賭け【翼宿ver.】
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「はぁ、はぁ……も、もうダメ……」
「なんや、もう終わりか?」
「もう無理…、腕が限界…!」
「根性のない奴やのぉ、もう諦めてまうんか」
「だってこれ以上力入らないもん。もういいよ…翼宿の勝ちで」
「何言うてんねん。まだ勝負ついてへんやろ」
力の抜けた手を握ったままフラフラと動かしてくる翼宿。それを見つめながら再び椅子に座り込み、はぁっと諦めたようにため息をついた。
「じゃあもう倒してくれていいよ…」
「……女を力で倒すんは好きやない」
そう呟く翼宿に「そういうゲームでしょー」と返すと、聞こえてないかのようにフイと視線をそらされた。
「じゃあ何?負けてくれるの?」
「アホ!女に負けられるか!!」
「何それ!?じゃあどうする気?」
そう尋ねると、翼宿は「まぁ待て」と言わんばかりにもう片方の手をスッと上げた。静かに目を閉じたかと思うと、すぐに眉を寄せてブツブツと何かを呟き始めた。
額に汗を浮かべながら、宙を見上げたり、額に手を当てて俯いたりしながら、必死で何かを考えているようだ。
「あ~くそっ!これやから女っちゅーのは好かんねん!!お前が変な取引持ちかけてくるから、こないややこしいことに…!」
そう叫んだ翼宿が、突然ハッと気付いたように目を見開いた。
「……そうや、分かったで」
「な、何…?」
「オレが勝ったら、の条件…まだつけてへんかったな?」
そう言ってニヤリと笑う翼宿に、思わず目を泳がせた。
。❀ 𓂃𓈒𓏸
( ´・ω) (´・ω・) (・ω・`) (ω・` )ヒソヒソ
柳 「なんっっって焦れったいのかしら…!」
鬼 「素直じゃねーよなぁ、二人とも」
張 「翼宿さん、負けてあげればいいのに…」
星 「まったくだ。素直に『お前には敵わないよ。私はおまえのものだ…✨️』と言えば済むのではないか?」
軫 「陛下、それは…難しいかと」
井 「翼宿にはとても無理な言葉なのだ…」
続