賭け【翼宿ver.】
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「何でも言うこと聞く、が条件や。ええな」
「……分かったよ……何?裸踊りとか嫌だからね」
速攻で倒されてしまった手を見ながら、むくれた顔で答えた。
「そんなもんとちゃうわ。そやな、まずは…」
「「まず」??」
「茶でも淹れてもらおか」
「…はいはい」
「茶菓子もつけといてや。それから、肩でも揉んでもらおか」
「はいはい」
「あと、飯も作ってもらおか。オレの好きなやつで頼むわ」
「何個言う気!?」
「何でも言うたやろ」
「…はいはい!」
「はい、は一回でええ!」
「はい!」
「オレがええて言うまで、毎日や。どっちかが…オレが死ぬまでや。ええな?」
「……。死ぬまで、って…」
「せやからお前は、今後オレの目の届くところにずっとおらなあかん。離れてしもたら頼めんくなるさかい」
「…」
「分かったな?」
「翼宿、それって…」
「…変な駆け引きなんぞ、せんでええ。お前はただ黙ってオレのそばにおればええんや。………そばに、おってくれ」
「…!」
いまだに倒されたまま繋がれている翼宿の手が、じんわりと熱く汗ばんでいる。その大きな手を見つめながら、思わず微笑んだ。
「……はい」
了承しながらその手をキュッと握り直すと、真剣な表情だった翼宿がニカッといつもの笑顔に変わった。
力強く握り返してくれる手に、痛いよと言いながら、二人で笑い合った。
。❀ 𓂃𓈒𓏸
(゚o゚)(゚o゚)(゚o゚)(゚o゚)(゚o゚)(゚▽゜)…
柳 「……キャーーーーーーー!!♡♡♡♡」バンバンバン
鬼「!?い、痛え!!痛えってやめろ柳宿!!オレを殺す気か!!💢」
柳「やだ、やるじゃないの翼宿ってば…!✨️見直したわ!」
張「死ぬまで…ってことは、あれは求婚ということでしょうか?」
軫「本人が分かっているのか微妙なところだがな」
星「一足飛びに求婚とは…先を越されてしまったな」
井 「やる時はやる男なのだ!」
~完~
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