考察
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考察というより願望
20240927(金)21:45どう考えても柳宿は生まれ変わりに男を選ぶ流れだったのに女を選んだのは、彼が使命を全うしたように「自分のキャラを全うした」から、あとは「ノリ」ですね。それしか説明がつかない…
星宿がもし誰とも結ばれずに孤独のまま死んでしまっていたら、柳宿が女を選んでもまだ分かるんだけどね。もう星宿には鳳綺さんがいるのに。
親友の旦那さんになった星宿をまた追いかけるのも不自然極まりないし、妹の影を吹っ切ったと言っていて別に根っから女の心を持っていたわけでもなく、もう女である必要もなくなったのに女を選んでしまった。それでも公式が言ってしまったらそれが柳宿の選んだ道なんです。と、思ってます。
なので、あとは無理やり納得する理由をつけるしかない。
まぁ太一君に「やっぱり可愛い女のコがいいわ♡」ってノリで言いそうな気もする柳宿…( ´-` ).。oO
個人的には、女の子の部分だけあの世界でもう一度生まれているけれど、男の子の部分は鬼宿が魏になったように現実世界にいる流れがいいですね。
記憶の玉が分裂したことで鬼宿が二人になってしまったように、一部分裂して存在している感じ。
第三部があったとしたら私だったらそう書いちゃうかな。柳宿に相手がいたとしたら、美朱の前に魏が現れたようにヒロインの前にちゃんと男の子として(柳娟として)、現れていたことでしょう…柳宿VS尾宿
20240926(木)09:32怪力という能力を持ちながら鬼宿や翼宿のように戦い向きのキャラではないのは、そもそも体が弱くてそういう方にはいかなかったと思えば何となく繋がるかも。怪力だからこそ必要がなかったし興味もなかったとも思うけど、そっち方面で考えると基本体が弱かったから女みたいな体つきをしているとも考えられますね。だからいくら男とはいえ柳宿は逞しく描いてはいけないキャラクターなんですよね(個人的意見)。
尾宿との戦いで、正直なところ最後までやられっぱなしで戦えてないじゃないですか。でもあそこで柳宿が急に俊敏に動き出したり攻撃を仕掛けまくって尾宿を殴り倒してたらそれこそ柳宿のキャラではなかったんだろうなと思います。ちゃんと最期まで柳宿らしく戦ってたのでキャラがブレずに戦い方としてはあれでよかったんじゃないかと思います。よりにもよって知性も何も関係ない、一番体力おばけみたいな尾宿という無茶な相手とぶつかってしまったからああなるしかなかったんですねきっと。柳宿+軫宿
20240926(木)09:16柳宿は元々小さい頃は体が弱かったって公式設定もあり、成長して基本はそれもなくなって元気だけど、それでもやっぱりどこかで気配はありそう。時々早く休んだり食事管理したりするのは「美容のためよ♡」と言いながら実は単に体調が優れなかったりね。それを絶対に周りには悟らせないようにしてるから、それに気付けたのは軫宿だけで、こそっと陰でフォローして、何かしら漢方薬とか渡してあげてそう。柳宿と星宿(続き
20240920(金)08:35アニメの方だけだったと思うんですけど、翼宿登場のところで「星宿様、逃げ足早~い」「逃げたのではない、追ったのだ」「はいはい」「ホントだって!」っていうコミカルなやり取りがありましたよね。
一瞬、え?柳宿が?星宿に?とか思ったけど、でも今思うとあのやり取りすごくいいと思う。
アニメの方だと何回かそういう友達みたいな関係性の二人の姿が見え隠れするんですよね。思いつくのはひとつは星宿が真剣に悩んでる時に柳宿が隣でどうでも良さそうにブドウ食ってるところ(笑)と、上に書いた「はいはい」のところと、あとは星宿が山賊の男に言い寄られて「柳宿~💦」って助けを求めてるところですね。原作にはない二人の空気感。
