ゲルリッヒ砲の一撃
Please tell me your name
この小説の夢小説設定簡易的な夢主設定
夢主は
・女子高生(深陽学園の女子生徒)
・デザイナーの卵
・特殊能力の持ち主(MPLS)
・蟬ヶ沢(スクイーズ)とは昔からの知り合い
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
三章 狙撃
0.5 同僚
私は少し奇妙な人物を見つける。外側に大して内側の筋組織の変化に違和感がある。
(この人も合成人間だろうか。にしてはセミさんみたいな攻撃手段があるようには見えない)
擦れ違った瞬間、手を引かれ茂みに連れ込まれる。私は一瞬驚いたが、すぐに冷静さを取り戻す。
「あんた、なんで私を見た」
「なんでって、任務中の合成人間の人だろうなって」
女性は目を見開く。
「見抜いたわけじゃないのか」
奇妙な反応に首を傾げつつつも思い当たる人物を思い出した。システムの人間ではなく、特殊な筋組織の変化、思い当たる人は一人しかいない。
「ところで、もしかしてパールさんですか?」
「やっぱり知ってんじゃねえか!」
「よかった」
「あ?よかった」
「ああいえ、その」
つい喜んでしまって恥ずかしくなる。
「前にパールさんとスクイーズが任務に行ったことがあるって」
「あー……あのメルヘン野郎」
彼女はげんなりとした顔で言ったので私は吹き出しそうになった。なんとか堪えたのだが彼女には気付かれたようで、私を見るとくくっと喉を鳴らして笑った。
「そんなに知りたいのか」
「はい!」
「いいぜ、話してやるよ」