感想まとめ
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狂気山脈 感想
話を始める前に記念撮影をしようと荒井が言い出す。何か企んでるなあ。
昭二、山登るのか。意外だ。
いやでもよく考えたらサッカー部所属、牧場バイトと意外とアクティブだから納得でもある。わしも昭二と山登りたいよ〜(いつもの夢女コメント)
まずはロープウェイを利用するルートから始めて、いずれは早朝から開始して全部己の足で制覇するガチ登山をしたいわね……。昭二と地図見ながらルート話し合ったりしたいよ〜(夢女コメント②)
悪天候により予定外のビバーク(山中で夜を明かすこと)を行うも、簡易テントを忘れちゃった‼️昭二が僕の物で一緒に休みましょうって気を利かせて招き入れてくれて⁉️1人用テントの狭い空間に無理矢理入り込み、二人の距離は急接近しちゃって……一体どうなっちゃうの〜⁉️⁉️(絶好調夢女)
ニュー荒井フレンズ 小野里 順也くん。山岳部所属で、登山が趣味だそう。
山で撮った写真を見せてくれるそう。
小野里くんはいずれ人類未踏の山を制覇していと語っていた。
人類未踏の山、あるっちゃあるみたいですね。ただ、宗教上の理由で立ち入れないとか……。
そんな小野里くんですが、病に倒れてしまい、山登りが出来なくなってしまう。
自分に置き換えてみると、今後一生読書禁止と言われるようなものだろうか。それは辛い……。
荒井はお見舞いに行くも、小野里くんが無理をしているのを察して一人にしてあげようとする。
入れ替わりに彼の母親がお見舞いに来たが、後ろから小野里くんの怒鳴り声が聞こえてくる。
何かゲームを買ってきてくれたっぽいですけど……、荒井フレンズとゲームかあ。嫌な予感しかしないなあ。
彼をそこまでキレさせるゲームが一体何なのか、それを確かめに再びお見舞いへ行く。
「そのときには僕の好奇心を満足させることが彼の気持ちよりも大事なことでしたから…」
荒井昭二、好奇心を何より優先するんだよなあ。でも他人を慮る気持ちも一応あるんだよなあ……。
後日、小野里くんの元へお見舞いに行く。
『蒼天の白き神の座』
という登山を題材にしたゲームをプレイしていた。
これって実在するゲームなんですね。面白そう。
関係ないけど、山を「座」と数えるのかっこ良くて好き。
また荒井フレンズがロクでもないゲームに夢中になってますね……。
「荒井」って呼び捨てするフレンズ、今まで荒井フレンズにいなかったタイプだから新鮮だ。昭二と全然違うタイプなのに仲がいいんだなと、ちょっと胸キュン(?)
友達がゲームやってるのを見るだけ、っていうの結構好き。
単純に真夏(七月・八月)が雪が少なくて一番登りやすいのかな?と思っていたけど、そうでないんですね。
冬の山は別物っていうのは遭難記録で学んだ。
それにしても昭二、消灯時間まで見てたのw居座り過ぎだろw
翌日も見にいく。昨日よりもゲームが進んでいて、寒い時期の登山になっていた。
しかし、最終ステージのエベレストで隊員が全滅してしまう……。
そんな時、小野里くんの部活仲間達がお見舞いに来てくれる。またみんなで一緒に登山をしようと言い出す。デジカメ?で写真を撮ると、ゲーム内に取り込むことが出来るそう。
何かエルミナージュゴシックのDS REMIXを思い出した。RPGなんですが、あれもキャラクターを好きに作って写真を3DSのカメラ機能でとって設定出来る。この時代にカメラ機能で取り込みてと思ったけど、縮小されるからこれが中々綺麗に反映されていい感じになる。それで、写真があるとキャラに尚更愛着がわくんだよねえ。
翌日、小野里くんがとうとうエベレストを攻略。
ゲームの景色は画面越しなのに、本当にその場にいるかのような冷気を感じる。詩的な表現だね〜。
それとも、このゲームが持つ不思議な力に魅せられていたのかな……。
エンドロールが流れ、名残惜しい気持ちでいると、何とステージ選択画面に山が増えている。
その名は『狂気山脈』
アカン!!!!!!!
