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Please tell me your name
この小説の夢小説設定簡易的な夢主設定
夢主は
・女子高生(深陽学園の女子生徒)
・デザイナーの卵
・特殊能力の持ち主(MPLS)
・蟬ヶ沢(スクイーズ)とは昔からの知り合い
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蟬ヶ沢がじりじりと近付いてきた。何と聞いてもうーんと言ったきりで話すことはなくゆっくり距離を縮める。
あまりにも奇異な行動に不気味さを感じる蝶だが、任務として行っているわけではないのは表情で分かる。
野性動物を逃がさない為に捕まえようとしていて、自分には害はないと伝える為にゆっくりと警戒されないよいに近づく行動に似ている気がする。目の前に起きている行動はかなり怪しいが。
距離は既に一歩ほどの距離しかない。
「ちょっと、そのままでいてね」
蟬ヶ沢の要望通りに、そのままでいるとすっぽりと腕に収まった。二回ほど背中をぽんぽんと叩かれる。
背中を擦ると叩くの中間のような謎の触りかたで、嬉しさより困惑の方が上回った。
こっそりともたれていると蟬ヶ沢が呟いてきた。
「やっぱり」
そう呟く蟬ヶ沢に蝶はますます理解が追い付かなかった。
蟬ヶ沢は説明をし出した。
以前あった公園でのドッペルゲンガー調査から蝶の体重が減っている。移動するときのだっこで気付いたらしい。今日は体調に変化がないか調べる為に今こうして抱擁している、とのことだ。
「任務とかのストレスで体調を崩していたらと思って」
「体重なんて直接聞けばいいじゃない」
「年頃の女の子に聞けないわよ」
「謎の歩行でにじりよってきてのハグはいいの?」
それを言った途端に距離を置かれ、蟬ヶ沢の顔が一気に真っ赤になる。
「こ、それは違うわよ!ハグとかそんな自己満足の為にはしないわ!本当に調べる為に……ごめん」
「じゃあちょっとお願いがあるんだけど」
「お詫びになれば、うん、ちょっとは良いわよ……」
蝶は少し考える。名案が浮かびにやりと笑う。
「……ハグして!」
「おばか!」
にかっと笑いながら両手を広げる蝶に、蟬ヶ沢はそっぽを向いてしまった。