灰羽リエーフ
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灰羽リエーフの場合
「ごめんリエーフ、夕飯が死んだ!」
『死んだ!? なんで!?』
カウンターキッチンから、ダイニングに向かって〇〇の声が響いた。
俺がびっくりして振り返ると、〇〇が俺を手招きする。
俺はソファから立ち上がり、急いで〇〇の元に向かった。
そして見事に爆発を起こした、オーブンレンジの中を見せられる。
多分タンドリーチキン? を、作ろうとしてくれてたんだと思う。肉やハーブ、野菜が見事に飛び散って、レンジの中はある意味鮮やかだった。
『っぶは、なにコレすげー! "夕飯は爆発だ!" じゃん』
「それを言うなら"芸術は爆発だ!"ね。ごめん今から作り直していい?」
『え、いいよ! 俺コレ食べたい!』
「はぁ? やめときなよ、絶対美味しくないって」
『わかんないじゃん! 一応火は通ってるんだよね?』
「ううん...爆発してるから、たぶん?」
〇〇は乗り気ではないらしく、歯切れの悪い返事が返ってくる。
俺は気にせず食器棚から大皿を出すと、色とりどりの食材たちを皿に移し始めた。
「すご...ロシアって盛り付け方、こんなに綺麗なの?」
『ううん、ねーちゃんがよくやってるから! 真似しただけ!』
「そうなんだ! リエーフはなんでもできてすごいね!」
大輪の花に見立てて盛り付けたのが良かったのか、〇〇がすごく褒めてくれる。正直めちゃくちゃ嬉しくて、ニヤニヤと笑った。
一口分を箸でつまむと、パクりと食べてみる。
『あ!』
「!? や、やっぱり不味かった!?」
『ちがうちがう、ハーブ効いててめっちゃうまい』
「うそ」
『まじ! 食べてみなよ』
俺はまた一口分を箸でつまむと、〇〇の口元に持って行った。
〇〇はちょっと怖がりながら、かぷ、と食いつく。口元を押さえて何度か咀嚼すると、俺の方を向いた。
「リエーフすごい、普通に美味しい。盛り付けのおかげ?」
『へへ、俺と〇〇のおかげ! ご褒美のちゅーしよ!』
「リエーフいいこか!」
「ごめんリエーフ、夕飯が死んだ!」
『死んだ!? なんで!?』
カウンターキッチンから、ダイニングに向かって〇〇の声が響いた。
俺がびっくりして振り返ると、〇〇が俺を手招きする。
俺はソファから立ち上がり、急いで〇〇の元に向かった。
そして見事に爆発を起こした、オーブンレンジの中を見せられる。
多分タンドリーチキン? を、作ろうとしてくれてたんだと思う。肉やハーブ、野菜が見事に飛び散って、レンジの中はある意味鮮やかだった。
『っぶは、なにコレすげー! "夕飯は爆発だ!" じゃん』
「それを言うなら"芸術は爆発だ!"ね。ごめん今から作り直していい?」
『え、いいよ! 俺コレ食べたい!』
「はぁ? やめときなよ、絶対美味しくないって」
『わかんないじゃん! 一応火は通ってるんだよね?』
「ううん...爆発してるから、たぶん?」
〇〇は乗り気ではないらしく、歯切れの悪い返事が返ってくる。
俺は気にせず食器棚から大皿を出すと、色とりどりの食材たちを皿に移し始めた。
「すご...ロシアって盛り付け方、こんなに綺麗なの?」
『ううん、ねーちゃんがよくやってるから! 真似しただけ!』
「そうなんだ! リエーフはなんでもできてすごいね!」
大輪の花に見立てて盛り付けたのが良かったのか、〇〇がすごく褒めてくれる。正直めちゃくちゃ嬉しくて、ニヤニヤと笑った。
一口分を箸でつまむと、パクりと食べてみる。
『あ!』
「!? や、やっぱり不味かった!?」
『ちがうちがう、ハーブ効いててめっちゃうまい』
「うそ」
『まじ! 食べてみなよ』
俺はまた一口分を箸でつまむと、〇〇の口元に持って行った。
〇〇はちょっと怖がりながら、かぷ、と食いつく。口元を押さえて何度か咀嚼すると、俺の方を向いた。
「リエーフすごい、普通に美味しい。盛り付けのおかげ?」
『へへ、俺と〇〇のおかげ! ご褒美のちゅーしよ!』
「リエーフいいこか!」