ヘボ日記
好きな小説家
2023/03/23 05:56日記
好きなものは何度でも語りたくなる。
好きなプロ作家の小説は何度も何度も読む癖があるので、新しい作家を探してハマる事が殆どありません。
私はホラー小説が好きです。
特に好きなのが、小林泰三、福澤徹三、平山夢明、この3名です。
三者とも、男性だからこそ書ける文体のカッコ良さがあって、神レベルに崇めています😂
かっこよすぎて死にそうだ!(゚∀゚)
三者ともに、個性と真似出来ない凄みがあって、どの人が一番かなんて決められないです。
でも再読回数が一番多いのは、平山夢明です。
平山夢明が、とにかく好きすぎる…。
非常に評判の悪い作家です😂
今でこそ、「ダイナー」で人気を勝ち取っている方ですけど、それまではカルト級人気にとどまるだけの「一般人からは激しく嫌われる外道鬼畜系の作家」として存在されていたと思います。
密林のレビューとかでもボッコボコに書かれてんじゃないでしょうか。
私はこの方の発想力を尊敬しています。
起承転結の、転結がヤバすぎるww😂
全く思いもよらない展開を作ってみせてくるので、それまでの胸の悪くなるほどの陰惨さグロさなんか全部吹っ飛んでしまうんです。
展開の凄さの驚きの方が、はるかにまさってしまうんですよ。
何故こんなに面白い話を書けるんだ…
そう思って、面白さの仕組みを知りたくて、私はこの方の小説を何度も何度も…解剖するかのように読みまくり、分析を試みた事があります。
短編小説なのに、凄まじい面白さを見せてくる方です。
キャラの説明をするのにも、いちいちセンス溢れる比喩を出してくる。比喩でその人物像をあらわし、直接的な紹介みたいな書き方が少ないように思います。
このあたりの比喩表現に私はかなり影響されてると思います。なにせ、読みすぎたんです。好きすぎて、リアルでも常に脳内に平山ワールドが展開されている…そんな感じなので、今では平山夢明世界からの脱却が目標だったりします……
「平山夢明か、どれどれ、どんなもんや〜?」
↑こんな興味を持たれて平山作品に手を出す方はおられるのでしょうか。
私は全くおすすめしません😂
もうちょっと……おいそれとおすすめ出来るような作家では無いんです。
特に子持ちの女性にはおすすめ出来ない。
読んで平山に怒りを感じる方とか、結構居そうですよ。
なんてひでー小説を読ませるんだ、と。
ワシは耐性には自信あるで、かかってこいや。
↑このぐらいの、活きのある方ならダイジョブですが、読んだからと言って何のメリットがあるんだろうと思わせるのが平山夢明であります😂
まあとにかく、発想の凄さ。
プロだから構成が凄いのは勿論ですが、とにかくこの作家の発想が凄いです。
こどもの頃から、非常に治安の悪い地域で過ごされた方です。
朝、小学校に行く道すがら、ベンチで寝ている人がいた。
学校から帰ってくると、ベンチにはまだその人が寝ている。
よく観察したら、死んでいた。
友達と、飲食店連なる路地裏で、ヒーローごっこをして遊んでいた。そこに、包丁を持った謎のおじさんがやってきて無言で刺そうとしてきたので、友達と一緒に走って逃げた。
目の前で、人が車や電車で轢かれる所を、何度も何度も目撃してきた。見たくは無いのに人体が破壊されるシーンを目に焼き付けられた。
なんか、これが同じ日本かよと思うぐらいにバッドでエキサイティングな環境で生きてこられたんですね。
そして、それがフツーなぐらいには、たくましく適応されていたのですよ。
だから、脳がもう、そんな感じになってるんじゃないかと。
そんな環境でフツーに生きてく為には、世にある一般常識やら倫理やら、クソの役にも立たないんですよ。
そんなモンは、全く通用しない世界なんです。
そこを生き延びる為の、特殊な発想力。特殊な物事の捉え方。
これが強みとなって平山夢明の独特の世界観が輝いているように思えてなりません。
作品の面白さ、発想の凄さ。
これを、閃きのみでやってのける天才型もいるのでしょうが、私はどちらかと言うと、己の独自経験を基礎としてそこに閃きを加えて作ってくるタイプの作家に惚れてしまいますね☺️