「僕はもちろんのこと、小野寺君も聞いたことがない山でした」
荒井ならクトゥルフ神話かじっていそうだけどね?それともすっとぼけているのかな。
目印になるものが何もない、一面白の世界。雪崩とか崖とか、クレバスとか危険と隣り合わせ、一歩間違えば死。おっそろしいな……。
七千メートル地点から登山を始める。あら?随分高い所から始められるんだね?
看護師さんが検温に来て、ゲームを一時中断させられてしまう。再び画面に目を戻した時には友人が一人亡くなっていた……。リアルタイムで進行していくゲームなんだ?
ゲームといえど、友達がロストしちゃうのは悲しいね。ゲームといえど……。
荒井が病室を出た瞬間、小野里くんの友達を乗せた担架が通り過ぎて行った。
ゲーム中で亡くなった時と同じように、首から血を流して……。
雲行きが怪しくなってきたな〜?
つまり、何とかして嫌いな人間をゲームに登録出来れば、手を汚さずに望みを叶えられるってこと?(コラ!)
八千メートルあたりで行手に黒い影が目に入る。白一色の景色の中に黒い影?生き物がいるはずもないし、植物もあるはずがない。安全を考慮し、ルートを変更しようとすると……、隊員の一人が血を流し倒れている。何事?そしてその背後に目玉いっぱい粘液状の化け物がいた。
隊員達の精神パラメーターが急降下していく。SANチェックです。
化け物から逃げたはいいものの、避けようとしていた黒い何かのところへ向かってしまっている。
ちょっとちょっと、挟み撃ちとかされてません?でも今のところその黒い何かは動いてはいないらしい。ってことは生き物ではないのかな?
黒い物体は、何かの生物の死骸だった…………。
「この死骸は化け物がわざとここに置いたのではないか?
チームメンバーを自分の潜んでいる場所へと、誘い込む為に…」
↑昭二、頭良ッッ(事実確認)
自分は咄嗟に、え〜何?死体とか怖い……ショゴスが付いてるとかキモ……やだよ〜しか思わんかった。
そして、荒井の予想が当たっていたとしたら、あの化け物はとてつもなく頭が良い。
ここでゾッとしました。
大分煮詰まってきたので、気分転換に二人で散歩に行く。
その時、小野里くんの友人が道路の向かいから手を振ってきた。
あっ……(察し)
そしてまた、ゲームと同じ状態で亡くなってしまう。もうこのゲーム封印しよう?ね?
ま〜た荒井フレンズが忌まわしいゲームにのめり込んでいるよ……。
何とか8千メートルまで到達するも、隊員は四人に。デスゾーンってところですな。
低酸素状態と、それに追い打ちをかけるように化け物にもやられ、とうとう六人全員がいなくなってしまう……。
あらららら……。
次に目を付けたのは看護師さん達。確かに看護師なら一般人よりもタフそうですね。って納得しかけたけどもうゲームやめようね?
看護師さんも次々と亡くなるし、主治医も亡くなってしまい、小野里くんはとうとう病院を追い出されてしまう。
さすがの荒井ももうゲームを見ることが出来ず(でも一度家に行ったっていうところが好き)、諦めた……。
その半年後、小野里くんが新聞に載った。十七歳、少年孤独死という題で……。
両親がお互いを刃物で刺し、死体の一部をお互い食べていた!?狂気山脈で飢餓状態にでもなってたんですかね……。それとも化け物にエンカウントからのSAN値激減で発狂しちゃったんでしょうか。
小野里くんは心臓麻痺で亡くなっていた。きっと最後には自身で山に登ったんだろうね。
小野里くんが荒井にカメラを向けなかった理由が好きだ。そしてやはり荒井はよき理解者だなと思う。
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