ゲルリッヒ砲の一撃
Please tell me your name
この小説の夢小説設定簡易的な夢主設定
夢主は
・女子高生(深陽学園の女子生徒)
・デザイナーの卵
・特殊能力の持ち主(MPLS)
・蟬ヶ沢(スクイーズ)とは昔からの知り合い
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
11.同級生
学校には変わった奴がいた。名字が変わっていたからというのもあるし、よくデッサンや本をみて常に描いていたからというのもある、何よりそいつは雰囲気が他のやつらと違っていた。
そいつは無愛想ではない。むしろ愛想はいい方だ。出会った最初こそぎこちない表情だったが、不思議なことにある日から女っぽい言葉遣いをしだしてから自然な表情になっていた。
そいつはある時から学校に来なくなった。聞けばご両親が事故で亡くなり、それでどこかに行ってしまった。
初めて学校に来て最初の長期休みの時にデザイナーブックを出す珍妙な奴だ。他のクラスメイトは興味なかったが、実の所自分は気になってこっそり見ていたのだ。中々言うのは恥ずかしくて言えなかったが、そう、きっとこいつはデザイナーに向いている。
もし次に会うことがあればそれを言いたいと思っていたのだ。
この目の前にいる男が見間違いではなく彼ならば。
こんなイージス艦に、自衛隊になんで入って来たんだ?
声を掛けるか迷った。