第三章
「いいじゃない。要はやられなきゃいいんだから」
シフォンが微笑を浮かべると、ローナは人差し指を立て、ウィンクで星を飛ばし。
「僕達のサポートを信じてよ!」
「何で俺がサポートされる前提で話が進んでんだ!」
当然、ネロは声を荒げて。
……確かに、今回は参加しなければどうとかっていう罰ゲームは無さそうだし、普通のスイカ割りをした方が良さそうだ。
今度こそ誰も参加しないだろう、と思いきや。不意にメタナイトが前に出てきて。
「ローナは今、重要なことを言った」
「僕?」
メタナイトが告げると、意識をしていなかったらしく、ローナは小首を傾げて。
「そう。……これはパートナーのサポートを信じ、戦うゲーム」