最大の敵は自分自身?
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無事に村の外れの施設へと男の子を送り届け、そのままジープで西へと向かう。
後部座席で膝を抱えて外の景色を眺めるーーー...
『ーーーそれは''本人次第"じゃねーのか?』
チラリと外の景色から三蔵の背中に目を向けると、煙草の紫煙の香りが流れてきた。
「名前ちゃん、何熱い視線送ってんのー?」
「!......何も見てないっ!」
小声で話しかける悟浄に名前も小声で返す。
「あははっ。名前ちゃんて分かりやすいよねー。顔真っ赤」
「なっ......」
「おい、てめぇら。後ろでゴチャゴチャうるせぇぞ」
ガチャリ...
隣に座る悟浄に三蔵が振り返り銃口を向けた。
「そうやって俺ばっかり悪い奴みたいに扱うよねー」
「黙れエロ河童。今すぐ灰にしてやってもいいんだぞ」
「いや、...目がマジなんだけど。ゴメンナサイ...」
今、..."灰にする"って言わなかった...?
三蔵の言葉が引っかかるも、考える間もなく八戒が運転しながらいつものように声を掛ける。
「2人とも落ち着いてください。せっかく珍しく悟空が眠ってるんですから」
「...チッ」
ドォーーーン!!
「きゃっ...!!」
刹那、目の前に巨大な岩が行く先を塞ぎ大きな砂煙が舞う。
名前以外の4人はあからさまに不機嫌な表情を浮かべるーーー。
「おーい!ハゲ三蔵ー!今日こそ経文をよこせー!」
岩の上に立つ小さな女の子。
妖怪と言っても幼く見え、どこか愛らしい女の子だった。
後部座席で膝を抱えて外の景色を眺めるーーー...
『ーーーそれは''本人次第"じゃねーのか?』
チラリと外の景色から三蔵の背中に目を向けると、煙草の紫煙の香りが流れてきた。
「名前ちゃん、何熱い視線送ってんのー?」
「!......何も見てないっ!」
小声で話しかける悟浄に名前も小声で返す。
「あははっ。名前ちゃんて分かりやすいよねー。顔真っ赤」
「なっ......」
「おい、てめぇら。後ろでゴチャゴチャうるせぇぞ」
ガチャリ...
隣に座る悟浄に三蔵が振り返り銃口を向けた。
「そうやって俺ばっかり悪い奴みたいに扱うよねー」
「黙れエロ河童。今すぐ灰にしてやってもいいんだぞ」
「いや、...目がマジなんだけど。ゴメンナサイ...」
今、..."灰にする"って言わなかった...?
三蔵の言葉が引っかかるも、考える間もなく八戒が運転しながらいつものように声を掛ける。
「2人とも落ち着いてください。せっかく珍しく悟空が眠ってるんですから」
「...チッ」
ドォーーーン!!
「きゃっ...!!」
刹那、目の前に巨大な岩が行く先を塞ぎ大きな砂煙が舞う。
名前以外の4人はあからさまに不機嫌な表情を浮かべるーーー。
「おーい!ハゲ三蔵ー!今日こそ経文をよこせー!」
岩の上に立つ小さな女の子。
妖怪と言っても幼く見え、どこか愛らしい女の子だった。