でも、あれこそが本来成立したはずの二人の姿だったんじゃないかなと今は思います。ナイスアニメ制作陣!だと、個人的には感じる部分です。
おそらくお坊ちゃまかつ優等生寄りの柳宿は、星宿にとって分かり合える最高の友人となり得た存在だっただろうなということです。星宿は孤独でしたからね、妹を亡くし居づらくなった家も飛び出してきっと本当の心の居場所もなく一人で生きていた柳宿は、彼の孤独が気になって仕方なかったんでしょう。それもあってきっと星宿の近くに行きたかったんだろうなと思います。
恋愛ではなく、友人としてのものの方が本来はぴたりと当てはまったと思います。鬼宿と翼宿のようにね。
栄光伝でしたっけ?「いつまで寝惚けてんの!」みたいなことを星宿(の生まれ変わり)に剣を向けて言ってましたよね。あれもやっぱり柳宿の役目なんですよね。
柳宿の星宿に対するものはあくまで恋愛ではない、という後押しになるものだと思ってます。
彼らは鬼宿と翼宿のように親友になるべき存在だっただろうと思います。柳宿→星宿について
20240919(木)23:23あの柳宿が星宿に惚れた理由が全然説明できない。
これは前々から思ってたことです。
雪夜叉伝の小説でそこが書かれてるのを期待したんですが、急に「心底惚れた」って最後にポンと書いてあっただけで…そんなのあり?😂ってなりました。
たぶん、理由が思いつかなかった、が正解だと思いますが…
妹や誰かのために星宿の妃になるとか、そういう目的のためだけなら分かるけど「心底」「惚れた」ですよ?
以下は私の思う考察です。想像です。
実際のところは「恋心ではない」が正解だと思う。
本当の自分を誰にも見せられずに康琳として振舞ってた柳宿が、強くて美しい誰からも認められている皇帝陛下という絶対的な存在の星宿から愛されたら…
救われたんだろうなと思う。心が。
救われると思った、かな。
星宿から認められれば自分が今やってることも認められるみたいな。星宿の美しさや気品から単純な憧れもあっただろうけど。
とにかく女のふりをしてるだけで決して最初から女の心を持ってたわけじゃない普通の男の子をしてた柳宿が、あんなに急に喋ったこともない男の人にいくら綺麗だからって心底惚れるわけがない。惚れる前に星宿とすごく仲良くなって関わってたらまた話は別ですけどね。関わってないのに、です。
本人はその執着が恋だと思ってたんだろうけど、きっと柳宿はあの時点で本当に誰かに惚れたことが無かったのは描写的に間違いないだろうし、恋だと思い込んでしまった、が近いんじゃないかな。
そうじゃないと柳宿が星宿にあれだけ執着する理由が説明できない。繋がらない(私が納得しない)。
執着してムキになってたけど、康琳を吹っ切ったのと同時にストンとその執着もなくなったと考えるとしっくりくる。それは美朱を含め仲間たちの存在が、ありのままの自分のことを認めて愛してくれたから、妹の影を吹っ切ることができた=もう女装している必要も星宿に執着する必要もなくなった、って事でしょう。
認められたわけですからね。
認められたから、執着がなくなった。
つまり、恋ではなかった、恋とは違うものだったということです。
そして美朱を男として好きだったってのも、また形の違う「愛」であって、恋愛とは違うだろうなと感じます。見守る愛ですね。
色んな形の愛があるだけで、愛=恋ではないから、柳宿の本当の恋に関しては原作内では触れられなかった、と思っています。
よって私が個人的に解釈違いだと感じているのはアニメの柳宿と美朱のデートシーンと、あと高山みなみさんの「恋々慕情」です。恋々慕情はあれ星宿に対する恋心の歌ですよね?違ったらすみません。
でも、歌自体はとても好きです。
星宿様~♡ってキャーキャーとファンみたいに追いかけるのは全然いいんですけど、そうじゃなくて「本気故の切ない想い」のように表現するのは違う、ということです。