心が通じ合い、そして離れてく《前編》
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案の定、寝れるわけもなく三蔵と背中合わせに横になる。
何でこんなことにっーーー...
何度も落ち着きがなく動いていると、背中から殺気にも似たオーラが漂い動きを止めた。
「さっさと寝ろ」
「そう言う三蔵もさっさと寝たら?」
「てめぇのせいで起こされたんだよ」
「この状況で寝れるワケないでしょ!?」
小声で口論しつつ、名前が背中合わせにしていたベッドから起き上がり出て行こうとした瞬間に腕を掴まれベッドに顔から倒れこむ。
「ぶっ!」
「チッ...黙って寝れねぇのか、厄介女」
「ちょっとーーー...」
言い返す隙もなく、気がついた時には三蔵の胸の中に収まって一気に身体が固まり、それと同時に頭が真っ白になった。
「さんっ...」
「嫌なら振りほどけ」
「...っ......ずるいよ......」
出来るわけないじゃんーーー...
「...上等だ」
言葉とは裏腹に三蔵の優しい声色に不思議と身体の力が抜け、いつの間にか眠りについていたーーー。
ーーーーーーーーーー
翌朝。
誰が名前を呼ぶ声で身動ぎする。
「ーーー...!名前!」
「ん......」
瞼を開くと腕を組み煙草を咥えて見下ろす三蔵の姿が。
ベッドから身体を起こして目を擦った。
「いつまで寝てる気だ」
「......もう朝?みんなは...?」
「てめぇが寝てる間に起きて飯食ってる」
「じゃ、...もしかして三蔵...待っててくれたの?」
「...そう解釈したなら勝手にしてろ」
冷たくいい放つ言葉も名前にとってはとでも嬉しいものでーーー。
「ありがとう、三蔵」
「チッ...」
2人で1階の食事場に行くと3人が同時に2人を見据える。
「おはようございます、名前さん」
「お、おはよう」
にこやかな八戒に名前は苦笑いしながら、何も気にも留めない三蔵と共に席に着く。
「名前が寝坊なんて珍しいな!」
「あはは...あまり眠れなくて...」
「俺はぐっすりだったぜ!」
「てめぇはどこでも寝れるからな。あー、俺もかわい子ちゃんと寝てーわ」
「朝から変な話をしないでください、悟浄」
「てめぇら黙って飯も食えんのか...」
名前の気まずさを感じたからか、三蔵が悟浄に銃口を向けその場は沈静化したのだった。
何でこんなことにっーーー...
何度も落ち着きがなく動いていると、背中から殺気にも似たオーラが漂い動きを止めた。
「さっさと寝ろ」
「そう言う三蔵もさっさと寝たら?」
「てめぇのせいで起こされたんだよ」
「この状況で寝れるワケないでしょ!?」
小声で口論しつつ、名前が背中合わせにしていたベッドから起き上がり出て行こうとした瞬間に腕を掴まれベッドに顔から倒れこむ。
「ぶっ!」
「チッ...黙って寝れねぇのか、厄介女」
「ちょっとーーー...」
言い返す隙もなく、気がついた時には三蔵の胸の中に収まって一気に身体が固まり、それと同時に頭が真っ白になった。
「さんっ...」
「嫌なら振りほどけ」
「...っ......ずるいよ......」
出来るわけないじゃんーーー...
「...上等だ」
言葉とは裏腹に三蔵の優しい声色に不思議と身体の力が抜け、いつの間にか眠りについていたーーー。
ーーーーーーーーーー
翌朝。
誰が名前を呼ぶ声で身動ぎする。
「ーーー...!名前!」
「ん......」
瞼を開くと腕を組み煙草を咥えて見下ろす三蔵の姿が。
ベッドから身体を起こして目を擦った。
「いつまで寝てる気だ」
「......もう朝?みんなは...?」
「てめぇが寝てる間に起きて飯食ってる」
「じゃ、...もしかして三蔵...待っててくれたの?」
「...そう解釈したなら勝手にしてろ」
冷たくいい放つ言葉も名前にとってはとでも嬉しいものでーーー。
「ありがとう、三蔵」
「チッ...」
2人で1階の食事場に行くと3人が同時に2人を見据える。
「おはようございます、名前さん」
「お、おはよう」
にこやかな八戒に名前は苦笑いしながら、何も気にも留めない三蔵と共に席に着く。
「名前が寝坊なんて珍しいな!」
「あはは...あまり眠れなくて...」
「俺はぐっすりだったぜ!」
「てめぇはどこでも寝れるからな。あー、俺もかわい子ちゃんと寝てーわ」
「朝から変な話をしないでください、悟浄」
「てめぇら黙って飯も食えんのか...」
名前の気まずさを感じたからか、三蔵が悟浄に銃口を向けその場は沈静化したのだった。