第三章
サムスはいつものように長い金髪をポニーテールにして括っており、アクセントには黒色のシュシュを。水着は紺碧色のビキニで大人っぽく、白い肌が際立つ。
一方のゼルダは、何故か茶色の髪をツインテールにして括っている。……恐らくピーチにやられたのだろう。水着は白の花柄が可愛い茶色のパレオ。
それにしても、二人はスタイルが良いので遠目に見てくる男も多い。ナンパの候補だろうな、とルイージが見惚れていると。
「注目!」
突然、近場に現れたリオンがメガホンを手に声を上げて。二度、メガホンを使われては恥ずかしいので、その一言でX部隊の全員がリオンの元へ集合。
「何だマゾ。公開砂浜プレイか」
「それも悪くない」
駆けつけたユウの言葉に頬を赤らめるリオンだったが、今回の目的はもちろん違う。
リオンはメガホンを振り上げると。
「今からビーチフラッグ対決を行う!」