こんちはＱ作です。

カップル小説を書くとなると、エロ場面がセットになってきます。

『私には無理だ！エロは苦手、恥ずかしくて書けん！』

字書きさんがこんな風におっしゃるのを、今までに結構見てきたんでありますよ。
大抵の字書きさんが、こんな感じで、『相当に勇気を出して頑張らないと、エロは書けない』と思ってらっしゃるのではないでしょうか？🤔

そもそも、カップル小説に、エロは必要なのだろうか…？

これは、その作品が、男性向けか女性向けかで、大きく変わってくるんじゃないかと思ってます。

オタ小説の多くは、女性向けです。
女性の好む恋愛模様を展開するのが殆どでありまして、そこには、純粋な愛、あたたかな愛、を含んだものを、求められる事が多いです。

愛を持って、2人が結ばれる。
……この様子をエロ場面で見せてゆく訳ですが、愛しあっている２人ならば、行為の最中は、相手を慈しむ気持ちがほぼほぼ脳内を占領している感じだと思うんです。

そこで、ドエロな気分で相手の身体の状態を心の内で実況したり、ドエロな感じで言葉に出したりというのは、まずあり得ない。

静かに、神聖な気持ちすら持って、行為に没頭するはずなんです。
なので、純愛であればあるほど、エロ場面は逆に邪魔になってくるんじゃないかと思います。
『穢れた感じ、下劣な感じ』
エロ場面を出す事によって、どうしてもこういうのが生まれてしまうんです。

よほど美しく行為を描ければ良いのでしょうが、エロ行為ってのは強い本能が含まれますから、それを終始清く美しくってのも、なんだかリアルではない感じがする…。

実際のセックスはそんな綺麗なモンじゃねーだろ

↑こんな風に読者さんに思われるかもしれんのです。
だから難しいんです。
読者さんの中には、『結ばれるまでの過程でドキドキ出来たらOK、むしろエロ場面は見せないで欲しい、夢が壊れるから辞めて欲しい』と思う方も居ます。

女性は、キャラの、愛に溢れた心情が見たいのであって、克明な性描写を求めている訳ではない。

↑こういうのを、私は感じます。だから、そんなにエロ場面は必要無いというか……
女性読者相手なら、匂わせるだけでもエロティックに感じとって貰えるから、エロ場面が絶対に必要とは思わないんですね🤔

対して男性読者は、『心情はそんなに要らん。ひたすらにエロが見たい。エロの中でキャラが喘ぐ声を聴きたい、行為のリアルさを視覚的にもたっぷり見せて欲しい。オレがオカズにしたいからだよ、言わせんなこの野郎！』という感じだと思います。

こういう読者に読んでもらうためには、そりゃもう、ドエロい喘ぎ声を数行に渡って書くとか、行為の音をエロ漫画並みに表現するとか、本能的なゲスな心情をキャラに抱かせるとか、女性向け小説とは全く違う事をやらなくちゃなりません。

正直、崇高な愛とかは要らん。
愛を見せるなら、行為が終わった後で良い。

↑こんな感じでしょうか。

ドエロく絡んだ翌朝に、なんかピュアーな感じで、キャラ同士が照れてるとかですね。特に男キャラが申し訳なさそうに照れてるとかですね。

昨夜はごめんなさい、本能にかられてやりすぎちゃいました…💦

↑こんな感じを男側が見せて、女キャラが、やれやれしょうがないわねえ〜と受け入れてくれる。
そんな仲良しな感じをチラッと見せれば、ラストはまあまあ『純愛』ぼくなるんですよ。

男性は、本能的な描写を求めているんです。

どんな読者層に向けた小説かで、エロ場面の質はかなり変わってきますね…🤔


そんで私は、オタ作文を始めた当初から、『男性にも読んでもらいたいなあ』という気持ちが強かったんです。
私は、子どもの頃から『男の子に生まれたかったな』という気持ちがありました。
今でも、男の世界に、強烈な羨望があります。男に混じって仕事をしていたい、という気持ちもある。　

アホやから絶対に無理やけどな！(ﾟ∀ﾟ)

男性にも読んでもらいたい……そんな強い気持ちがあるから、エロ場面は、めちゃくちゃ力を入れてしまいます。
けれども、このサイトには、まず男性は来てくれないと思うんですよ。
それを分かっていても、やっぱり男性読者にも来て欲しい気持ちは消せない。

読者さんは女性ですので、１００%男性向けのエロ場面では、嫌がられてしまいます。
なので、なんとか…女性にも受け入れられるような、ギリギリの所を一生懸命やっていますww😂😂　

あとは、私は『純愛』を書きたいとは思わないんですね…( ；∀；)

ベジ太が、戦闘時に、相手に見せる『偉そうな態度、意地悪なマウント』これをベッドでも披露してほしい……

こんな動機でやってますから、愛に溢れた、ラブラブな感じにはなりようが無いんですよ…( ；∀；)

だから、純愛を求める正統派の方には、めっっちゃくちゃ嫌がられる作風だと思います😂💦

テメーの性欲を満たす為にキャラを利用してんじゃねーよ

↑こんなふうに思われてしまうタイプの作風やと思いますね！どっちか言うたらね！( ；∀；)

なので、読んでくださる閲さんは、心の広い方々なのだと……私は常々思ってるんですね( ；∀；)

いつもありがとうございます。
ではでは。