ヘボ日記
仕事話
2025/11/25 21:30日記
苺農家をはじめて13年ぐらい。
今作、やっとやっとやっと、化学農薬不使用の苺を提供出来そう…ですぉ( ;∀;)うおおぉぉ〜〜
な、長かったおおおおお(゜∀。)
ラスボスは、害虫である蛾でありました。
ヨトウガとタバコガっちゅー蛾がおりまして、コイツが何をどうやっても侵入してきて卵を産みよるんです。
そして、幼虫が、苺の葉や蕾花を食べるんですよ。
デカくなると日中は土の中に潜って隠れてしまうので、すごく厄介な虫なんですな。
コイツを殺虫剤無しで駆除する方法が、まだ分からんのです。
きっとどこかに、そういう資材があるのかもしれないけど、私らはまだ出会えてないです。
「農薬無しでもうちの資材でイモムシ殺せまっせ〜」と公言すると、大手の農薬メーカーに潰されたり消されたりするので(マジで)、もしそんなミラクルな資材が作れたとしても内緒にしとくしかない=世に出せない=農家に届かない、なんて事はザラにあると思います。
業界に居るとこの手の話はめちゃくちゃ聞きます。
世の中は狂っておるんですなあ。
巨大利権によって相当に歪められておるんです。
はよう気づいてくれ庶民(^ω^)
まあええわ。
そんな事はどーでもええんや。
イモムシどないすりゃええんや。
撒けば一発で効く強力な農薬あるけど、使いたくないしなあ。
どないしようかな。
しゃあないし、一匹一匹手で捕まえていこかぁ。
という決心をしまして10月頭から毎日毎日…。
決して誇張でも冗談でもなく、毎日毎日毎日、苺の株をひとつひとつ見ながらイモムシ見つけて駆除するという作業を、えー……、今日もやってました。
ピンセットを手に持ちまして、体長1ミリ〜5ミリぐらいの幼齢虫をですね、チマチマ捕まえてゆくんです。
イモムシは大きくなると、日中、土の中に隠れてしまうから、小さいうちに全部取らないとダメなんです。
中には、取り逃してデカくなったヤツや、外から侵入したデカイモムシに食害される事もあり、そういう場合は食われた箇所に目印をつけておき、夜間に再出勤して懐中電灯で照らして探して駆除するという事を、10回以上はやりました。
10月頭から今日まで50日間。
手で駆除したイモムシの総数、1300匹以上です。
これを他の苺農家さんに言ったらスゲービックリされました。
そらそうや、そんなキチガイな駆除、フツーは誰もやろうとは思わんよ!
でもやったんだよ。
キチガイだからだ!!(゚∀゚)
今後の課題。
そのような苦労をヘンテコエピソードに昇華して、エンタメっぽくバイヤーさんに披露する事ですね。
笑ってくれるといいなあ。
