湧きあがった何かが一気に引いてしまったので、スクイーズの足を蹴った。