075.身染めの褐葉

 貴方に会ったのはこの孤独感を感じてからしばらくしてのことだ。
 酷く驚いた。これは幻覚なのだろうか。
 直接触れないと貴方の心の向きも温かみも動かすことも出来ない。
 違う。動かせても私は動かしたくはない。自分の思い通りに操り、動かして何になるというのだろうか。身勝手に変えられた心は貴方の選択した向きではなくなる。
 触れても動かさずにいられるだろうか。
 私が欲しいのは動かしたものではない。

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この小説の夢小説設定
簡易的な夢主設定
夢主は
・女子高生(深陽学園の女子生徒)
・デザイナーの卵
・特殊能力の持ち主(MPLS)
・蟬ヶ沢(スクイーズ)とは昔からの知り合い
蟬ヶ沢の相棒さん

ページ一覧

  • 0.5 頭一つ先

     頭一つ分の空間の先にある手を見て、私は手を伸ばしてはひっこめている。

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  • 01.いつものお誘い

     いつも誘うのは蟬ヶ沢なのだが、今回はいつもの誘いとは違った。

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  • 02.今日の関係は?

     季節は木々が朱色、黄金色に染まる紅葉の秋。蝶と蟬ヶ沢は新幹線とバスを四時間程乗り継いで今が紅葉の見頃の温泉施設に来た。

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  • 03.隠したい傷

     外に出る前に浴衣に着替えようと蟬ヶ沢が提案した。

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  • 04.お手を拝借

     お互いに着替えを終え、外に出ようと玄関を出る。

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  • 05.褐葉色のスーツ

     紅葉を観に行く為に北へ向かう。

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  • 06.遠望深慮

     紅葉の木は進みながらも見えていたが、近くで見るのは違うと確信した。

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  • 07.加糖とミルクと珈琲

     散策して、お土産も購入し、夕食の時間となった。

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  • 08.互いに盲目

     風呂は各部屋についておらず、大浴場になっていた。

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  • 09.影に潜み

     外は川沿いの並木からライトアップされていた。

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