想いを伝える為には花束が最適
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訳が分からぬままついて行き、しばらく歩いた先に小さな村を見つけ立ち寄る事になった。
「あのっ、そろそろ腕を......」
「曼珠沙華を見つけたら触るんじゃねぇ。わかったか」
そう言って腕をパッと放して、3人もどこか安堵した様子を見せる。
名前本人は何が起きたか見当もつかぬまま、とりあえず黙ってついて行くーーー...
「名前さんは三蔵と一緒にいてください。僕たちは宿を探して来ますので」
「なんで俺が厄介女と待たねばならん」
「じゃ俺が名前ちゃんと待っててもいいけど?」
不貞腐れ煙草を吸う三蔵の横で悟浄が名前の肩に手を伸ばそうとした時、銃の音が響いた。
ガチャリ
「ハイハイ。俺も行けばいいんだろ」
「なぁ!俺、腹減ったー!」
「猿!てめぇは本当マイペースだな」
銃が降ろされると同時に悟空が名前に手を振り、3人は宿探しへと向かう。
どうしよう...
2人きりだーーー...
とりあえずジープの後部座席で膝を折り、三蔵の様子を伺う。
「なんだ」
「いや...後ろに目が付いてるのかと...」
「チッ...くだらねぇ」
最初に比べて多少会話が弾み名前は少し嬉しく思っていた。
数分後、3人が戻り無事宿を見つける事が出来たらしい。
「ごめんね、コマ。ジープと仲良くいてね。あとでご飯持って来るから」
「ワン!」
「キューン」
しかし宿はペット禁止らしく、コマをジープと共にいさせ、名残惜しくも宿へと入るーーー。
「すみません、名前さん...4人部屋しか空いてなくて...」
「え?」
「じゃ5人で川の字で寝りゃーいいじゃん!」
「てめぇはバカか!仮にも女の子が男だらけのむさ苦しい部屋で寝れる訳ねーだろ!」
「えー。だって他に部屋空いてねーんだろ?」
「どうしましょうか...」
「てめぇらさっさと決めて寝かせろ」
困り果てるみんなを見て名前がそっと小さく手をあげる。
「あの...私がジープで一晩過ごすと言うのは...」
その申し出に4人が一斉に目を見張り見据え、名前は思わず肩を竦ませたーーー。
「いくらなんでも女の子を野宿させる訳にはいかねーよ」
「そうですね...今の時期でも夜は冷えますし...仕方ないですね。名前さん、すみませんが同じ部屋でもよろしいですか?その代わり、ベッドは名前さんが使っても構いませんので」
「私は全然床でも構わないんだけどな...」
「それはダメです。代わりに悟浄が床で寝ますので安心してください」
「俺!?勝手に決めんなよ!」
悟空が笑い悟浄がちょっかいを出し、名前は終始申し訳なさそうにしていた。
「あのっ、そろそろ腕を......」
「曼珠沙華を見つけたら触るんじゃねぇ。わかったか」
そう言って腕をパッと放して、3人もどこか安堵した様子を見せる。
名前本人は何が起きたか見当もつかぬまま、とりあえず黙ってついて行くーーー...
「名前さんは三蔵と一緒にいてください。僕たちは宿を探して来ますので」
「なんで俺が厄介女と待たねばならん」
「じゃ俺が名前ちゃんと待っててもいいけど?」
不貞腐れ煙草を吸う三蔵の横で悟浄が名前の肩に手を伸ばそうとした時、銃の音が響いた。
ガチャリ
「ハイハイ。俺も行けばいいんだろ」
「なぁ!俺、腹減ったー!」
「猿!てめぇは本当マイペースだな」
銃が降ろされると同時に悟空が名前に手を振り、3人は宿探しへと向かう。
どうしよう...
2人きりだーーー...
とりあえずジープの後部座席で膝を折り、三蔵の様子を伺う。
「なんだ」
「いや...後ろに目が付いてるのかと...」
「チッ...くだらねぇ」
最初に比べて多少会話が弾み名前は少し嬉しく思っていた。
数分後、3人が戻り無事宿を見つける事が出来たらしい。
「ごめんね、コマ。ジープと仲良くいてね。あとでご飯持って来るから」
「ワン!」
「キューン」
しかし宿はペット禁止らしく、コマをジープと共にいさせ、名残惜しくも宿へと入るーーー。
「すみません、名前さん...4人部屋しか空いてなくて...」
「え?」
「じゃ5人で川の字で寝りゃーいいじゃん!」
「てめぇはバカか!仮にも女の子が男だらけのむさ苦しい部屋で寝れる訳ねーだろ!」
「えー。だって他に部屋空いてねーんだろ?」
「どうしましょうか...」
「てめぇらさっさと決めて寝かせろ」
困り果てるみんなを見て名前がそっと小さく手をあげる。
「あの...私がジープで一晩過ごすと言うのは...」
その申し出に4人が一斉に目を見張り見据え、名前は思わず肩を竦ませたーーー。
「いくらなんでも女の子を野宿させる訳にはいかねーよ」
「そうですね...今の時期でも夜は冷えますし...仕方ないですね。名前さん、すみませんが同じ部屋でもよろしいですか?その代わり、ベッドは名前さんが使っても構いませんので」
「私は全然床でも構わないんだけどな...」
「それはダメです。代わりに悟浄が床で寝ますので安心してください」
「俺!?勝手に決めんなよ!」
悟空が笑い悟浄がちょっかいを出し、名前は終始申し訳なさそうにしていた。