19.市中見物
夢主名前設定
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夢主は京都は好きだが京の料理には詳しくなかった。
……江戸時代の料理は意外と美味しい!って聞いてたんだけどな……江戸と京都でそんなに違うのかな……
京に蕎麦屋も当たり前に店が並んでいると思っていた。
しかし良く考えてみれば、斎藤が蕎麦をすすっていたのは確かに明治になった東京の場面。
「まさかだぁ……」
思わず呟いた。
「え、何がですか?」
「あ、いぇ別に……えっとお団子の前に……おすし?」
「蒸し寿司です。あったかくて美味しいですよ!」
「へぇ……」
斎藤も「美味いぞ」と頷いた。
聞き覚えのない料理に一体どんなものかと期待が膨らむ。
店に入り出てきた蒸し寿司、夢主はその姿に親近感を感じた。
……散らし寿司みたい……錦糸玉子の下に……酢飯?煮込んだ具材?よく分かんないけど散らし寿司みたい……
「ありがとうございます、いただきます」
金子の持ち合わせがない夢主は二人の世話になった。
土方が斎藤に幾らか心付けをしようとしたのだが、給金が払われるようになり懐も潤っていたので、気持ちだけ……と断っていた。
「これ食べたら、お団子屋さん行きましょうね!」
「そう急かすな沖田君」
「ふふ、私も楽しみです」
沖田は早く自分の大好きな団子屋に連れて行きたくて仕方なかった。
蒸し寿司を食べ終えて外に出ると、早く早くとばかりに夢主を誘う。
先を急いで歩みは速まった。
「食ったばかりで、そんなすぐに団子が入るか。それに俺は団子はいらん」
「甘いものは別腹です!斎藤さんの分は僕が食べますから!いつもの事でしょう、夢主ちゃんはお団子好き?」
「はい、甘いものは好きです」
うふふと笑って答えた。
先程から沖田が子供のように振舞っているのが可愛くて仕方がない。
「いつもの事って、お二人でお団子屋さん……そんなに行かれるんですか?」
「最近は斎藤さんと行かないかな~休息所が出来る前は、行く場所もないしよく団子屋さんで愚痴を溢したりね、あはははっ」
「ふん、文句を垂れていたのは殆ど君だ。俺はそんなみっともない事はせん」
「えー!また恰好つけちゃって!!」
くすくすと笑いながら夢主は沖田の後ろについて歩いた。
斎藤は夢主を守るように隣にいた。
……江戸時代の料理は意外と美味しい!って聞いてたんだけどな……江戸と京都でそんなに違うのかな……
京に蕎麦屋も当たり前に店が並んでいると思っていた。
しかし良く考えてみれば、斎藤が蕎麦をすすっていたのは確かに明治になった東京の場面。
「まさかだぁ……」
思わず呟いた。
「え、何がですか?」
「あ、いぇ別に……えっとお団子の前に……おすし?」
「蒸し寿司です。あったかくて美味しいですよ!」
「へぇ……」
斎藤も「美味いぞ」と頷いた。
聞き覚えのない料理に一体どんなものかと期待が膨らむ。
店に入り出てきた蒸し寿司、夢主はその姿に親近感を感じた。
……散らし寿司みたい……錦糸玉子の下に……酢飯?煮込んだ具材?よく分かんないけど散らし寿司みたい……
「ありがとうございます、いただきます」
金子の持ち合わせがない夢主は二人の世話になった。
土方が斎藤に幾らか心付けをしようとしたのだが、給金が払われるようになり懐も潤っていたので、気持ちだけ……と断っていた。
「これ食べたら、お団子屋さん行きましょうね!」
「そう急かすな沖田君」
「ふふ、私も楽しみです」
沖田は早く自分の大好きな団子屋に連れて行きたくて仕方なかった。
蒸し寿司を食べ終えて外に出ると、早く早くとばかりに夢主を誘う。
先を急いで歩みは速まった。
「食ったばかりで、そんなすぐに団子が入るか。それに俺は団子はいらん」
「甘いものは別腹です!斎藤さんの分は僕が食べますから!いつもの事でしょう、夢主ちゃんはお団子好き?」
「はい、甘いものは好きです」
うふふと笑って答えた。
先程から沖田が子供のように振舞っているのが可愛くて仕方がない。
「いつもの事って、お二人でお団子屋さん……そんなに行かれるんですか?」
「最近は斎藤さんと行かないかな~休息所が出来る前は、行く場所もないしよく団子屋さんで愚痴を溢したりね、あはははっ」
「ふん、文句を垂れていたのは殆ど君だ。俺はそんなみっともない事はせん」
「えー!また恰好つけちゃって!!」
くすくすと笑いながら夢主は沖田の後ろについて歩いた。
斎藤は夢主を守るように隣にいた。