◆名前:ダーズ/性別不明(体の作りは人間の雄)/一人称:ぼく・ボク・おれ・オレ/年齢不詳(身体年齢:14歳)/学園パロ→謎の転校生


◇いつも眼孔を開いている。常時情緒不安定で感情の起伏が激しい。発狂したり泣き出したり──かと思えばぴたりと止んで静かに笑い出すなど大抵の人は手に負えないだろう。通常時は言葉選びを配慮しない素直な性格で事実悪気はない。実際は頭が回るのに何故か知らぬ存ぜぬといった振る舞いをする。

邪神に等しいその正体は混沌と闇の化身。

太古の昔、幼少の頃に天空人によって地の底に堕とされたことがきっかけとなり恐ろしい力に取り憑かれた。その際金色の髪は黒に呑まれ白磁の肌は灰色に染まってしまう。髪の内側には妖しい紫色の世界が揺らめいているがこちらも誰が触れても害といったものは特にない。

鎖に捕らえて混沌と闇の力を流し込んで対象を支配する能力を持つ。強い力によって強制的に狂化してしまうのでいくら呼び掛けたところで通じない。強い衝撃によって支配を解くことも出来るが身体能力を大幅に上昇させているので一筋縄ではいかないだろう。戦闘時は幾つもの先端部が鋭利な紅の爪である触手を纏う衣装の袖や背中から喚び出して自在に操る。闇の力によって虚空に歪みを生み出してそこから触手を召喚したり自身が空間移動することも可能。

また支配した相手の複製を作ることができる。マスターの創造とは異なり、そのままだと魂も何もない空っぽの状態である為動かない。

呪いが根付いたようなものなので背中やその他体の要所要所に本人の意思とは関係なく触手が絡み付いて離れない。但しダーズ自身が弱気になると徐々に引っ込んでいってしまうようだ。

地の底に堕とされてからも変わらず双子の兄であるキーラを敬愛してきた。事件解決後は遠慮なく健気に接しては甘えている。過去の事件を彷彿させる光と羽根に関しては過呼吸を起こすほどに嫌悪意識を持っているがキーラのみ発症しないらしい。一応は天空人であったため耳は兄のキーラと同じく羽根の形をしている。

感情によって一人称が変化する。


☆キーラについて一言！
「お兄様の光は淡く優しい尊い光。だから光にたかってくる愚かな虫どもをボクが追い払ってやるんだぁ。そうしたらお兄様はおれのことを見直してもっともっと愛してくれるかなぁ」