ヘボ日記

注意書きは難しい

2023/02/20 05:15
字書きの気持ち
決算があるので、日本全国みんな忙しい時期のような気がする…😇

特に経理関係の方々。

地獄の忙しさではなかろうか……
私は数字が大の苦手なので、数字を扱う職業に就いておられる方には、全く頭が上がりません!( ;∀;)


話変わって、ニ次創作の注意書きについて。
R描写が出てくるモノの「注意書き」をどこまでやりゃいいのか、私は未だに迷い続けておりますよ。
あからさまな性描写が出てくるものには、R18と表記してりゃいい。
↑こういうのは、簡単なんですよ。

難しいのは、行為の過激さを、どのような注意書きで表記すりゃいいのかって事ですな。
どこまでが「ソフト」で、どこからが「ハード」なんですかね?🤔

これが人によって、分類の基準が違ってくるんです。
「G R18」←これもそうです。
グロ描写というのは軽いものからヤバいものまで幅広く、その過激さには、グラデーションがあるんですな。
「殴ったら口から血が出た」←これだけでも、流血表現という事でG表記をされる方が居らっしゃるし、私みたいに茶飯事レベルで暴力行為を書いてる者は、殴って流血ぐらいではG表記はいちいちつけてない。

そもそも、殴って流血なんてのは、既にDB原作の中で当たり前に出てくる光景なので、原作読了した人に対しては「その程度の暴力には耐性を持っていらっしゃるはずだ」と、私は思っているんですね。

ただ、キャラクターを生きた人間と同じく「尊厳ある存在」とみなした場合。

ニ次創作者が、自作品の中で鳥山氏が生み出したキャラクターを酷い目に遭わせるというのは、「キャラクターの尊厳を踏み躙っている行為」に相当します。

ここに、閲覧側の「不快感」が発生する。

「人様が作ったキャラに、お前はなんて酷い事をするんだ」

こういう不快な感情が生まれるんです。
キャラクターを、生きた人間と同様に捉えて、生きた人間と同様に「人権」「尊厳」を持たせようとする方々もいらっしゃる。そのような方にはG表記をして示さねばなりません。

反対に、実在しない架空のキャラクターなのだから、キャラがニ次創作の中でどんな目に遭おうが、心理的ダメージを喰らわないという方々もいらっしゃるんです。

DBにどれだけ深くハマっているかも関係してくる。
もの凄い愛着のある方なら、上では前者となる。
軽く楽しんでいる方もいてそれが後者となりますが、このような方々がニ次のエロに求めるものはとにかく「キャラクターのエロ」なのであって、心理やら解釈のきめ細かさとかは、ほとんど求めていないと思います。

で、そういう人にとっては、軽い性描写にガチなR表記をされたモノってのが、スゲー迷惑レベルだったりするんですよ。

エロを期待してR18を開いたのに、碌にエロ描写が出てこなくて、読んで時間を損した。時間を返してくれ。

↑こんな気分になると思います。

本当に、色んな人がいる中で、創作側は注意書きをしていかないといけない。

で、創作側は、自分で創作するぐらいだから、当然DBを深く愛している訳で、誰に向けた注意書きをするかと言ったら「自分と同じぐらいにDBキャラクターを愛している人たち」となってくる。

「あなた方も、私と同じぐらいにDBキャラクターを愛しているはずですよね?」という前提で、注意書きをしていると思います。
同好の士に向けた注意書きなんです。

私も、同好の士に向けた注意書きをしています。
サイトのプロフィール欄では、初見の方々に対してかなりきつめに注意書きをしています。
原作のイメージを損ないたくない人に対しては「絶対に読まないでください」と注意しています。
「絶対に」という、一番強い言葉を使わないと、注意してくれないんじゃないかと感じますね。
SNSの影響で、「閲覧側の自己責任」ってものが崩壊していると思うので……。

前身サイトの「サドベジ〜」も、かなり怖い雰囲気でやっていて、それは過激な作風を嫌う人たちに、なるべく早い段階で「ここはヤバい」と気づいてもらう為でした。
かなり後になってから、サイトの正体が分かるなんてのはショックだからですよ、

自分なりに注意書きには気をつけているんですが、限界を感じる事もある。
ベジブル馴れ初めの「燈火」という作文。
これの注意書きが難しかった。
10〜12ページ、ここはベジータの記憶の想起部分で、ベジータが男キャラから性的に拷問を喰らうというシーンなんですね。
私は、燈火を連載当時、注意書きには、「過激なので注意してください」ぐらいにとどめていました。
男色なんて言葉は出しませんでした。
それは、「同好の士に読んでもらっている」という、前提があったからです。
私はそれまでにベジータの軍時代の話を沢山書いてきて、そこには常に、ベジータが男から性的に脅かされている描写を込めてきました。
だから、読者さんは、その事を承知の上だろう。
それに、サイト全体がもう、ヤバい危険な感じだし、「ノーマルな作風」なんてのは求められてないだろう、という気持ちの前提があったのですよ。

でも、不快に思われた方からの意見がサイトに届きました。
「NLに男色を混ぜないでください」

この拷問シーンが、最後まで意味を持つ大事な所であって、ベジータから戦意を喪失させる為にはどうしてもこの拷問で「誇り」を奪う必要があったので……。

これが読めないとなると、私の作る馴れ初めだけでなく他の作文だって、読めないものばかりになります。

今は、燈火は、内容をバラすようにして注意書きをしています。そして、ここでも「絶対に読まないようにしてください」と注意書きしておきました。

燈火は書くのが大変で、スピードも速めていました。35万字を7ヶ月ぐらいで書いたと思います。
内容の重さもあり、かなり大変な思いをして書いてました。
なので、ひとつでもクレーム的なものがあると、びっくりするぐらいのダメージを喰らうものです。
だから、燈火を書き終わって、私はサイトを閉鎖しました。突然閉鎖です。疲れたんですね。
やはり一生懸命にやっている最中にクレームを貰うというのは……凄いですね、もの凄い精神的なダメージです。
注意書きは難しい。
それと同時に、どれだけ気をつけていても、ネガな現象ってのは絶対にゼロには出来ないんですね。

ネガ現象が来ても冷静でいられる心。

↑これを常に作っておくしかないのかなーと思います☺️

長々と、まとまりなく、失礼しました。
ではでは(´∀`)
ハートありがとうございます

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