ゲルリッヒ砲の一撃
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夢主は
・女子高生(深陽学園の女子生徒)
・デザイナーの卵
・特殊能力の持ち主(MPLS)
・蟬ヶ沢(スクイーズ)とは昔からの知り合い
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2.同類
アウトレージは 統和機構から逃げた後、たびたび合成人間の施設を襲撃している。彼の能力は使う度に身体に負荷を掛ける。昔は人を飛ばす程度の威力しかなかったが、今では合成人間を破壊することも出来るほど威力になっている。
合成人間の施設を襲撃しているのはいくつか理由がある。
一つは能力の負荷を軽く薬を奪取する為だ。統和機構の研究施設で作られたものの方が持ちがいいのだ。市販の薬では効くのは国の研究機関で作られている薬くらいだろう。
もう一つは合成人間のスカウトだ。 統和機構から逃げている今、彼は反 統和機構の組織に入っている。ほとんど独断専行での活動で他のやつらと組むことはないが、元 統和機構の合成人間というのもあり、使えそうな合成人間の元となる素体を連れ去る。
彼はある合成人間の施設に入る。噂では最近開発された合成人間はあまりにも大勢を殺すことに適しているが、実際の威力は計り知れないと言われている。
GUSOH式合成人間ネスト。基本的な能力はあのキャプテン・ウォーカーの融解する気体の生成、融けたものはユージンと呼ばれる合成人間のリキッドの役割を果たす。ふたつの機能を合わせもつこの力をGUSOHと呼んでいる。能力の複合型の合成人間の試作として作られた。
このネストという合成人間はまだ幼い。幼さ故か、能力の発現が下手くそなのだ。いかなる条件で発露するのかは研究員にも分かっていない。ネストはかなりの人見知りで、人が近づこうとすればほぼネストの意思に関係なく発動し、周囲の人間をと溶かしてしまう。
ネストは常に箱の中に入れられていた。アウトレージもネストに会った時はこの箱にはいった状態で発見した。
ネストはアウトレージの姿を見るとおびえた様子で両手を突き出して去るようにジェスチャーで話す。
アウトレージはネストの姿を見ると、直感でこの力はいずれこの少女の身を溶かすだろとうと察した。
目線をなるべく低くしてネストの高さに合わせる。
「大丈夫だ。もう、怖がらなくていい」
ネストは突き出した手を下げて、箱の壁にぺたりと手を付けてアウトレージを見つめる。
二人は同じ自分の能力に苦しまれる同士で何か惹かれあうものがあった。