ではでは〜
好きなプロ作家の小説は何度も何度も読む癖があるので、新しい作家を探してハマる事が殆どありません。
私はホラー小説が好きです。
特に好きなのが、小林泰三、福澤徹三、平山夢明、この3名です。
三者とも、男性だからこそ書ける文体のカッコ良さがあって、神レベルに崇めています😂
かっこよすぎて死にそうだ!(゚∀゚)
三者ともに、個性と真似出来ない凄みがあって、どの人が一番かなんて決められないです。
でも再読回数が一番多いのは、平山夢明です。
平山夢明が、とにかく好きすぎる…。
非常に評判の悪い作家です😂
今でこそ、「ダイナー」で人気を勝ち取っている方ですけど、それまではカルト級人気にとどまるだけの「一般人からは激しく嫌われる外道鬼畜系の作家」として存在されていたと思います。
密林のレビューとかでもボッコボコに書かれてんじゃないでしょうか。
私はこの方の発想力を尊敬しています。
起承転結の、転結がヤバすぎるww😂
全く思いもよらない展開を作ってみせてくるので、それまでの胸の悪くなるほどの陰惨さグロさなんか全部吹っ飛んでしまうんです。
展開の凄さの驚きの方が、はるかにまさってしまうんですよ。
何故こんなに面白い話を書けるんだ…
そう思って、面白さの仕組みを知りたくて、私はこの方の小説を何度も何度も…解剖するかのように読みまくり、分析を試みた事があります。
短編小説なのに、凄まじい面白さを見せてくる方です。
キャラの説明をするのにも、いちいちセンス溢れる比喩を出してくる。比喩でその人物像をあらわし、直接的な紹介みたいな書き方が少ないように思います。
このあたりの比喩表現に私はかなり影響されてると思います。なにせ、読みすぎたんです。好きすぎて、リアルでも常に脳内に平山ワールドが展開されている…そんな感じなので、今では平山夢明世界からの脱却が目標だったりします……
「平山夢明か、どれどれ、どんなもんや〜?」
↑こんな興味を持たれて平山作品に手を出す方はおられるのでしょうか。
私は全くおすすめしません😂
もうちょっと……おいそれとおすすめ出来るような作家では無いんです。
特に子持ちの女性にはおすすめ出来ない。
読んで平山に怒りを感じる方とか、結構居そうですよ。
なんてひでー小説を読ませるんだ、と。
ワシは耐性には自信あるで、かかってこいや。
↑このぐらいの、活きのある方ならダイジョブですが、読んだからと言って何のメリットがあるんだろうと思わせるのが平山夢明であります😂
まあとにかく、発想の凄さ。
プロだから構成が凄いのは勿論ですが、とにかくこの作家の発想が凄いです。
こどもの頃から、非常に治安の悪い地域で過ごされた方です。
朝、小学校に行く道すがら、ベンチで寝ている人がいた。
学校から帰ってくると、ベンチにはまだその人が寝ている。
よく観察したら、死んでいた。
友達と、飲食店連なる路地裏で、ヒーローごっこをして遊んでいた。そこに、包丁を持った謎のおじさんがやってきて無言で刺そうとしてきたので、友達と一緒に走って逃げた。
目の前で、人が車や電車で轢かれる所を、何度も何度も目撃してきた。見たくは無いのに人体が破壊されるシーンを目に焼き付けられた。
なんか、これが同じ日本かよと思うぐらいにバッドでエキサイティングな環境で生きてこられたんですね。
そして、それがフツーなぐらいには、たくましく適応されていたのですよ。
だから、脳がもう、そんな感じになってるんじゃないかと。
そんな環境でフツーに生きてく為には、世にある一般常識やら倫理やら、クソの役にも立たないんですよ。
そんなモンは、全く通用しない世界なんです。
そこを生き延びる為の、特殊な発想力。特殊な物事の捉え方。
これが強みとなって平山夢明の独特の世界観が輝いているように思えてなりません。
作品の面白さ、発想の凄さ。
これを、閃きのみでやってのける天才型もいるのでしょうが、私はどちらかと言うと、己の独自経験を基礎としてそこに閃きを加えて作ってくるタイプの作家に惚れてしまいますね☺️
ではでは〜