神様の言う通り
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ゴゴゴゴッ......
なんだろ。
身体がすごくふわふわする。
遠くで何か崩れる音ーーー...
ーーーあ、そうか。
私、神社で掃除してて突然、社が崩れて...
真っ暗で...
......何もわからない。
私...死ぬのかな...
「ーーーい...」
「ーーーおい。」
「......っ!!」
途絶えていた息が再び吹き返すように、声に反応し反射的に起き上がらせる。
男の声か女の声か似つかわしくない声と、近くに感じる気配にそっと顔を上げてみた。
「やーっと目ェ覚めたか」
その人物に目線を向ければ、少々...いや、かなり露出度の高い白い生地の服を纏い、黒色の髪に同じく瞳...
思わず見惚れてしまうほど。
「......あ」
「はっ。ここはどこだって面してるな」
「ぁ、...え!?...あ、の...」
ーーー"ここは天国?"
「少なくとも、ここは天国じゃねー。ここは天界だよ」
心が見透かされいるようで少々居心地が悪い。
それと裏腹に周りには蓮の華が池に浮かび、天国だと一瞬惑わされる。
見下ろしていた目線が、自分の目線と同じになり目を背けられない。
「...あなた、は?...私、...死んだ、んですか?」
「死んだ、か...少し違うな。俺は観世音菩薩。神の使いなら聞いた事あるだろ?」
「.....観世音菩薩、様...あなたが?」
話では聞いたことがあった。
天界を司る五大菩薩の一柱。慈愛と慈悲の象徴の神ーーー...
いつかの神主である父の話を思い出す。
「まぁ、俺がここに呼んだ...って事だな」
「...呼んだって、...私が、神の使い...だから?」
「ふ。...あながち間違いじゃねーよ。現世で言う、神に仕える"巫女"、名字名前...俺に仕える気はねーか?」
"神に仕える"?
神様は何でもお見通し。
生かされてる?
違う...ここにいる私は...
"何者"?
なんだろ。
身体がすごくふわふわする。
遠くで何か崩れる音ーーー...
ーーーあ、そうか。
私、神社で掃除してて突然、社が崩れて...
真っ暗で...
......何もわからない。
私...死ぬのかな...
「ーーーい...」
「ーーーおい。」
「......っ!!」
途絶えていた息が再び吹き返すように、声に反応し反射的に起き上がらせる。
男の声か女の声か似つかわしくない声と、近くに感じる気配にそっと顔を上げてみた。
「やーっと目ェ覚めたか」
その人物に目線を向ければ、少々...いや、かなり露出度の高い白い生地の服を纏い、黒色の髪に同じく瞳...
思わず見惚れてしまうほど。
「......あ」
「はっ。ここはどこだって面してるな」
「ぁ、...え!?...あ、の...」
ーーー"ここは天国?"
「少なくとも、ここは天国じゃねー。ここは天界だよ」
心が見透かされいるようで少々居心地が悪い。
それと裏腹に周りには蓮の華が池に浮かび、天国だと一瞬惑わされる。
見下ろしていた目線が、自分の目線と同じになり目を背けられない。
「...あなた、は?...私、...死んだ、んですか?」
「死んだ、か...少し違うな。俺は観世音菩薩。神の使いなら聞いた事あるだろ?」
「.....観世音菩薩、様...あなたが?」
話では聞いたことがあった。
天界を司る五大菩薩の一柱。慈愛と慈悲の象徴の神ーーー...
いつかの神主である父の話を思い出す。
「まぁ、俺がここに呼んだ...って事だな」
「...呼んだって、...私が、神の使い...だから?」
「ふ。...あながち間違いじゃねーよ。現世で言う、神に仕える"巫女"、名字名前...俺に仕える気はねーか?」
"神に仕える"?
神様は何でもお見通し。
生かされてる?
違う...ここにいる私は...
"何者"?
1/4ページ