心が通じ合い、そして離れてく《前編》
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小さな村の宿の一室で名前以外の4人が真剣に麻雀に興じる。
名前は少し離れた位置でテーブルに頬杖をついて眺めていた。
「ベッドのためなら何がなんでも負けれねーな」
「ほざけ。ベッドは俺のものだ」
「たまにはベッドで寝たいものですねー」
「床はゼッテーやだ!!」
ベッドは2つ。
一部屋しか取れなかったため、自動的に名前がベッドの権利を獲得したのだ。
それぞれ文句を言いつつも、真剣に麻雀を打ち込むーーー。
「別に私、床でも構わないよ?」
「女の子が床で僕たちがベッドでのうのうと寝れませんよ。気にしないでください」
「それはそうだけど、......じゃ、ベッドは三蔵に譲る!」
「「は!?」」
名前の発言に悟浄と悟空が同時に振り返り、三蔵がフンッと鼻を鳴らして立ち上がる。
「言葉に甘えて俺はベッドに寝る」
「あー!!三蔵だけズリーよ!」
「女の子、床に寝かせるなんて遠慮っつーもんがねーのか。クソ坊主!」
「黙れ、バカコンビ。名前、てめぇもここだ」
「え?」
三蔵が指を指したのは片方のベッド...
その発言に名前ももちろん、他の3人も呆気に取られていたのは言うまでもない。
「い、いやいやいや!一緒のベッドって...さすがに無理だよ!!」
「何言い出すんだぁ?このエロ坊主は」
「うるせぇ、エロ河童。ベッドひとつ譲るって言ってんだ。有り難く思え」
そう言って聞く耳持たずにベッドに横になりタオルをかけて背中を向け、名前が慌てて立ち上がる。
「...では、とりあえず僕たちでもう一つのベッドを誰が使うか決めちゃいましょう」
「ちょっ...待ってよ!私、床でもいいって!」
「名前さんは三蔵の言葉に甘えてください。じゃないと後から大変ですから。機嫌が...」
ーーー強引に丸め込まれたっ!!
八戒の笑顔が怖い...
今夜、絶対寝不足だよー...
名前は少し離れた位置でテーブルに頬杖をついて眺めていた。
「ベッドのためなら何がなんでも負けれねーな」
「ほざけ。ベッドは俺のものだ」
「たまにはベッドで寝たいものですねー」
「床はゼッテーやだ!!」
ベッドは2つ。
一部屋しか取れなかったため、自動的に名前がベッドの権利を獲得したのだ。
それぞれ文句を言いつつも、真剣に麻雀を打ち込むーーー。
「別に私、床でも構わないよ?」
「女の子が床で僕たちがベッドでのうのうと寝れませんよ。気にしないでください」
「それはそうだけど、......じゃ、ベッドは三蔵に譲る!」
「「は!?」」
名前の発言に悟浄と悟空が同時に振り返り、三蔵がフンッと鼻を鳴らして立ち上がる。
「言葉に甘えて俺はベッドに寝る」
「あー!!三蔵だけズリーよ!」
「女の子、床に寝かせるなんて遠慮っつーもんがねーのか。クソ坊主!」
「黙れ、バカコンビ。名前、てめぇもここだ」
「え?」
三蔵が指を指したのは片方のベッド...
その発言に名前ももちろん、他の3人も呆気に取られていたのは言うまでもない。
「い、いやいやいや!一緒のベッドって...さすがに無理だよ!!」
「何言い出すんだぁ?このエロ坊主は」
「うるせぇ、エロ河童。ベッドひとつ譲るって言ってんだ。有り難く思え」
そう言って聞く耳持たずにベッドに横になりタオルをかけて背中を向け、名前が慌てて立ち上がる。
「...では、とりあえず僕たちでもう一つのベッドを誰が使うか決めちゃいましょう」
「ちょっ...待ってよ!私、床でもいいって!」
「名前さんは三蔵の言葉に甘えてください。じゃないと後から大変ですから。機嫌が...」
ーーー強引に丸め込まれたっ!!
八戒の笑顔が怖い...
今夜、絶対寝不足だよー...