ゲルリッヒ砲の一撃
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この小説の夢小説設定簡易的な夢主設定
夢主は
・女子高生(深陽学園の女子生徒)
・デザイナーの卵
・特殊能力の持ち主(MPLS)
・蟬ヶ沢(スクイーズ)とは昔からの知り合い
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5.能力
合成人間としてのスクイーズの評価は悪くもなく良くも無い中途半端な扱いだった。攻撃範囲の調整とその威力は評価されているが、その威力を出す為に時間を要するのが彼の能力の欠点だった。しかし、彼の能力は砲撃型の合成人間とは違い、発射や着弾をほぼ悟られないで攻撃することが可能だった。
その能力の特性から、彼が請け負う任務は直接潜入し、遠くから衝撃波を発射することもあれば近距離での攻撃もしてきた。
相手を全て木端微塵にすることもあれば、部分破壊をし残った者を連れて行くこともあった。
スクイーズが本気になれば対象は全身を裂傷するだけではない、ミンチレベルにまで肉塊にすることが出来る。
この相手を細切れにする時、スクイーズは視線を逸らす。それは攻撃を放つコンマ1秒ほど前だが、攻撃する者にとっては重大な欠点だ。
スクイーズはこの能力が好きになれない。傷つけて、殺して、自分たちはなんのためにこんなことをしているのだろうと思ってしまう。
あまりにも気になって三岐に聞いたことがある。彼女は歪んだ笑みをしながら答えた。
「世界を救う為、だってさ」