専門用語

本編での使用用語

魔王契約(姫契約とも)

・魔王と呼ばれる各属性の魔王が本来の力を危険を伴うこともなく使うための契約。
・契約の種類は初期契約のほかに三種類。次項参照。
・本来は自属性と同じ相手と契約するのが条件(契約できないわけではないが本来の力を100%引き出すことができない)
・天使との契約は契約主である魔王に高負荷がかかるため推奨していない。
・魔界の王の権限でこの契約条件は安易に変えることが可能。
・何らかの影響で契約を解除すると次の姫が現れるまで眠りにつくことになる。
・契約相手の胸元には魔王が持つ紋章が刻印される。

永久契約(エターナル・エンゲージ)

・魔王契約の中で一番の高等契約。
・契約主の魔王が契約相手の胸元にある契約印を自身の血でなぞり、契約相手である姫の血液を体内に取り込み後、肉体的に交わることで契約が可能。
・この契約により、魔王の力が最大限発揮される。

制契約(リミット・エンゲージ)

・魔王、姫双方の約束のもと交わされる契約で比較的初期段階から次段階の契約の中ではしやすい。
・約束の内容は双方が納得するなら何でもいい。

強制契約

・既存の契約があることが条件。
・胸元の刻印にナイフを刺すことで契約できる。
・制契約とも永久契約とも違い、姫のほうに決定権はないゆえにこの契約をされて心を失う姫もいる。
・姫からの魔力、体力を根こそぎ奪い、自分の魔力へ転換するため、この契約をされた姫は高確率で死ぬ。

姫化

・契約した相手の恰好がドレスのようになる。
・姫化の条件は「〇王(魔王の種類)に〇(自分の属性)の加護を」(例:無王に闇の加護を)
・姫化の際の恰好は魔王のセンスと趣味によって変わる。
・姫化すると契約主の魔王に魔力が注がれるので、自分の魔力コントロールが必須となる(できない場合根こそぎ持っていかれる可能性あり。)

魂名(ネーム)

特定の人だけが持つ本当の名前。
人間から魔王になったり、種族が変わった際につけられる前の名前。(例:センチェルス・ノルフェーズ(現)→暁 聖夜(魂名))
フルネームで呼ばれるとその人に縛られることが多く、隠していることが多い。
教えるのは大体自分が信用した人、もしくは契約相手の魔王のみとなっており、陰では婚約の証として認められている。