祭りの夜
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「そろそろ戻りましょうか。もう少しお祭り見て回りたいわよね?」
「…うん!」
「何か美味しいものでも一緒に食べましょ」
柳宿がそう言って立ち上がると、自分も続いて立ち上がり、軽く服を叩いてほこりを落とした。
「私、甘いものが食べたいな」
「甘いものね。じゃ、あっちにある甘味処に行きましょうか」
「あっ…待って」
「?」
背を向けて歩き出そうとする柳宿(イメージイラスト:星見祭り)を呼び止め、もじもじとしながらも無言で手を差し出した。
それを見てふふっと嬉しそうに微笑む柳宿。
差し出した手を優しく取り、力強く、でも温かくぎゅっと握りしめてくれた。
fin.
5/5ページ