第一章
「私は履けるぞ」
現れたのはカービィの保護者兼パートナーのメタナイト。確かにメタナイトなら履きそうだ、とルーティは想像して苦笑。
とはいえ、未だ何の水着も手にしていないということは決まってないらしい。
それを見たカービィが。
「んふふー、僕が決めてあげるぅ」
怪しく笑う。やはり、三日後のバカンスが楽しみすぎてテンションも高いのだろう。
「ビキニとかぁー、パレオとか」
「女物ではないか!」
すかさず突っ込むメタナイト。
「あらやだ。スク水派?」
「カービィ!」
からかうようにオカマっぽい口調で話すカービィ。羞恥で頭から湯気が噴き出し、メタナイトはカービィを怒鳴って追い回す。
この二人は何処でも変わらないな。